ニュース・気象情報 2016.01.05


11時になりました。
ニュースをお伝えします。
岐阜県の北アルプスの西穂高岳で、きのうから行方が分からなくなっていた、日本人とインドネシア人の20代の男性2人は、警察がけさから捜索した結果、山頂の西側付近で見つかり、無事救助されました。
警察によりますと、2人に大きなけがはないということです。
去年、フランスの新聞社、シャルリ・エブドが、武装した男らに襲撃された事件から1年となるのに合わせて、特別号が発行されることになり、その表紙に掲載される神を題材にした風刺画を巡り、再び議論が起きています。
パリの新聞社、シャルリ・エブドでは去年1月、武装した男らが押し入って銃を乱射し、当時の編集長など12人が死亡しました。
事件から7日で1年になるのに合わせて、新聞社は特別号を発行することになり、表紙に掲載される風刺画が、4日、公開されました。
風刺画には、暗殺者は今も逃走中とのタイトルと共に、自動小銃を抱えた老人が、走って逃げる様子が描かれています。
風刺画を描いた編集長は、フランスのメディアに対し、風刺画は神を題材にしたものの、特定の宗派ではなく、宗教を巡りテロが頻発する状況を表現したと説明しています。
シャルリ・エブドは、イスラム教で教えに反するとされる預言者の姿を風刺画で描き、イスラム社会から反発を招いてきました。
今回の風刺画についても、フランスのメディアは、宗教とテロを同一視していると、批判的な意見を伝える一方、表現の自由を守ることの大切さを忘れてはいけないとの意見も紹介していて、再び議論が起きています。
日系企業の進出が相次ぎ、駐在する日本人の数が急速に増えている、メキシコ中部に新たに日本総領事館が設けられました。
メキシコ中部には、自動車メーカーをはじめとした日系企業の進出が相次いでいて、グアナファト州など、中部の6つの州に暮らす日本人の数はおよそ3500人と、この5年間で2倍以上に増えています。
こうした状況を受けて、メキシコ中部の主要都市レオンに、新たに日本総領事館が設けられ、4日から業務を開始しました。
メキシコではこれまで首都のメキシコシティーにある日本大使館が、国内のすべての地域を担当してきましたが、新たに設けたレオン総領事館は、グアナファト州やアグアスカリエンテス州など、メキシコ中部の6つの州を管轄し、パスポートの発給などの領事業務のほか、現地に進出した日系企業の支援などを行います。
またメキシコ中部では、日系企業の増加に伴い、日本人が事件や事故の被害に遭うケースも増えているということで、総領事館の開設によって、こうした被害の防止や、円滑に邦人保護を行うことも期待されています。
全国の天気、雲の動きです。
北日本の日本海側には、寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が広がっています。
大陸から進んできた大きな雲が、西日本にかかっています。
きょうの天気です。
北日本の日本海側は雪が続き、北海道ではふぶく所があるでしょう。
東日本から北日本にかけての太平洋側は、晴れ間が広がる見込みです。
北陸から沖縄にかけては、午後から雨の所が多くなりそうです。
(拍手)2016/01/05(火) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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