RIZIN FIGHTING WORLD GRAND−PRIX2015〜I… 2015.12.31


≫格闘技界の新銀河系軍団RIZIN。
立ち技格闘技のクイーンが総合格闘技初挑戦。
日本のツヨカワクイーンRENA。
対するは、RENAを上回るツヨカワイタリアンイリアーナ・ヴァレンティーノ。
熱きクイーン対決で幕開け。
新生K‐1の新カリスマ登場。
武尊が、大晦日の夜を燃やす。
対するはキックボクシングが大ブーム中国からの死角K‐1ルール武尊VSヤン・ミン。
あのPRIDE王者シウバを寝技で絞め落とした怪力の持ち主。
霊長類ヒト科最強女子ギャビ・ガルシア登場。
対するは、戦慄のレディービースト。
誰も見たことのない女子メガトン対決。
衝撃の視聴率43%。
横綱の無様なKO負けから12年。
再戦。
曙VSボブ・サップ。
角界一の怪力。
涙の幕内優勝からわずか3年。
元大関・把瑠都格闘技デビュー。
対するは、ミスターK‐1。
総合格闘技ルールバルトVSピーター・アーツ。
一族の誇りをかけて若き継承者たちの戦い。
山本美憂の息子格闘家一家のDNA。
対するはヒクソン・グレイシーの息子グレイシー柔術正当継承者山本アーセンVSクロン・グレイシー。
60億分の1の男エメリヤーエンコ・ヒョードル。
かつて、人類最強と呼ばれた男が3年ぶりに復活。
対するはインドの巨象、シング。
≫皆様、お待たせいたしました。
実に10年ぶり、大みそかに格闘技の祭典が帰ってきました。
高田統括本部長またリングの前でご一緒する日が来るとは私、感無量でございます。
≫私も感無量ですよ。
今大会は世界15の国からレジェンドファイター現役最強ファイターそして、注目の女性ファイターが集結しました。
これを見ないで年は越せませんよ。
≫ドキドキしてきました。
解説の佐藤ルミナさん。
格闘技界がここから盛り上がっていきますね。
≫年に一度の格闘技のお祭りが帰ってきたことは本当にうれしいことです。
今回は日本格闘技、そして世界の格闘技が1つにまとまった感じなのですごいうれしいですね。
ちょっと現役に復活したくなりました。
≫その言葉、いただきました。
ありがとうございます。
聞きましたね、今の。
そして関根さん会場の盛り上がり、すごいですね。
≫大興奮のビッグマッチが目白押しですからね。
まずは皇帝ヒョードルの復活でしょ。
伝説の一戦曙対サップのリベンジマッチ。
そして元大関の把瑠都の格闘技デビュー。
相手は、アーツですよ。
そして山本家とグレイシー家の対決も見逃せませんね。
≫全部楽しみですね。
≫ワクワクします。
≫関根さんも大興奮の試合を熱い実況で伝えてくれるのはRIZIN実況アナ軍団です。
フジテレビの福永アナウンサー代表してひと言よろしくお願いします。
≫選手が戦いに魂を込めるように我々、実況アナ軍団は言葉に魂を込めて熱い戦いをお届けします。
≫よろしくお願いします。
そして、おのさん、朝比奈さんが試合直前の選手リポートをします。
≫いざ、いざ、いざ…。
出てこいや!≫高田延彦RIZIN統括本部長の叫びとともに大みそか格闘技10年ぶりに復活。
これより全選手入場です。
RIZINWORLDGRAND‐PRIX賞金1億円トーナメントアメリカ、キング・モー対リトアニア、オークストリス。
準決勝第2試合。
石井を沈めたプロハースカ対ヒョードルの後継者ネムコフ。
日本重量級無敗の最終兵器登場。
ブレナン・ワード対長谷川賢。
これが新生K‐1だ。
新カリスマだ。
ヤン・ミン対武尊。
霊長類ヒト科女子最強決定戦。
100kg、レイディー・タパ対98kg、ギャビ・ガルシア。
この恨み、晴らさでおくべきか。
12年ぶりの遺恨清算マッチ。
ボブ・サップ対曙太郎。
RIZIN場所初日怪力大関が衝撃のデビュー。
把瑠都対ピーター・アーツ。
立ち技最強戦士たちが総合格闘技に転職。
長島☆自演乙☆雄一郎対アンディ・サワー。
これは、個人の戦いではない。
最強一族決定戦。
山本一族、山本アーセン対グレーシー一族クロン・グレイシー。
人類最強皇帝3年ぶりに大復活。
シング・心・ジャディブ対あなたを待っていた!エメリヤーエンコ・ヒョードル。
60億分の1の男が大みそかに日本のリングに降臨します。
2015年、RIZIN元年。
ここから、新たな格闘伝説が幕を開ける。
これを見ずして、年が越せるか!聖地さいたまスーパーアリーナ。
超満員。
震えて待った格闘技ファンの前で日本の、世界の新しき格闘技が始まります!≫日本のツヨカワクイーンRENA。
立ち技格闘技シュートボクシングで絶対的な強さを誇る肉食系女子。
≫女王としてではなく一から組み技初挑戦。
≫そして、もう1人。
格闘技に魅了された女性。
≫イタリアのミスパーフェクトイリアーナ・ヴァレンティーノ。
ヨーロッパ女子キック界の実力者にK‐1MAXのレジェンドペトロシアンも太鼓判を押す。
≫ジムのソファで寝泊りし格闘技漬けの毎日を送る。
≫MMAの選手がたくさんいる中でそこで、私の全てを出し切って何かを感じてもらえるような…。
≫私の全てをささげる価値がある。
RIZIN大みそか第1試合。
RENAVSイリアーナ・ヴァレンティーノ。
≫SARABAの宴からIZAの舞へ。
2015年12月31日大みそか。
日本の格闘技界最初に新時代の扉を開くのはシュートボクシングの女王RENA。
16歳、シュートボクシングでプロデビュー。
ガールズS‐cup3連覇。
シュートボクシング女子世界フライ級王座獲得。
メディアなどにも積極的に出演しシュートボクシングの顔として活躍してきました。
現在、公式戦15連勝。
4年間、無敗。
立ち技ではもう相手がいなくなりました。
今年、ジムを移籍し地元・大阪から東京へ。
新たなスタートを切った1年の締めくくりは初の大みそか総合格闘技への挑戦です。
今までよりひと回り小さなグローブで今までより大きな、大きな可能性を求めます。
12月29日、夕日が沈んだ。
そして今日また新しい朝日が昇る。
2015年12月31日大みそかIZAの舞。
先人たちの誇りと夢を胸に初めての総合格闘技のリングへ。
≫イタリアのミスパーフェクト。
イリアーナ・ヴァレンティーノ日本初参戦。
新たなる可能性を求めてシュートボクシングの女王総合挑戦、RENA。
RIZINFIGHTINGWORLDGRAND‐PRIX2015大みそかさいたまスーパーアリーナIZAの舞。
新たな時代を告げる美しき女子ファイターたちの戦いです。
スペシャルワンマッチ。
RIZIN女子MMAルール5分3ラウンドインターバル60秒。
51kgリミットで行われます。
踏みつけサッカーボールキックが解禁された過酷なルール。
イリアーナ・ヴァレンティーノ対RENA。
ともに総合格闘技初挑戦の戦いです。
今、ゴングを聞きました。
第1ラウンド、5分間の戦いです。
オーソドックスに構えるのがRENA。
対する右足前、サウスポーにぐるぐる回っていくのがイリアーナ・ヴァレンティーノ。
関根さん、RENAがいよいよ、この総合のリングに入ってまいりました。
≫シュートボクシングでは敵がいなくなっちゃってね。
総合で、それでまたイタリアの強いキックボクサーをこうやって迎えて。
楽しみですね。
≫小池さん、まずのっけから女子同士の戦いになりました。
これ、意味ありますよね。
≫美女対決って感じですけどもやはりRENA選手のいつもながらの負けん気強く前に、ガンガン出る試合を見せていただきたいと思います。
≫佐藤ルミナさん。
これはいわゆるイタリアから来た未知の強豪という選手ですよね。
≫ちょっと打撃だけでもひょっとしたらRENA選手より強いかもしれない。
かなりの実力があると思いますよ。
≫この立ち上がりの1分間を見てそう思われますか。
≫そうですね。
なかなか入れないし先手、もらってますし。
雰囲気というか面構えがすごいです。
百戦錬磨の感じがします。
≫イリアーナ・ヴァレンティーノは総合格闘技、MMAでの練習はほとんどしていないとグラウンドの練習はしていないと言っていたイリアーナ・ヴァレンティーノ。
倒した。
高田さんこの体勢になればRENAは10月から練習を積んできた。
≫ここからどういう展開ができるのか。
相手がどんなディフェンス力があるかですよ。
≫イリアーナ・ヴァレンティーノはグラウンドの練習はほとんどしていないと語っています。
≫ちゃんと総合の動きできてますね。
≫この立ち際とか、離れ際が総合ならではの動きなので。
しっかり対応していますね。
≫小池さん、この辺りイリアーナ・ヴァレンティーノも初めての日本大舞台で全く気持ち的には引いていない。
≫格闘技に人生をささげてきたとおっしゃってますから。
覚悟は、やっぱり相当なものだと思います。
このリングでの。
≫伸びてくるね、イリアーナ。
≫手足、長いですね。
≫前評判では長い手足からのミドルキックという話でしたが本人に話を伺うと、パンチが得意。
左右どちらが得意かと聞くとそれは見てのお楽しみと答えたイリアーナ・ヴァレンティーノ。
あとは、ルミナさん両者の距離感ですね。
≫ちょっとRENA選手つかみかねていますね。
あと、やっぱり伸びてきますね。
あのストレート怖いですね。
≫RENA選手のほうがまだ、深入りせずに相手の様子を見てる感じではありますね。
≫ちょっと真っすぐ入ると危ないですね。
顔を横に振って入らないと。
≫この左のストレートが第1ラウンドRENAの顔面を1発、2発捉えています。
更にバックハンドブローなどトリッキーな動きも見せてくる。
関根さん、RENAがいつもの立ち技のときの展開自分のペースができないですね。
≫強豪ですね、このイリアーナは。
フィジカルも強そうですね。
≫高田さん、総合の経験はお互いにない初めての舞台とはいえこれ、キックの戦績がイリアーナ・ヴァレンティーノは30戦29勝なんですよね。
≫驚異的な戦績ですよ。
≫ガードが危ないですね。
≫これはシュートボクシングで培った投げ。
テイクダウンに成功。
ルミナさんも一緒にRENAとグラウンドの練習をされてきたと。
≫そうですね。
ここから、しっかり習ったことをやっていけば相手はそんなにディフェンス能力はないように今のところ、見えますね。
≫ここからどういうふうに…。
≫焦らずにサイドを取ってしっかり抑えることですね。
≫しかしここで立ち上がってまいりますイリアーナ・ヴァレンティーノ。
≫立ち上がりがいいですね。
寝技の技術はあまりなさそうなんですけど天然で反応がいいです。
≫そう、天然で反応がいいという持って生まれた身体能力というのがあるんです。
≫第2ラウンドどこから突破口を見いだすかRENA。
1ラウンドでは打撃でイリアーナ・ヴァレンティーノに押されるというシーンがありました。
オーソドックスのRENAサウスポーのイリアーナ・ヴァレンティーノ。
ルミナさん、ある程度1ラウンドで相手の出方は、RENAもわかったと思います。
≫やっぱり想像以上に伸びてくるストレートとかひざっていうのはすごい怖いので。
もう少し頭を、ガードを固めて頭を横に振ったほうがいいと思います。
≫ただ高田さんRENAは、この総合格闘技初挑戦において立ち技のシュートボクシングのRENAとは全く違うRENAを見せたいという発言をしていたんですよね。
ですから寝技とかの展開タックルとかにいくかどうか。
≫今、完全に相手の距離感ですからなかなか自分のペースに持っていけないね、RENA選手。
≫休まずくるもんね。
≫隙、見せないですね。
これは厄介ですね。
≫なかなか、入れませんよ。
≫小池さん、RENAももう、ひと踏ん張り積極的にいってほしいところなんですけどね。
≫やっぱり、思うようにいかない感じで…。
≫横の動きがないとRENA選手もらっちゃいますよ。
≫回りたいということですか。
≫左右どちらかに回らないと。
真っすぐ下がると伸びてくるので。
≫関根さんRENAとしては1つ打開策としてはグラウンド立ち技にはない動きですよね。
≫そうですね。
先ほどのようにシュートボクシングのような投げで削りたいですよねスタミナを。
≫投げてからの抑え込みがしっかりできるといいんですけどね。
やっぱり相手も反応がすごくいいです。
≫多少やってきてるんでしょうね対策は。
≫ディフェンスはやっていますね。
≫投げがあった。
第1ラウンドにもこういったシーンが見られたんですがそのときはすぐ、早くイリアーナ・ヴァレンティーノが起き上がってまいりました。
≫逃したくないですね。
≫ここはしっかりポジションを取りたいですね。
ただ、相手の右足が入っちゃってるので。
ちょっとまだ抑えきれていないので。
中途半端に打たないほうがいいです。
≫サッカーボールキックが解禁されております、この試合。
横にして跳びついての十字。
総合格闘家、RENAとして新たな境地を見せている。
決めた!大逆転!≫やりましたね。
≫RENAなんと総合格闘技初戦は跳びつき腕ひしぎ逆十字!≫実は、前に来たとき教えたんです。
うちに練習に来たとき。
ここまで実戦で強いっていうのはビックリしました。
≫チャンス、狙ってましたね。
≫途中で狙ってました。
首相撲の展開から。
≫展開としては苦戦でしたがその中、よく出したな。
≫プロですね。
≫強いな、勝負勘が。
≫小池さん、いかがですか?最後、大逆転です。
≫うれしいです。
練習の成果をここで出せて。
≫だって栄子ちゃん記者会見で予言したんだよ。
跳びつきで。
≫よかった。
気持ちいいでしょう。
≫すごいな、これ。
≫関根さん、宣言どおり…。
≫本当に格闘センスがありますね。
そんな簡単に覚えられる技じゃないですよねルミナさん。
≫でも、彼女はすぐにできたんですよ。
センスもありましたね。
でも、それを試合に出すっていうのはそのあとの練習をものすごいやったと思います。
≫この局面で出すんだもんな。
一本とっちゃった。
≫しかも格好いい技でね。
≫今、リプレーが出ていますが…。
≫タイミング、ばっちりでしたよ。
≫これ、シュートボクサーの十字じゃないよ。
≫総合格闘家として成長していますね確実に。
ビックリしました。
≫今、入り方も全てフィニッシュも完璧でした。
≫そしてRENA、、マイクです。
≫シュートボクシングのRENAです。
MMA初挑戦で跳びつき腕十字したいといってたら本当にできちゃって。
教えてもらったのは本当に2年前かな雑誌のインタビューで佐藤ルミナさんに教えてもらって。
そこからすごいはまっちゃって…。
浜崎選手などの選手にたくさんのことを教えていただきました。
最後に、ちょっと一本決めた私にお願いがあるんですけど1、2、3、っていうのでシュート!で締めさせてください。
お願いします。
いきます、1、2、3…。
≫シュート!≫ありがとうございました。
≫ということでRENA、総合格闘技初挑戦で≫ここへやってきた勇気も実は規格外。
チェ・ホンマン。
ここにいてくれて本当にありがとう。
エメリヤーエンコ・ヒョードル。
未知の領域へ、ゴング。
第1ラウンドが開始されています。
ここで、高阪さん…。
≫単純にヒョードルが押し返されるところを見るのは初めて。
≫しかし、その先もあります。
腕ひしぎ十字固め。
ぶら下がっているが外すチェ・ホンマン。
≫高阪さん。
≫今の十字だったら多分…。
≫体をあびせかけられる皇帝の姿。
≫今のを見ると得意の左フックが飛び込んで、組み付いて投げて…。
≫パウンドに対して腕ひしぎ十字固め!勝利の握り拳。
エメリヤーエンコ・ヒョードル!全く何も変わっていない。
何も変わらない。
場内、大歓声なんですが…。
≫正直言って、そんなに深く入った十字ではないんですが。
ただ、やっぱりディフェンスが一瞬遅れたということとパウンドに合わせてディフェンスがおろそかになった腕をしっかり、取りにいってるので。
≫これからも、日本に来て試合を続けることを約束します。
日本の皆さんに愛され続けていて日本のファンが一番私のことを好きでいてくれます。
≫こちら、皇帝ヒョードル選手の控室です。
RIZINの主役、今日は非常にリラックスした表情でこの場所に入りました。
≫どこへ行っても自信は100%。
いつもどおり100%と奥様の声援がある才賀紀左衛門。
あらゆる状況を打破してきた所英男。
非常に高田さん紀左衛門は動きがしなやかですね。
≫非常にいいですね。
逃げにくいんじゃないですか。
≫紀左衛門選手の立つ力というのは練習している人から聞くとすごく強いらしいです。
≫チョークの体勢。
こん身の力を込めて絞め上げる。
≫抜けたね。
≫紀左衛門選手、本当に身体能力が強いんですよね。
対応力がいいよね。
≫腕十字は…。
≫逃げましたね。
≫この回転体が所。
逃がしません。
≫あそこから出すか、所選手は…。
≫出せるのが所英男。
≫大舞台に強いですからね。
所選手は。
≫そしてこの舞台で所が見たいというファンの皆さん、数が多い。
その声援でわかります。
≫放送席にやってくる間小池さん、あびる優さんとお話ししてましたけどね。
≫奥さんの見守っている画を見ると勝利をプレゼントさせてあげたいなという気になりますよね。
≫それでも足は四の字にフックされています。
≫すごいな、所選手。
≫でも、うまく防いでるね。
≫残り6分を切っている局面。
まだ時間はたっぷりあります。
1ラウンドは10分。
所コール。
腕にいくのか、首なのか。
≫川尻選手何を狙っているかな。
≫どっちでもいけますね。
才賀選手の左手も狙ってますしチョークもいけますね。
≫相手の足の間に自分の足を差し込みかけましたがそれを見せて、所の動き。
≫微妙にずらすのがうまいんだね。
≫今、そういう狭間なんでしょうね。
≫首、いきましたね。
≫捉えて足四の字にロックしています。
四の字ロックからのパンチ。
≫こっち向かないほうがいいんですよね。
決められるほうの右手で決めるのでこっちに向かないほうがいいです、才賀選手。
≫でも、まだ動いてきます。
正対したいんでしょうか。
≫腕が伸びたか!紀左衛門の左手…。
タップアウト!≫なんとかもぎ取ったな。
≫さすが、所選手ですね。
≫でも、紀左衛門選手MMAのポテンシャル高いね。
≫紀左衛門選手、すごい。
対応力が。
≫これ、何戦目?≫MMAは、まだ3戦目です。
それ、お伝えする前に展開が激しかったので言えなかった。
≫もっとやったほうがいいよ紀左衛門選手MMAを。
≫立ち技もいいけれど向いている、楽しいのはMMAと語っている才賀紀左衛門をそれでもそのキャリア譲ることはありませんでした。
所英男、腕十字で一本勝ち。
≫一度は消えた光がまた灯された。
新生K‐1が…。
さいたまスーパーアリーナへ…。
≫魔裟斗2世、HIROYA。
15歳で魔裟斗が認めた天才と呼ばれ23歳となったHIROYAが大舞台に帰還。
≫あのころ以上に成長した今のHIROYAが見せる新生K‐1の今。
相手は、格闘猿。
西浦“ウィッキー”聡生。
日本MMA界を盛り上げてきた変幻自在の格闘猿。
5年ぶりの大みそか。
≫今年は、格闘技人生最後の挑戦としてUFCを目指した。
しかし…。
≫崖っぷちの復帰戦は…。
≫グローブもあんなんだったら痛くないなと。
≫禁断の異種格闘技戦。
オスとして強いのは…。
K‐1ルールHIROYAVS西浦“ウィッキー”聡生。
≫K‐1だろうがなんだろうがと西浦“ウィッキー”聡生。
もう、魔裟斗2世とは言わせない。
そう語りましたHIROYA。
65kgウェートとなります。
K‐1ルール、3分3ラウンド延長1ラウンドマッチ。
インターバルは60秒。
ひじは、なしで行われます。
蹴り、パンチそこに特化されたルール。
スリーノックダウン、TKO判定によって雌雄が決まります。
西浦“ウィッキー”聡生の奥様、そしてお子さんがリングサイドに、もちろん駆けつけています。
鋭いまなざし。
その思い、全て受け止めて。
ウィッキー、青いグローブピンクヘアのウィッキー。
高田さん、もうこの戦い楽しみ一色ですね。
≫オーソドックスと変則タイプと。
≫総合格闘家であるウィッキーがK‐1ルール立ち技のみのルールに挑戦するのは初めてではないんですが。
とにかくこのウィッキーにほとんどノーガードで相対する戦い方。
強烈なパンチがありますね。
≫プレッシャーも高いし目もいいですね。
反応もいいし。
≫にやりと笑ってますね。
≫川尻選手出だし2人の間合いなどまだ、設定しているところかと思いますが、いかがですか。
≫近いですね、思ったより。
これはキックボクシングの距離ですね。
≫どちらのものとなるとHIROYAの…。
≫ウィッキー選手が詰めているように見えますね。
HIROYA選手の入場曲はヴァンダレイのものですよね。
これは日本の総合格闘技ファンへの挑発というかそういうのがあるんですかね。
やっぱりK‐1対総合格闘技の対抗戦なのでそういう意味でも燃えますね。
≫とにかく、今は新生HIROYAということを明らかに口にしています。
≫お互い負けられない一戦ですね。
いいですね、あの左ストレートノーモーションで。
≫小池さん。
何かウィッキーが自由に戦っているように見えませんか。
≫すごいトリッキーな試合を見せてくれる期待感はありましたが2人とも一発もらったらにやりと笑うというのが不気味ですよね。
試合を楽しんでいる感じが。
≫その中から関根さん、HIROYAの動きどう見えるかぜひ教えてください。
≫ちょっと硬いですね。
ウィッキー選手に好きなように動かれてますね。
≫しかし、ここに向けてのトレーニング。
弟の選手がいるんですがそれから、トレーナー。
もう十分に対策を練ってきたというのがHIROYAです。
≫HIROYA選手からしたらやりやすい相手じゃないですよね。
あまりいないですからねこういうタイプは。
≫その弟の大雅選手にも動きを真似てもらってということでしたが。
≫HIROYA選手も構えが崩れていないので変則に勝つには王道なんですよね。
スタイル的に。
≫違うものでということですか。
≫変則に変則じゃ勝てないのでしっかり王道な攻撃をしていると思いますHIROYA選手。
≫確かに、それをウィッキーも語りました。
相手は教科書どおりで≫2ラウンド目です。
これが中盤。
HIROYAが、関根さんこのウィッキーの動きを捉えることができるか。
アジャストできるかですね。
≫1ラウンドでどのくらいね…。
≫HIROYA右にかけてきます。
そしてひざもいいのがウィッキー。
≫HIROYA選手は右フックも強いんですよね。
≫赤いグローブがHIROYAです。
ピンク色の髪とトランクスがウィッキー。
≫これ、出したほうがいいHIROYA選手。
≫ウィッキーは語りました。
スポーツではない試合がしたいと。
ポイントの取り合いではないパンチでバコンって感じ。
そんなウィッキーらしいコメントがあります。
≫いいですね。
あのローは痛いですね。
≫ちょっと様子が変わってきましたか。
≫真っ赤になってますよね。
≫変色してきましたね。
≫いいですね。
徐々に対応してきましたね。
HIROYA選手が。
≫これが今のHIROYA。
新たなHIROYA。
Krushでの65kg王者を戴冠してから…。
関根さんの目にはこのラウンドどう映りますか。
≫少しずつHIROYA選手ローが出るようになりました。
≫また当たるようになってきたというところか。
≫しかしウィッキー選手は不思議な動きですね。
捉えどころがないですね。
≫野生ですよね。
本能のままに戦っているという感じがしますよね。
≫格闘猿なんてニックネームもありますね。
そして、画家という側面も持ち合わせているんですね。
≫非常に個性的な絵を描くんですね。
型にとらわれない俺流の絵を描く。
≫リング上の戦いが反映されているような。
≫HIROYA選手はテレビの放送枠に入るように頑張っていい試合をするって。
≫とにかく今まで以上に多くの人たちに見てもらいたい。
かつての、あのころのようにというのがHIROYAの思いです。
≫本当にK‐1を愛していますからね。
≫そして31日に登場する武尊選手ともチームK‐1として勝っていかなければならないRIZINで、というのがHIROYA。
ウィッキーの動きはどうでしょう。
川尻選手に伺いましょう。
ウィッキーの動き変わっていませんか。
≫変わってはないですがローはもらいたくないですね。
くらうほどウィッキー選手の飛び込みが弱くなっちゃうので。
≫アッパー、ストレート危ないですよ。
≫今、第2ラウンド終了です。
≫でも、関根さん若干、ウィッキー選手の動きがスピード、落ちてないですか。
≫ちょっと落ちましたね。
≫今のラウンドの後半ね。
≫ローが効いてるかもしれませんね。
≫試合は最終の第3ラウンド。
≫今出たいところですHIROYA。
まだ23歳、HIROYA。
右パンチはウィッキー。
32歳、ウィッキー。
≫前に出てきましたね。
HIROYA選手。
≫距離感を変えてくる。
そして自分の間に戦いのフィールドへというのがHIROYAです。
川尻選手、この前進が吉と出ていますね。
≫そうですね。
2ラウンド目、HIROYA選手やるべきことをやりました。
ローキックで相手の足を殺すために。
ともにダウンか。
HIROYA、立った。
ウィッキー、危うい。
≫相当、ローが効いてるよ。
真っ黒になってる。
≫歩みが怪しくなっている。
奥様の前で奮闘している。
それでもHIROYA。
右だ!勝たなきゃいけないHIROYA!負けたくない、ウィッキー立てるか…。
終わった!勝ったのはHIROYA!やはり、K‐1ルールの申し子。
このK‐1ルールで勝たなければいけなかったHIROYA。
≫やっぱり1ラウンド、2ラウンドでだいぶ、相手のことがHIROYA選手のレベルになってくると見切ってたよね。
ローもだいぶ効いてたでしょう。
≫前への圧力が少し弱まったから。
ウィッキー選手の。
≫川尻選手、出だしから決して無理はせずに試合の流れを作っていったようなそんなふうに見えましたが。
≫フォーム、スタイルを崩さずにやるべきことをやり続けましたね。
冷静でしたね。
最後、右ボディーストレートを見せてから同じフォームで今度は上を打ちましたね。
見えてないですね、全然ウィッキー選手は。
≫いい選手だね、2人とも。
≫リング上ようやく笑顔がこぼれたHIROYAです。
≫角界一の怪力涙の幕内優勝からわずか3年。
≫ご存じか?K‐1のカリスマはもう魔裟斗パイセンじゃない。
≫K‐1の新カリスマ武尊。
格闘技界に彗星のごとく現れた生まれながらの壊し屋。
≫でも、まだまだ足りねえ。
≫中国キック界のメダルハンター、ヤン・ミン。
急成長を遂げている中国立ち技格闘技でKOを連発。
むき出しの闘争本能は刺激強め。
≫相手にはもちろんこの男にも…。
≫新生K‐1の新カリスマは俺だ!武尊VSヤン・ミン。
≫さあ、いよいよ寝技はなし、立ち技キック、ひざ蹴りのノンストップK‐1バトルが幕を開けます。
武尊VSヤン・ミン。
≫今のK‐1のトレンドは軽量級です。
速いぞ。
新生K‐155kg級王者、武尊が俺と同じにおいがするそう話す、危険なチャイニーズハリケーンヤン・ミンを迎え撃ちます。
寝技はありません。
立ち技です。
パンチ、キック、ひざ蹴り。
ノンストップバトル。
音速の戦いが幕を開けます。
関根勤さんぜひ伺います。
≫今、K‐1を引っ張っているのがこの武尊です。
本当にKO率が高い。
強い選手と戦うと笑っちゃうんですよね。
アドレナリンが出てきちゃうんですって。
うれしくてしょうがないっていうんです。
≫高田さん、楽しみですね。
≫楽しみですね。
K‐1の象徴ですよ。
看板背負ってますからね。
絶対負けられないです。
相手も、相当前にきますからね。
≫武尊が同じにおいがするって話していましたね。
小池栄子さん、本当にこんなかわいい顔してという選手なんですよね。
≫会場の声援を聞くと武尊選手への期待と人気の高さを感じますね。
≫高田さん、ちびっ子に人気があるんですよ。
≫ちびっ子、女子若者に人気あるんです。
本当にK‐1界のスーパースターです。
≫関根さん、この階級にあって倒せるんですよね。
≫そうなんです。
それがすごいんですよね。
普段はニコニコした好青年ですがそのギャップがまた魅力です。
≫本当に好青年ですよね。
≫ルミナさん、近いですね間合いが。
≫お互い、下手したら一発でも倒れちゃうような距離でやっているので。
見ているほうはひやひやしますね。
≫ヤン・ミンが頭から入ってきて何度かバッティングがあります。
注意がありました。
赤いグローブのほうが武尊です。
新生K‐1の王者。
≫前蹴りも効いてるよね。
≫対戦相手がサウスポーのヤン・ミン。
左が怖い。
≫ヤン・ミンもいい選手ですね。
≫下がんないよ、ヤン・ミン。
≫武尊、ちょっと笑いましたね。
≫武尊さん、笑いましたよ。
もうドーパミンが出てますね。
頭からバーッと。
≫笑ってますよ、また小池さん。
≫あんなの見たことない。
≫楽しそうなんですよね。
≫戦っているときが楽しくてしょうがないんですよ。
≫きっとガールフレンドといるときより友達といるときよりこのリングが一番、好きな男。
≫この瞬間が一番幸せなんですね。
≫しかし、ヤン・ミンも…。
≫ヤン・ミン、根性ありますよ。
いい選手だ。
≫関根さんふさわしい相手ですね。
≫ええ。
俺に似てるって言っていたのがよくわかります。
≫中国のキック界もレベルが上がりましたね。
≫武尊、強いですね。
でも、武尊の強さが発揮されるくらい相手が強いんで。
弱い相手だとすぐ終わっちゃうので今日はいいマッチですね。
≫ルミナさん、本当にお互い、いつ当たるかわからない距離ですよね。
≫ひやひやしますよね。
≫きれいなキックボクシングですよね。
≫あれでやっぱり、強いし雰囲気があるからね。
試合中の雰囲気もすごく伝わってくるんです。
これは人気出るわ。
でも、ヤン・ミンにしたら非常においしいですよ。
今回のチャンスは。
ぶっ倒したら。
≫本当にメダルハンターなので今日のターゲットは武尊の首ですからね。
≫一躍トップに上り詰めますからね。
≫その座が入れ替わることを考えているのはヤン・ミンです。
K‐1ルールは3分3ラウンド制です。
この戦いは57kgリミット。
赤いグローブが日本の武尊。
≫打ってきた二十歳のヤン・ミン。
これ、リングの中央をどちらが取るか見るだけですごいですね。
お互い、取り合っている。
≫左のロー、いいですね。
あれ、徐々に効いてくると思います。
≫間合いがつかめているか、武尊。
笑ってるぞ。
小池さん、また。
≫楽しんでるんでしょう恐らく。
≫今、ボディー効いたね。
≫ルミナさん、どうです?≫ちょっと効いたと思います。
動き、止まりましたから。
≫チームドラゴンもセコンドから応援を送っています。
新生K‐1では彼らがタイトルマッチも戦ったという大会もありました。
その中にあって誰にも負けたくない。
K‐1で1番どころか日本の格闘技で一番のスターになりたいと話すのが武尊。
ちょっと関根さん流れ、変わってきましたか。
≫少しずつ武尊の攻撃が入り始めましたね。
≫エンジンかかってきましたね。
仕留めに入ってますね。
≫まばたき厳禁。
≫ヤン・ミンなかなかタフですね。
いい選手ですよ。
普通の選手だったらもっと、ふらふらになってます。
≫さすがにヤン・ミンもちょっと手が止まって後ろに下がってきています。
≫圧力で、武尊の怒涛の…。
≫セコンドからは武尊、削りながらいけと指示が飛びます。
≫ヤン・ミンは二十歳にしてプロ40戦目。
≫ヤン・ミンも返してるよ。
≫効いてきますね今のボディーは。
≫ボディー、強烈。
もう1つ、左のボディーか。
≫仕留めに入ってるんじゃない。
≫またバッティング。
意識的かどうか…。
最初のダウンです。
≫すげえな…。
ぶっ飛んだよ、ヤン・ミン。
右ストレートで。
≫体が浮き上がった、一瞬。
≫だめだ。
もう、試合ができない。
これはもう心を折りましたね。
武尊、勝利!≫強い!≫小池さん、どうでしたか。
≫強い、すごい。
≫ほとんど無傷だもんね。
≫この顔。
≫宣言どおり面白い試合を見せてくれました。
≫強いね。
≫跳びますよ!スーパーアリーナに小さな武尊が豪快に舞います!これがK‐1の王者だ!俺が武尊だ!関根さん、有言実行。
≫やっぱり武尊はスーパースターですね。
これはすごい破壊力。
≫ビッグインパクトを残しましたね。
≫このサイズで破壊力という言葉が出るのがすごいですね。
佐藤ルミナさん、改めて技術も含めてですがどう見ていましたか。
≫完璧ですね。
スター性もあるし技術も間違いないし。
でも、相手のヤン・ミン選手も強い選手でしたね。
≫すいません1つだけ言わせてください。
今、サッカーとか今年、ラグビーとか野球とか、ずっと人気あるけど格闘技が一番でしょ!格闘技、最高!ありがとうございました。
K‐1もめっちゃ面白いんで。
まだまだ、僕以外にも面白い選手、めっちゃいるので。
ぜひK‐1ワールドグランプリ見に来てください。
オスありがとうございました。
≫関根さん、どうですか。
≫明るくて、やんちゃなところがいいですね。
≫小池さん、どう映りましたか?≫女性の胸キュンポイントを全て捉えていると思います。
華がありますね。
≫高田さん、本当にスター誕生ですね。
≫本当に子どもたちにとってもヒーローだよね。
ああいうタイプは。
だって、そんなに大きくないから。
≫武尊選手が今、高田本部長と拳を交わしました。
これがK‐1の武尊です。
まさに、RIZINを食ってやる。
その宣言どおりのすごい戦いを見せました。
武尊、壮絶な、強烈なRIZINデビューを飾っています。
≫すごいな。
≫横綱の無様なKO負けから12年。
≫またも舞台は大みそか、再戦。
曙VSボブ・サップ。
≫こちら、曙選手の控室です。
やや緊張した面持ちで会場に入ってきた曙選手。
現在、試合に向けスパーリングを開始しました。
前回は打撃だけのK‐1ルールでしたが投げたり倒したりできる今回のルールは自分に向いていると自信をのぞかせています。
≫こちらは、ボブ・サップ選手の控室前です。
≫いよいよ幕開けその係はTKですね。
≫きましたね。
約10年ぶりの復帰ですからね。
≫そして、そのゴングの瞬間目を離してはいけません。
≫でも、いい体に仕上げてきたね、TK。
≫高阪剛、45歳。
9年間、押し殺してきた格闘家の血。
ゴングの瞬間ラッシュ!高阪、受ける。
高阪、返す。
≫見えてる、見えてる。
≫ほとんど1分半で終わらせているというジェームス・トンプソン。
≫アッパーがありますね。
≫このアッパー、ボディーにもらうのはよくないですね。
入った!≫TK、チャンスだよ。
≫パンチでいくか。
まさかの真っ向勝負です。
≫相手の利点を殺してね。
≫大排気量なだけにスタミナ自体は切れるのが早いはずです。
≫体重差を考えたら賢い戦い方じゃないですがやっぱり、見る者を揺さぶりますよね。
≫小池さん、9年間出たい、出たい。
そして、再びたったリングでこれ、やっちゃうんですね。
≫それで自ら第1試合をやりたいとおっしゃっていたんですからね。
≫左のジャブです。
縦拳、しっかり入れてますね。
≫まさに真っ向勝負です。
どっちが立っている…。
入れた、効いた。
動きが止まった、トンプソン。
TK、出る!右が飛んだ!高阪、入れろ!倒す45歳。
巨体が沈むか。
TK、すごい。
レフェリー、止めた!132.3kgを沈めた!世界のTK、ここにあり。
お見事!高阪剛、おめでとう!≫川尻選手。
≫あっぱれですよね。
本当に9年ぶりなんですかね。
≫すごい男だね!≫すごいですね!≫信じられない。
≫すげえ!≫コーナーでほえる、高阪剛。
その姿をラグビー日本代表のメンバーも見上げています。
勇気をもらった、さあ今度は勇気をみんなに返す番です。
≫トンプソンが一番まいってるよ。
おそるべしだね、高阪剛。
≫時は来た!2015年大みそか日本の新たな伝説が始まります。
これからは女性の時代です。
女性の最高峰の戦い。
ぜひ、ご覧ください。
≫君は、変われる。
そして世界を変えられる。
霊長類ヒト科女子最強ギャビ・ガルシア。
≫コンプレックスだった大きな体が最高の武器となった。
今や彼女は、ブラジルで有名人。
ブラジルの英雄ヴァンダレイ・シウバをスパーリングで絞め落としてしまった。
ギャビに新たな夢ができた。
夢の入り口、日本に今、立っている。
≫対するは…。
ギャビに引けを取らない超人的体格。
戦慄のレディービーストレイディー・タパ。
女子アメフト界で活躍後怪力と優れた運動神経を生かし人気プロレスラーに。
格闘技エリート育成ジムアメリカントップチームでハードトレーニングを積みギャビ対策に余念がない。
≫君は、変われる。
そして、世界を変えられる。
世界最重量女子対決。
ギャビ・ガルシアVSレイディー・タパ。
≫RIZINがRIZINであるための今日女子無差別級格闘技伝説が生まれる瞬間を迎えます。
格闘が、性別の枠を越えるときがきました。
霊長類ヒト科女子最強ブラジル女子最高傑作。
2015年の日本。
その最後を彩るブラジリアンビューティーがついにベールを脱ぎます。
186cm、98kg圧倒的な体格。
骨の上を包む最上級の筋肉。
よろいをまとった強靭なハート。
まさに、戦う女子。
霊長類の最高傑作。
ブラジル女性界のスーパーヒロインギャビ・ガルシア。
母国でいじめに遭ってきた女の子は柔術に出会い人生が変わりました。
柔術で女王になって景色が変わりました。
そして、世界一の総合格闘家になるために50kgの減量を果たしました。
いじめも、そして減量も女の子にとっては苦しく、悲しい日々でした。
全ては、夢をかなえるため。
女性が、無差別級で総合格闘技でぶつかり合う美しさを伝えるため。
これから始まる激闘は性別の枠を超えます。
実は、ギャビ・ガルシアは悩んでいます。
私と戦える女はもう地球上にいないのかもしれない。
実は、ギャビ・ガルシアは葛藤しています。
こんなに戦いたいのに戦う場所がない。
そして、ギャビ・ガルシアは旅に出ました。
霊長類史上最強の女性を探す旅。
そして、たどり着いたのはここ、日本でした。
行き着いたのはRIZINのリングでした。
格闘技22年のキャリア。
その旅はここさいたまスーパーアリーナですてきな出会いをくれました。
レイディー・タパと出会うため私は生まれてきました。
私の悩みを解決してくれるこのリングの上で≫RIZIN女子フリーウェートスペシャルマッチ。
アメリカのプロレスラーレイディー・タパかそれとも、ブラジル柔術クイーンギャビ・ガルシアか。
前代未聞のガールズファイト。
これから幕が上がります。
アメリカ戦慄のレイディービースト33歳。
レイディー・タパ。
ブラジル、霊長類ヒト科女子最強30歳、ギャビ・ガルシア。
まず小池さんいよいよ、女の戦いが始まります。
≫たまりませんね。
この仕上がった肉体。
もう、格好よすぎますね。
ギャビ選手人類最強が男だと誰が決めたのっておっしゃってましたけど今日、すごい瞬間を目にするかもしれないですね。
私たちは。
≫高田さん、2人の目標は性別の枠を超えることです。
≫これ、序盤殴り合いから始まるんじゃないですか。
≫人類女性最高傑作は一体、どちらか。
レイディー・タパの強烈な一発が入りました。
≫まだくらくらしてるかも。
ちょっと効いてるよ。
≫さいたまスーパーアリーナ最高潮。
なんという戦いでしょう。
ルミナさん、すごいですね。
≫意表をつかれた感じで一発もらっちゃいました。
≫関根さん。
レイディー・タパはスタミナがありそうです。
≫タパの左のストレートすごいですね。
≫タパの左、強いね。
気をつけないと≫伸びてきますね。
≫構えもしっかりしてるので。
わからないところから打ち抜いてくるので。
≫ギャビは正面向きすぎですね殴り合うとき。
危ないですね。
≫いいのが入ってくると慌てちゃうんだね、ギャビは。
≫一撃、一撃が非常に重い。
≫ギャビも腰が入っていないパンチ手打ちでもこの筋肉なら効くんですよね。
≫小池さん。
女性目線でこのスケールいかがでしょうか?≫ちょっと圧倒されてますけどギャビ選手としてはやはり寝かせたいんでしょうかね。
≫柔術家としてもう敵はいません。
ブラジルのギャビ・ガルシアです。
一方、レイディー・タパはアメリカで活躍するプロのレスラーです。
この2人の対決奇跡の一戦といっていいでしょう。
一気にいった、ギャビ・ガルシア。
ギャビ・ガルシアはブラジルを出てカリフォルニアで鍛え込んできました。
場所をアメリカに移してスタンドを鍛えてきました。
≫逆にタパ選手はそのほうがチャンスがあります。
ギャビ選手、寝技になったら圧倒的な実力者だからスタンドで打ち合ったほうがいいです。
≫グラウンドに入った。
レフェリーストップ!女性人類最強、ギャビ・ガルシアここにあり!格闘界に、新たな歴史。
女性人類最強にして最高傑作。
ブラジル、ギャビ・ガルシア。
ヘビー級のヒロインが大みそかの日本列島に今、その名を刻みました。
≫世界中術選手権14連覇の片鱗を見せなかったね。
殴り勝ったね。
≫まだ燃えたぎる闘志とどまることはありませんギャビ・ガルシア。
男で言ったらノゲイラみたいなもんだからね。
グラウンドの技術は。
今日はそれを見せずに勝った。
≫小池さん。
最後のパンチ、どう見ましたか。
≫お互い一歩も引くことなく殴り合っていく姿勢はこれが女の強さという感じですね。
同じ同性として尊敬します。
お二人とも。
≫憧れの日本にやってきました。
≫夢を与えていますよ、女性に。
≫この日本で女性が無差別級で戦えることを見事に証明してくれました。
関根さん、歴史が変わりました。
≫すごいですね。
パンチを習ってきたのでそれを使いたかったんでしょうね。
最後、裏拳みたいですもんね。
≫裏側から飛んできました。
≫完全にこれはパウンドで倒されました。
そしてマイクパフォーマンスです。
≫柔術でこれまでやってきたように最善を尽くしました。
本当に今日は苦しい試合でしたけど…。
≫本当はチャーミングな女性なんですよね。
インタビューなんかにいくとすごく女性らしくてすてきな人なんですよ。
≫優しいんですよね。
≫でも、これから相手を探すの大変だよ。
ギャビの相手。
≫まさに私よりも強い相手を探す旅がこれから始まりますね。
≫圧倒的な強さ迫力がありました。
ただ、小池さん中には美しさもありました。
≫はい。
本当、お二人ともすばらしかったな。
コンプレックスだった大きな体を強みに、魅力にしてこうやって戦っている姿は本当に、若い人そして、同じ女性に勇気を与えていると思いますよ。
≫負けはしましたが関根さん、レイディー・タパも女性陣に勇気を与えたと思います。
≫タパ、ひょっとしてという感じありましたからね。
≫まさにこれぞ、高田さんRIZINの1つの大きな醍醐味ですね。
≫そうですね。
なんでしょうか殴るスイッチが入ったら殴り倒すまで殴り続けるという女性の怖さを改めて今日、知りましたよ。
あんだけ技術があるのにまして、ギャビなんてね。
技術を置いておいて殴り倒すまで殴り続けるという。
でも、これやっぱりこれからVTR自分の試合を見て軌道修正するんじゃないの。
≫霊長類史上最強の女性を探すギャビ・ガルシアの旅。
これから、まだまだ続いていきそうです。
≫相手、男しかいなくなっちゃう。
≫10年ぶりの大みそか格闘技祭り。
すでにかなり盛り上がっていますが高田さんここから更に大注目の試合が続くんですよね。
≫続きますよ。
まず、このあとは12年前大みそかを大いに沸かせた伝説の一戦。
曙対サップの再戦です。
更には元大関・把瑠都のデビュー戦。
そして、ヒクソン・グレイシーの息子と山本美憂さんの息子の格闘ファミリーのある意味一族のつぶし合いですよね。
プライドをかけた戦いです。
更には皇帝ヒョードル4年ぶりの大みそかの復活戦と全て、メインイベント級の試合なので皆さん、期待してください。
≫関根さん、このラインアップいかがですか?≫今、高田さんのカードを聞いていただけで心臓バクバクしてます。
今、体が見る準備してます。
≫しっかり見届けてくださいね。
≫はい。
≫怪力バルトクレーン、把瑠都。
比類なき怪力を武器に大関まで上り詰めると2012年1月場所で幕内優勝。
わずか3年後、格闘家に転身。
≫角界が誇るアスリートの格闘技センスとは…。
規格外のサイズと驚異のスピードが生み出す圧倒的破壊力。
まさに地上最大のアスリート。
≫漫画のようなバルト海三大兵器を紹介しよう。
進化する、バルトクレーン。
170kgの衝撃バルトハンマー。
止まらない電車道。
必殺バルトトレイン。
今度の力士は、でかくて速い。
K‐1最強の暴君ピーター・アーツ。
把瑠都デビュー戦の相手は格闘技界でその名を知らぬ者などいないレジェンド中のレジェンド。
総合格闘技ルールでの経験も豊富なミスターK‐1。
本来の対戦相手ジェロム・レ・バンナ欠場の代役を買って出た男気の暴君。
≫怪力大関、その破壊力はレジェンドに通じるのか。
把瑠都VSピーター・アーツ。
≫ついに総合格闘家としてベールを脱ぐ無限の可能性無限の期待感総合格闘技の世界を別世界へといざなってくれるかもしれない存在感。
そこにあるのは、蛇の目の綱に囲われた土俵ではありません。
ロープの張られた四角いリングです。
その身に浴びるのは舞い落ちてくる座布団ではありません。
色鮮やか、かつ、きらびやかなムービングライト。
敵は、曲げを結った力士ではありません。
K‐1ファイターです。
大相撲元大関・把瑠都。
ここさいたまスーパーアリーナで衝撃の総合格闘技デビューを迎えます。
エストニアで生を受け幼いころは柔道に夢中でした。
やがて、スカウトを受けて来日し角界に入ると2004年夏場所史上初のエストニア出身力士として初土俵を踏みます。
たびたび左ひざの怪我に見舞われるも大関に昇進。
相撲好きの女性スージョが話題となったように日本の大相撲人気が回復する中で2012年初場所ついに幕の内最高優勝を果たします。
しかし2013年28歳の若さで惜しまれながらの引退。
土俵を離れ、実業家になりました。
ただ、いつも心の奥底にはなんとも言いがたい霧雨が降っていた。
胸の鼓動が高鳴るような興奮を刺激を求める自分がいた。
そして、今ここにいる。
今まで、素手で戦っていたその手にはオープンフィンガーグローブが装着されています。
格闘技の故郷、両国国技館近くにそびえ立つ東京スカイツリーにも負けないバルトクレーンがど派手に日本の年の瀬を彩ってみせます。
大相撲、元大関・把瑠都、参上。
なんと、とんでもないことが起こってしまいました。
把瑠都デビュー戦の相手に決まっていたジェロム・レ・バンナが大会の1週間前を切った中で欠場。
急遽、この男がリングに上がることになりました。
20世紀K‐1最強の暴君ピーター・アーツ。
さいたまスーパーアリーナに降臨。
かつて、アーネスト・ホーストと対戦するはずだったボブ・サップがアクシデントによって欠場したときホーストの対戦相手を代わりに務めたのは当時、放送席に解説者として座るはずだったピーター・アーツでした。
K‐1創成期を支えワールドグランプリでは史上初の連覇を含む3度の優勝。
そして今から5年前40歳にしてワールドグランプリファイナルに進出し当時の絶対王者身長2m10cmセーム・シュルトを撃破するなど数々のドラマを生み出してきたレジェンドです。
日本の格闘技界においていつでもアーツは男気を見せてくれました。
そして今回もバンナが来ないのであれば俺がバルトに胸を貸そうとリングに上がる決意を固めました。
この戦いはまさにレジェンドからデビュー戦を迎えるニュースターへ魂をつなぐたすきリレー。
伝説の男によって格闘技新時代が幕を開ける。
男の中の男そして格闘技界、男気の象徴ピーター・アーツが歴史をつなぎにやってきました。
K‐1対大相撲の大一番です。
いざ、総合格闘技の世界へ。
怪力バルトクレーン、把瑠都。
男気を見せてくれました。
把瑠都の対戦相手を買って出た20世紀最強の暴君。
オランダ、ピーター・アーツ。
2つの異なる時代の遭遇です。
レジェンドからニュースターへのファイティングスピリッツ伝承が始まります。
K‐1対大相撲。
この試合は3分3ラウンド制延長1ラウンド。
さあ、大相撲元大関・把瑠都のデビュー戦を迎えます。
2つの異なる時代が今、遭遇しました。
楽しみですね。
もろ差しの体勢に持っていきました。
≫把瑠都躊躇なくいきましたね。
≫ここから絞りあげていこうという把瑠都。
そしてダウン。
≫力、あるな。
≫この怪力ですね。
≫首相撲とかもすごい強いんですけどね。
≫アーツ、何もできない。
防戦一方だ。
何度もパウンドをたたき込んでいく把瑠都。
この勢い、いかがですか。
≫ちょっと危ないですね。
≫なんといっても大会1週間を切ったところで代わりとして試合に出ているわけですからね。
≫ちょっと危険じゃないですか。
≫把瑠都の怪力。
レフェリーが割って入ります。
≫1回、ポジショニングを変えるんですかね。
≫ドントムーブで再スタートですね。
≫ピーター・アーツ顔を赤く染めています。
≫下からの技術がアーツにあるか…。
≫今、サイドポジションを取りました。
把瑠都。
この衝撃を関根さんどうご覧になってますか。
≫これは、アーツ選手今のでちょっとダメージありますよね。
この体重でやられたら動けないですよね。
≫把瑠都選手はもともと柔道で鳴らした選手ですから。
≫横四方ですよね、これは。
≫ここから肩固めだったり腕絡めという技も得意にしています。
≫ただ乗っかってるんじゃないんですよね。
≫これだけでもだいぶ苦しいですよ。
体重の乗せ方がすごくうまいですね。
≫ルミナさんセンスを感じますか。
≫腰を切ってるしアーツ選手が苦しいところに乗ってます。
≫小池さん大相撲の元大関がこういった戦いをするというのはまさに、衝撃だと思いますが。
≫デビュー戦ですしチャレンジしていく側というのは勢い、すごいですから。
ここで試合を決めたら大きいですね。
≫こらえたい、アーツ。
≫バルト、捉えています。
アーツとしては打撃…。
持ち味のキックもありますし。
≫首、強引に絞めてますね。
≫下からアーツ。
そして上から把瑠都。
この体勢ですが。
≫入ってるんですか?これは。
≫あまり入ってないけど体力差があるのでかなり苦しいとは思います。
≫寝技もよく知ってるよね。
柔道をやっていたから。
ここで、ゴングで止められました。
第1ラウンド終了です。
3分ですから。
≫危ないですね。
頚動脈とか入ってないですが首に入ってネックロック系の絞めですね。
同じ体格じゃ絶対に決まらないですけどこの体格差なら強引に決める可能性もありますね。
≫かなり把瑠都も歯を食いしばりながら絞り上げているようなそんな表情を浮かべていました。
しかも高田さん、1ラウンド3分。
これがスーパーヘビー級にとっては最もパフォーマンスを発揮できるところですが。
≫対K‐1系の打撃系の選手に対する戦略プランというのはちゃんとできていましたね。
横に参謀の小路晃がいるのでその辺は緻密に相手を研究してしっかり練ってやってきていますね。
≫このあとは第2ラウンド突入。
どんな怪力をそして、どんな技を見せるか。
無限の可能性、把瑠都です。
≫倒せない距離を詰めていくという。
突進して。
パンチ、キックができない距離に。
≫アーツは逆に距離をとりたいですね。
突き放して距離をとりたいですね。
≫サークリングでね。
≫第2ラウンドの3分間が始まりました。
把瑠都デビュー戦です。
そして、相手はピーター・アーツ。
大内刈り。
柔道仕込みの大内刈りで倒した。
右四つから大内刈り。
しかし覆いかぶさるのはピーター・アーツ。
マウントからチョークスリーパーか。
ピーター・アーツがチョークスリーパー。
踏ん張りどころをみせます把瑠都。
ここでパンチを出しますが…。
≫ずれましたね。
≫アーツ選手ちょっとまずいですね。
パウンドを食らっちゃうので。
≫ここからバルトハンマーもありますね。
≫十字、狙ってます。
≫立ち上がったほうがいいです。
アーツ選手、立つことに徹したほうがいいです。
≫スタンドで勝負を挑みたいピーター・アーツ。
しかしこの体重183kgの巨漢、把瑠都。
ここから上にアーツは乗りたいわけですね。
≫1回、離れたほうがいいです。
ただ、手をつかまれちゃって立てないのかな。
≫把瑠都、離しません。
アーツの左手を離しません。
≫角界ナンバーワンの怪力ですからね。
≫握力もありますからね。
≫リンゴも片手で潰して見せます。
把瑠都。
≫このパワーは尋常じゃないよ。
≫ロープにもたれかかるような形になったピーター・アーツです。
≫ただ、アーツ選手も適応していますね。
総合にね。
≫こういうタイプは初めてでしょうアーツも。
≫また組みついていきました。
巻き込んでいきました。
把瑠都。
やはり柔道技が光ってますね。
≫ちょっとバックを取られそうな体勢。
危険な体勢になってますので手を離さないほうがいいですね。
≫先ほどもチョークスリーパーに入られるシーンもあったので。
≫アーツ選手バックうまいですね。
≫関根さん。
ここまでご覧になっていかがですか。
≫アーツ選手の健闘がすごいですよね。
下から腕ひしぎに流れるなんてね。
≫K‐1ファイターが腕ひしぎ十字固めにとらえようとした。
≫今回、参戦するジャディブのコーチとして日本に来ていたんですが急遽バンナに代わって対戦相手を名乗り出るという。
≫シングとスパーリングで動いていてよかったと本人、言ってました。
≫まず右ストレート。
完全には入らない形になりました。
ただ、すぐそこで把瑠都も組みついていく。
≫距離をつぶしちゃうんですね。
≫更に首投げに入ろうとします。
そして巻き込んでいきました。
ここら辺はルミナさん、柔道技を…。
≫普通だったらあそこ、離れたんですけど柔道着を持っていれば巻き込めるんですけど総合グローブでそこを押さえておけるのはやっぱりすごい握力だと思います。
≫第3ラウンドです。
≫あの腕力と圧力と体重があるからこのピーター・アーツにしても距離を壊されるんですね。
≫第3ラウンドの3分間が始まりました。
お互いにまずは抱擁。
健闘をたたえあいながら敬意を持って戦います。
ここからどうグラウンドに持っていくか。
≫アーツに打撃をさせないのがすごいですよね。
≫普通は、できないですよこれ。
≫K‐1ファイターを相手に自分の土俵に持ち込んでいくという。
≫突っ込んでいくのも勇気がいりますよ。
≫大内刈り。
≫うまいな、テイクダウンが。
≫大内刈りからテイクダウンを取りました。
≫相撲の突進力と柔道の倒し技をうまく使っていますね。
≫やはり少年時代に夢中になった柔道の技がここで生きるとはという。
把瑠都、この技があるからそういう意味では今まで角界から総合格闘技の舞台に出てきた選手がいますが高田さん、把瑠都の場合はちょっと違う感じがしますよね。
≫全く違いますね。
≫ここでポジションを変えてこの体勢から。
≫こういう総合のスキルを使って戦うお相撲出身の人って今までいなかったんじゃないですか。
≫小池さん、ここまでかなり興奮の展開が続いていますが。
≫把瑠都選手動きが軽いですし、何よりこの体形でスタミナが相当ありますね。
≫確かに、おっしゃるとおり。
≫こんなに動けるんだとビックリしています。
≫小路晃コーチとともに富山の山にこもって階段ダッシュなどスタミナ強化を図りました。
コーチトレーニングをしてきました。
その成果が表れています。
≫ギロチンチョークはかつてジェロム・レ・バンナが安田にやられた技。
≫把瑠都の練習を見た人はみんな言っていました。
この体でこの動きができる人間は見たことがないと。
器用らしいんですよね。
≫そして、また小路晃さんが言ってましたが今まで見たことのないような総合格闘技の技が見られるんじゃないかという話をしていました。
≫うまく育てたら世界のスーパーヘビー級チャンピオンになるよ。
≫デビュー戦ですからね、これ。
≫ルミナさん、ここまでの展開どうですか?≫把瑠都選手が圧倒してますけど。
アーツ選手もまだチャンスありますよ。
自分の間合いをしっかり取れれば…。
≫小外刈り。
≫打撃を殺して、組んだ瞬間のその際のテイクダウンがものすごくうまいですね。
総合格闘技やってますね。
≫完全なる総合格闘家への転身をこのデビュー戦で見せました、把瑠都です。
下になったピーター・アーツ。
まさにこれは総合格闘技というより格闘技界全体のレジェンドからニュースターへの魂の伝承ですから。
3ラウンド目、終了しました。
≫落ち着いているな、把瑠都選手。
全然、焦りがないもんね。
≫ただ、ピーター・アーツもここまでよくやりましたね。
≫よくやりましたよ。
≫すばらしい、アーツ。
≫アーツ選手足にテーピング巻いてますがそれも気になりますね。
蹴りがあまり出なかったのもそういうところかもしれませんね。
≫それでも、この舞台に出てくるんだからな。
≫尊敬しますね。
≫この突進力です。
そのあとに柔道技を使って大内刈り、あるいは小外刈りを使ってテイクダウンを奪いました。
これは大内刈り。
≫この体形で器用ですね。
すごいですよ。
≫この把瑠都の柔道技かなり生きてますね、高田さん。
≫これ、すぐ組みついたのも足が出てるんです、自然に。
そういう自然な流れで出るのはヒョードルが右を出して、その勢いで組み付いて、その瞬間に倒すじゃないですか。
あの流れに似てるんだよね。
体に染みついてますね柔道が。
≫判定です。
レジェンドからニュースターへ。
魂の伝承!ニュースター把瑠都伝説のピーター・アーツを破って華々しくデビュー戦を飾りました。
≫アーツ、ありがとう。
≫そしてピーター・アーツ。
見事な男気を見せてくれました。
≫ある意味、RIZIN大切な1回目をアーツ選手が救ったようなものですもんね。
≫そして把瑠都にとってもこれ以上ない相手になりました。
見事です。
これはもう両者に拍手が送られているさいたまスーパーアリーナ。
総合格闘技の試合ではあるので勝ち負けは決まりますが、ただ勝ち負けを超えた次元の戦いがこのRIZINの舞台で繰り広げられましたよね。
≫1つ、ドラマが生まれました。
≫そしてピーター・アーツ戦を通して把瑠都はこれからどんなファイターになっていくのか非常に楽しみです。
そして、マイクを取った把瑠都。
≫こんばんは。
はじめに、ピーターさんに相手になってもらってありがとう。
ピーター、本当にありがとう。
私は本当にレジェンドと試合できるって思ってもいなかったのに最初の試合で、本当に皆さんもたくさん足を運んでもらってありがとうございます。
これからも、私日本一、世界一を目指して一生懸命、頑張ります。
来年も皆さんいい年になるようにお祈りします。
乾杯!ありがとう。
≫2015年12月31日大みそか。
≫短い時間でしたができるだけ練習してそして、今日できるベストを尽くしました。
≫曙、サップ。
43%の衝撃。
≫さまざまな洗礼を受け横綱は生まれ変わった。
≫屈辱の日々と決別する。
≫12年間、俺は立ち続けた。
お前は、どうだ。
≫12年前を超えるインパクトを残す。
青コーナー、ボブ・サップの入場です。
日本に、一大格闘技ブームを巻き起こしました。
2003年、視聴率43%初の「紅白」超えすらも果たしてみせました。
あのころのサップはただ、ひたすらに自分の本能の赴くまま自分本位なままの戦いを続けていました。
格闘家としての成功と名声を手に入れました。
しかし、あるときともに戦いの日々を過ごしたファイターたちの現実を目にしました。
戦いのダメージに悩む者金銭的に苦しむ者。
華やかな舞台の影の部分にボブ・サップは触れました。
ボブ・サップは仲間を救うために引退したファイターのために基金を立ち上げました。
あのころのボブ・サップではありません。
12年の時を経て、仲間を思う心優しき野獣へと進化しました。
なあ、曙よ。
俺のモチベーションは違うぜ。
戦いへの集中力が違うぜ。
どんなルールでもかまわねえ。
はっきり言っておく。
俺たちの真剣勝負に3度目はない!日本が注目する大みそかの舞台へボブ・サップが足を踏み入れました。
再びリング上であの2人が出会います。
これが12年越しのリベンジマッチです。
赤コーナー、第64代横綱曙の登場です。
あの日の悔しさを決して忘れていない。
心の奥に奥に悔しさを押し込み日々生きてきました。
悔しさを振り払おうとしてもまた、あの戦いを思い出す。
そんな無限ループに入ってしまいました。
助けてくれ、セイブミー。
何度叫んでも、誰も手を差し出してはくれませんでした。
待ち続けた、ボブ・サップとの再戦。
苦しんだ日々にピリオドを打つ。
まさに、千載一遇のチャンスです。
今日だからこそ晴らすべき悔しさがある。
なくすべき悲しさがある。
消しておくべき悪夢がある。
12年前、前のめりに倒れたあのシーン。
リングサイドで見ていた妻と子どもたちは今日は、この会場には姿を見せないと言いました。
もしかするとこの戦いすらも目にしないかもしれません。
それならそれで構わない。
俺は、家族のために戦うんじゃない。
ただ自分のためだけに戦う。
自分のために頑張れない人はほかの人のためにも頑張れないだろう。
だから、このRIZINの舞台でただ自分のためにあの日を取り戻すために新しく生まれ変わるために俺は、この両手で白星をもぎ取る。
12年ぶりの再戦へ曙、リングインです。
リングサイドでは清原和博さんも注目する、このサップ、曙の12年越しの再戦。
さいたまスーパーアリーナが独特の緊張感に包まれました。
さあ、サップの連勝か。
曙のリベンジか。
いよいよその答えが出ます。
全ての役者がそろいました。
高田統括本部長より花束の贈呈です。
小池さん。
このリングの今のこの光景をどういうふうに見ていらっしゃいますか。
≫格闘技ファンにはたまらない光景なんでしょうね。
私みたいにまだ初心者に近いようなレベルにはちょっと、この重みというもの大切さというものはちょっと、わからないですけどすごい光景を、今私、目の前で感じているんだなというふうに思います。
≫そして、関根さんシュートボクシングルールというのが今回の再戦に適用されました。
≫投げがあるという、立ち技の。
グラウンドはないんですけど。
ですから曙選手は以前のK‐1のキックルールよりちょっと有利なんじゃないか。
投げがありますから。
あとは立ち関節。
≫そして、続いて花束贈呈。
諸星さんですね。
≫元光GENJIですよ。
スーパースターですね。
彩りますね、リングを。
≫リングに次々と千両役者が集まってきます。
最後、曙と拳を合わせました。
高田さん、ついに実現しましたねこのカードが。
≫実現しましたね。
まさか本当に、12年の時を経て伝説のカードができるとは誰も思っていなかったんじゃないですか。
でも、これも運命だよね。
これ、RIZINがなければ多分、永久に再戦はなかったと思うんです。
≫この果たし合い返り討ちにする。
青、ボブ・サップ。
≫ボブ・サップも調子よさそうだな。
≫苦しんだ日々を水の泡にはしない。
リスタートの戦いへ、曙。
≫両者が中央へ集まります。
今回はシュートボクシングルール。
3分3ラウンドです。
投げ技ありのキックボクシング。
立ち技での関節技を使うことができます。
前回は1ラウンドで終わりました。
≫寝技はありませんね。
≫はい。
ありません。
≫しかしシーザーさんが自らね。
シュートボクシングの創設者がこうやってレフェリーをしてくれるというのはいいですね。
≫味があります。
≫格式がありますね。
≫12年越し、返り討ちかリベンジか。
その答えが出る。
≫ドキドキしますね、これ。
≫第1ラウンド、運命の3分が始まりました。
≫ガード、上げてるよ。
しっかり。
≫まずボブ・サップが仕掛けてきました。
≫このスタイル、いいですよ。
≫投げ技も認められています。
≫相撲の技をフルに使うと言っていたから。
曙選手は。
≫いったん、シーザー武志会長が間に入りました。
ルミナさん、この対決どういうところがポイントになると見ていますか。
≫リーチ差を使って曙選手がいっぱいジャブを出していけば意外にパンチをもらわないと思うんですよ。
曙選手、ちゃんと的確に左を出せばいいと思います。
≫距離をもうちょっと取らないと…。
立ち関ですね。
≫立ち関節!首を狙った。
ボブ・サップの太い首を狙った。
≫しっかりガードしてるよ。
≫リングの中央、相まみえます。
≫血が出てますね、後頭部。
曙選手、耳の後ろから血が出ていますね。
≫曙の後頭部が切れてしまいました。
出血です。
≫結構流れてますね。
≫1回止めたほうがいいと思うんですけど…。
≫血が流れていますが…。
いったん、ここでドクターチェックに入ります。
≫曙選手、1回見たほうがいい。
≫かなりの出血量です。
ルミナさん、かなりもつれたシーンがあったので頭と頭がぶつかったのか…。
≫恐らくバッティングだったのかパンチだったのか。
あるいは、ひじが偶然、当たってしまったのか。
≫ちょっとこの辺り判断がつきませんが曙選手の後頭部から出血があります。
≫浅いといいですね。
≫かなりの勢いで出てるのでこれはすぐに止まるのはあまり考えれられないですね。
≫アクシデントによって試合が止まっています。
投げ技ありのこのキックボクシング。
そして、立ち関節もできるという一戦です。
まず、形としてルミナさん曙選手に対してボブ・サップが押していきましたよね、パンチで。
ペースをつかもうという感じでした。
≫はい。
曙選手ジャブも当てていたんですがそのあと、詰めすぎちゃって相手の間合いになっちゃった。
これは右フックが当たったときに血が出ましたね。
≫場内からは曙コール。
試合再開です。
≫目には血が入らないね。
後ろだから。
≫試合再開。
≫ボブ・サップの戦い方は左右に移動します。
捕まえにいこうという曙。
≫曙選手は左手、しっかりガード上げておかないとまた同じ箇所をもらったらちょっと、血が止まらなくなりますからね。
≫今は出血は止まっています。
≫首相撲してからひざのほうがいいと思う。
この距離は危ないです。
ガードを上げてないと右フックをもらっちゃうから。
≫後頭部からまた出血が見られます。
ボブ・サップ、曙の圧力に苦しんでいます。
≫ボブ・サップこれ、疲れるでしょうね。
≫押し込まれてる。
≫ただ、出血が更にひどくなってきましたがどうでしょうか。
もう一度ドクターチェックが入ります。
かなりの出血量です。
≫ちょっと出血が多いですね。
≫12年越しの、この一戦。
曙には本当に期するものがあります。
そして、ボブ・サップはあの12年前の歴史それを超えよう。
残り20秒で試合が止まっています。
ルミナさん、箇所としては目に入るような場所では…。
≫ではないですがやっぱり、止まらないと危ないですよね。
右フックですよね。
≫このフックによって曙の後頭部から出血。
そしていったん出血が止まりまして試合再開されましたがまた今、2度目の出血ドクターチェックが続いています。
≫でも、いい角度で右フック入ってますね。
詰めにいったところノーガードになったところを思い切りもらっているので。
もうちょっと距離を離すかしっかり、突っ込むならガードの左を上げないとまた同じ目に遭っちゃいます。
≫ガードを下げた状態で突っ込んでいってパンチをもらっているのが今の曙。
ただ、かなり関根さん押し込まれています。
体重差40kgというこの両者。
≫まだ押し込んでるからあのパンチは効かないですけどボブ・サップもスタミナはそんなにないですから。
削るっていうのが手なんですけども。
切れちゃいましたね、でもね。
≫小池さん、このファンの声を聞いてもなんとか試合を成立させたいという…。
≫もちろん、それは本人が一番強い思いを持ってらっしゃるでしょうけど12年ぶりですからね。
因縁の対決ですからこればかりは、止まらないで試合続行になったらいいな…。
≫かなりの出血です。
チームドクターが次から次へなんとか止血作業を続けています。
今回は、この両者の本当のよさが生きるということでシュートボクシングルール。
RIZIN総合格闘技の中でシュートボクシング立ち技のルールが適用されています。
≫ボブ・サップ選手はまた同じ箇所を狙う作戦が一番、いいと思いますね。
非情ですけど。
≫あくまでも勝つために、そこは心を鬼にしなくてはいけない。
曙自身は、とにかくこの試合で勝利をもぎ取ること。
あの負けをなんとか払拭したい。
その思いです。
戦い方としては1ラウンドである程度ペースをつかんで2ラウンド以降で1つ、自分の作戦を出せればという話もしていました。
1ラウンド残り19秒。
試合再開。
曙、しかし倒れない。
ここで第1ラウンドが終了。
≫気持ち、折れないですね。
≫第2ラウンドへ向かいます。
3分3ラウンドの戦い。
シーザー会長が…。
≫ボブ・サップが後頭部に打っているので注意としてイエローカード。
≫後頭部にパンチを打ったということでイエローカードが出されました。
≫VTRで確認してあれしたんですかね。
なんともいえない場所だったと思うんですけどね。
≫どちらにも取れるといえば流れの中ということもありますから。
さあ、2ラウンドです。
≫とにかく同じところにはもうもらいたくないですね。
曙選手はジャブを突いてしっかり距離をとりたいです。
≫2ラウンドのゴングが鳴るか。
曙に対してはまたチェックが続いています。
≫あまり時間をここでとっちゃうとよくないので。
始めないと。
≫この攻撃があって、そして…。
≫後ろに回ってるんだよね。
アックスボンバーとかラリアートみたいに。
≫ボブ・サップのこのラッシュがありました。
≫これは確かに、後頭部でしたね。
1発目は。
≫曙、そしてサップ2ラウンドのゴングを待ちますがただ、シーザー武志会長この試合の特別レフェリーが曙に話しかけています。
コンディションとしては曙は非常に苦しい状況。
試合再開なるのか。
あるいは、ここで12年越しの再戦が止められてしまうのか。
終盤にこのラッシュがボブ・サップ、ありました。
ただ、これを関根さん曙は耐えてみせたんですよね。
≫そうですね。
やっぱり12年前とはえらい違いですね。
格闘家として成長していますよね。
≫曙選手ガードしていましたから。
向かってましたから。
血ではなく決着をつけたいですね。
≫本当に危険な怪我なら止めなきゃいけないからね。
ドクターの判断ではそこまでじゃないってことなんで。
≫今、曙選手の状態の確認ということでいったん試合が止められています。
≫待っている間も、いやだよね。
≫ボブ・サップ選手も不安だと思うので。
≫第2ラウンドのゴングが鳴りました。
両者、パンチが出るか。
≫ちょっと効きましたね。
≫ぐらっとしましたね。
≫曙、ぐらっときている。
ボブ・サップ、一発、一発とパンチで決めにかかる。
ここでまた、試合が止まります。
ボブ・サップもなんとか格闘家としての気持ちでこの試合を成立させようとそして、なんとか曙を倒そうとパンチを重ねます。
そして曙も手負いの状況で…。
≫曙選手も右を向いて構えているからどうしても後頭部に…。
≫パンチが入っちゃいますね。
≫逆を向いたほうがいいですね。
≫滑ったりもしますからね。
≫癖なんでしょうね、あの体勢が。
もらったときにちょっと斜めになるのが。
≫くっつくんだったら完全に首相撲で相手の間合いを殺してパンチを出せないようにするか思い切りジャブを突いて離れるかしか、あのパンチをもらわない対策はないですね。
≫しっかり両腕で相手の首をホールドする形首相撲に持っていくか、あるいは距離を取れるか。
≫ボブ・サップ選手もうまいです。
ひじで相手の顔をブロックしていい位置で入れ替えて右を打つ。
フックを。
押さえておいて。
離したときに拳を当てると。
≫ルミナさん、その辺りの打撃のセンスというかテクニック…。
≫うまいですね。
≫ボブ・サップが見せています。
≫この試合は曙選手の出血がひどいためこのラウンド中の採点で判定をさせていただきます。
≫曙選手の出血がひどいためこのラウンドのこの瞬間までの採点でジャッジを決めるという発表がありました。
1ラウンドプラス2ラウンド途中までというところ。
これからジャッジへ入ります。
≫心情的にはやらせてあげたいんですけれども仕方ないですね。
≫怪我ばかりはしょうがないですね。
選手の体の安全が第一ですから。
ファンは期待してましたからね。
≫そして曙が試合再開で向かうたびにこのさいたまスーパーアリーナから拍手が起こりました。
ボブ・サップのファンと曙のファン。
更には格闘技ファン誰もが注目する、この一戦。
その中で、今、2ラウンド途中曙の負傷による試合終了。
そして、判定へと今、持ち込まれています。
≫でも、2人のスピリットを感じましたね。
≫ボブ・サップもこの試合に向け体を仕上げてきました。
高田さん、そして曙も当然、その辺りこの試合にかける思いというのは伝わりますよね。
≫それは強かったですよ。
1日たりともあの負けを忘れたことはなかったって言ってましたからね。
≫これから判定です。
ボブ・サップの連勝か。
曙が星をタイに持ち込むか。
12年越し、因縁の再戦。
運命のジャッジのときを迎えます。
不安そうに、そのジャッジを待ち構える曙。
12年前のあの悔しさは今日、報われるのか。
今日からリスタートできるのか曙。
2連勝でこの戦いを因縁を終えるかボブ・サップ。
小池さん、何か2人の表情からもまだまだ戦いたかったのにという思いが伝わりますね。
≫でも、本当に残念ですけどこういった形になったというのもこの2人には運命的なものを感じたりしますし悔しいですけども、私たちの記憶に残る試合にはなっていますし。
また、このRIZINの舞台で戦いが見られるかもしれないですし。
≫見たいよね。
≫決着つけてほしい。
≫これ、もう1回やれという神様のプレゼントかもしれないですね。
≫更なる進化を遂げて更なる思いとともに2人に戦えという。
確かに、曙も久しぶりの格闘技の舞台です。
ボブ・サップも同じく久々の格闘技の舞台です。
ですから、より自分の力が出せるコンディションで再戦という流れかもしれません。
ジャッジが発表されます。
3対0、判定をもってボブ・サップの勝利ということになりました。
≫新しい神話が始まる。
ヒクソン・グレイシーの息子。
クロン・グレイシー登場。
グレイシー柔術のためなら死ねる。
不敗神話を未来へ継承するため。
高田、ヒクソンPRIDE.1から18年。
日本最強の寝技師青木真也に父親直伝グレイシーの奥義を見せ付け一本勝ち。
PRIDEはヒクソンで始まりRIZINはクロンで始まるのか。
≫オリンピックの栄光と呪縛とともに生きる格闘の神の一族。
その最強DNA、山本アーセン。
長女・山本美憂が育て上げた格闘技一家の最高傑作。
まだ19歳。
2020年、東京オリンピックの星となるべき男が総合格闘技に電撃デビュー。
≫おじ、山本KID徳郁と人知れず修業を重ねてきた。
≫山本ファミリーっちゅうのはDNAというかもう格闘なんですよ。
≫新しい神話の始まり。
RIZINの始まり。
≫1997年、10月11日PRIDE.1。
世紀の一戦と銘打たれたヒクソン・グレイシー対高田延彦で日本は空前の格闘技ブームが幕を開けました。
あれから16年。
日本総合格闘技新時代。
その到来を告げる、選ばれし戦いを宿命付けられた2人です。
戦いの血族。
山本一族のニュータイプ山本アーセン、19歳。
物心ついたときにはレスリングのタックルを打ち込んでいました。
中学1年生で、単身レスリングの強豪国ハンガリーへ留学。
19歳にして16年のレスリング歴があります。
母親、美憂のおじ、KIDもおば、聖子も極限に追い込むトレーニングを間近に見てきました。
華やかなステージでヒーローになるKIDを母たちの姿を見てきました。
そして悔しくて怒りにもだえる格闘家の本性丸出しの性も見てきました。
本来、高校や大学の部活を通し勝利者のマインドは得るもの。
しかし彼は幼くして備えています。
幻想、ヒクソンは私の10倍強い。
400戦無敗。
ファミリーとともに山ごもり。
獣道を走り冷たい湖に身をていしインドヨガの呼吸に続き瞑想に入る。
その神秘性がグレイシーの幻想を膨らませてきました。
ときは巡りMMAと呼ばれる今足りないのは幻想。
彼が、彼こそがグレイシー幻想の正統伝承者。
クロン・グレイシー。
父、ヒクソンが寄り添っています。
私は偶然起こるものなどないと信じている。
全てはサイクル。
全ては循環の中で起こり生まれてくるものなのだ。
父ヒクソンは話します。
そして、ヒクソンとクロン親子は試合当日の朝、儀式としてこんな言葉を決まって交わすそうです。
今日は死ぬのになんていい日なのだ。
死ぬのに、いい日。
全くだ。
きっと今日もその会話を交わした2人です。
さあヒクソン・グレイシージュニアクロン・グレイシー。
いざ、RIZINへ。
いよいよ一族の戦いが始まろうとしています。
クロン・グレイシーVS山本アーセン。
19歳、これがデビュー戦の山本アーセン。
東京オリンピックの有力なスター候補。
一族の血がリングに立たせました。
山本アーセン。
幻想、再び。
グレイシー神話の正統伝承者クロン・グレイシーです。
大みそか、IZAの舞。
リミット66kgRIZINMMA総合格闘技ルールです。
1ラウンドは10分。
グレイシー一族対山本一族。
クロン対アーセン。
お母様、美憂さんもその戦いやはり心配です。
息子の姿を見ています。
見えざる力、遺伝子が戦えと命じています。
格闘一族の血潮があいつを倒せとたぎっている。
いよいよ戦いの幕開けです。
≫出入り、速いですね。
≫打撃、やり込んでますね。
≫キレがあるな。
≫クリンチからの攻撃も出してくる。
これも武器です。
≫効いてるよ。
テンプルに入ったからね。
気をつけないと。
≫身長自体は174cmのクロン。
169cm、アーセン。
≫思ったより伸びてくるからね。
クロンのパンチ。
至近距離からのパンチがうまいんだよね。
グレイシー一族は。
≫関根さん、いかがですか。
≫いい動きしていますよね。
アーセン。
≫山本アーセンデビューですからね総合格闘技の。
≫これ、寝かさないほうがいいですよね。
≫体幹強いからね。
アーセンは。
そうそうは倒せないと思います。
≫ルミナさん倒されたくないですよね。
≫倒されたくないですね。
テイクダウンしてもすぐに立ち上がったりパウンドを落としたほうがいいです。
ゆっくりしていると下から投げてくるので。
≫クロン、結構打撃できてくれているからチャンスですよ。
≫このほうがチャンスがまだありますか。
≫あると思いますよ。
≫小池さん、入れましたね。
≫アーセン選手、KID選手と練習していたんですよね打撃は。
≫タイに渡ってやってたそうですね。
≫うまいんだな…。
≫これが怖い!膝十字だ!高田さん、戻しましたよ。
≫怖かった。
≫すごい身体能力だね。
≫これは驚きましたね。
ルミナさんセットアップできてましたよね。
≫そうですね。
もう、ああなったら…。
≫ニー・イン・ザ・ベリーという柔術の技くるっと返しました。
山本アーセン。
≫フィジカル強いですね。
≫ただクロンの仕掛けも速い。
≫今、よく返したな。
アームバーを。
≫グレイシー柔術の神話対現実のオリンピックを目指すアスリートの戦い。
そんな見られ方もあります。
≫クロン選手は下から上りたいですね。
≫郁榮さんも立ち上がります。
ミュンヘンオリンピックグレコローマンの日本代表です。
その血をまさにダイレクトに継いでいる山本アーセン。
≫スタミナあるよ。
まだキレがある。
≫この組み合ってからのパンチ。
≫これチャンスですね。
≫サイドを取られました。
≫ここ、気をつけないと。
≫高田本部長、やはり10分間という戦いは面白みが出ますね見ていると。
≫出ますね。
このワンチャンス逃してこないですからね。
グレイシーは。
≫グレイシー柔術創始者エリオを祖父にそして一族最高峰の芸術といわれるヒクソンを父に持つクロン・グレイシー。
すごい、連続している。
≫この反応はすごい。
≫何が起こってるのか追いつかないです。
≫アーセン、すごいな。
反応してるよ。
≫アーセンコールですよ。
ひじを張って防いでいるか。
ひざ、入れています。
アーセン。
≫よく反応しているでしょう。
ミリ単位で動かしてるずらしてるんです。
≫小池栄子さん一度抜け出したと思ったらもう、すぐ次のにきますね。
≫絡み付いてくるんですよね。
≫とりあえずはピンチを脱しましたね。
≫クロンも速いけどアーセンも反応、いいね。
≫下から三角絞め。
バスターで落とした!しかし逆に深く入った。
タップしてしまった。
≫あれ、バスターにいかないほうがよかったですよ。
≫5分11秒。
山本アーセン総合格闘技デビュー。
クロン・グレイシーの前に沈む。
≫強かったね。
≫アーセン、すごいですね。
このポテンシャルこれから楽しみです。
≫楽しみだね。
まずその言葉が出てきますね。
≫クロン相手によくここまでやったよ。
≫寝技で、いい位置までセットアップされたのに思いっきり逃げてましたからね。
≫お互い、認め合っているね。
お母さんも拍手を送ります。
山本美憂さんは最初はだめ、絶対だめやめてといっていました。
ときが経つと殴られないでね。
コメントは変わりました。
そして最近は、あんた、本当にぶっ倒してきなさいよ。
そうアーセンに言葉を送りました。
そして郁榮さん。
おじい様。
しかし勝ったのはこの男。
RIZINはクロン・グレイシーで幕を開けます。
≫クロン・グレイシーの…。
≫あの寝技の恐ろしさ。
≫バリエーションと切り返しね。
≫泣いています。
涙が止まらない山本アーセン。
≫これで強くなれ、もっと。
でも、いい試合だった。
≫マイクです。
≫まず自分のチームのみんなジョン、それからジョーそれからクロン・グレイシーアカデミーのみんな。
それから父また沖縄のチームのみんな皆さんの力がなければこうして勝つことができませんでした。
ありがとうございます。
それから、子どものころから日本で試合をするのが夢でした。
ですのでその夢をかなえてくれたRIZIN本当にどうもありがとう。
信じられない気持ちです。
また戻ってきたいです。
≫すばらしかった。
両者、すばらしかった。
高田さん、本当に新しい時代がきたという感じがしますね。
≫ある意味語り継がれる一戦ですよ。
≫それでは、試合直前のまずはシング・心・ジャディブ選手。
今日、ヒョードルを超えてみせる。
そう話していた、この男。
自慢の戦慄のひざ蹴りが皇帝を捉えるんでしょうか。
続いては、ヒョードル選手です。
RIZINというこの誇り高きリングにいよいよ、彼が帰ってきます。
≫月の裏側。
生きていた、皇帝。
≫復活の大号令により集いし、新たな銀河系軍団。
強さの宇宙地図を変えよう。
60億分の1の男エメリヤーエンコ・ヒョードル。
栄光の記憶たち。
もうやるべきことは全てやったはずだった。
≫かつてロシアン・ラスト・エンペラーと呼ばれた男は一夜限りの復活と考えていた。
しかし、訓練を重ねるにつれよみがえる闘争本能と勝利への欲望。
この場所に、どうしても帰ってきたかった。
≫ロシアを食らうエレファント。
シング・心・ジャディブ。
インドから東京・足立区に渡り格闘技を学び続けた男。
K‐1アジアに輝く新星として未来のチャンピオンとなるべき逸材と呼ばれた。
踏みつけ、蹴り上げPRIDEルールを熟知する男がこの大器を鍛え上げている。
シュートボクセで手塩にかけ育てた王者たちは離れていってしまった。
≫格闘技史上最高の育成者が未完の大器を育てる。
≫止まっていた時計が…。
≫動き出す。
エメリヤーエンコ・ヒョードルVSシング・心・ジャディブ。
≫今世紀最大のビッグサプライズを起こしにヒョードル復帰戦の相手。
青コーナー、シング・心・ジャディブの入場です。
≫インドに生まれ3歳から日本育ち。
どうやら俺は誰もがうらやむ圧倒的なポテンシャルを持っているらしい。
あるいは今日皇帝と出会うことで俺の潜在能力が覚醒のときを迎えるかもしれない。
まだ、何者にもなっていないこの俺がこのリングを終えるとき格闘家人生のど真ん中を歩き出していることだろう。
さいたまスーパーアリーナのファンよ。
日本、世界の格闘技ファンよ。
真剣勝負に永遠のヒーローは存在しないことを魂をぶつけ合うステージに魔物がすんでいることをこの俺が証明してやる。
未完の大器が、2015年大みそか皇帝を倒し、覚醒するか。
青コーナーシング・心・ジャディブです。
勝利を願うファンの魂のリクエストにこの男は、どう応えてくれるのか。
日本の大みそかにこの男が帰ってきました。
赤コーナー60億分の1の男、復活。
エメリヤーエンコ・ヒョードルです!このときを待ち焦がれていました。
この日を震えて待ちました。
大みそかに新たに出会えたこと。
また僕らを泣かせてください。
あなたを通して、PRIDEを総合格闘技を好きになれたことを感謝いたします。
2007年、大みそかチェ・ホンマンを倒しあなたはこう約束しました。
再び、この場所で会いましょうと。
2011年日本を深い悲しみが襲いました。
2011年大みそか日本のためにあなたは、この舞台で戦い我々に力と希望を与えてくれました。
一度は引退した、あなたが今日、愛する日本の格闘技のために復活してくれました。
まもなく、僕らの耳に除夜の鐘の、その音が聞こえてきます。
そして、新しい年の足音を幸福の音として聞くためにあなたの勝利が必要なんです。
≫皇帝復活。
その相手はインドが生んだ未完の大器シング・心・ジャディブ。
≫ここで、文部科学大臣馳浩様より花束の贈呈です。
≫これより文部科学大臣、馳浩さんより花束の贈呈が行われます。
小池栄子さん。
ヒョードルが我々の前に帰ってきてくれました。
≫帰ってきてくれましたね。
3年ぶりですよね。
その月日をどう過ごしていたのかが今日、わかりますね。
ブランクを感じさせるのか変わらぬスピードとパンチで戦ってくださるのか。
≫高田さん、もうヒョードルがいない大みそかは考えられないですよね。
≫ですね。
やっぱりヒョードル選手がリングに立つと、とたんにそっちへ吸い寄せられちゃって意識がね。
とにかく見ていたいというスイッチが入っちゃうね。
独特の雰囲気を持ってるなやっぱり。
≫オーラがすごいですよね。
≫3年ぶりの復帰戦です。
≫オーラにまったく、動じないというね。
≫馳大臣から、ここで会場のファンにご挨拶があります。
≫ひと言ご挨拶申し上げます。
まず、高田延彦統括本部長。
こうしてRIZINというすばらしい戦いの場を提供していただきました。
心から御礼申し上げます。
ありがとうございます。
そして、ヒョードルの復活を待っていました。
総合格闘技を通じてロシアと日本の交流にそしてスポーツ振興に大きな貢献をしていただいたヒョードルに対しまして文部科学省を代表してチャンピオンベルトを贈呈いたします。
≫エメリヤーエンコ・ヒョードルはロシアスポーツ省特別補佐官というそういった役職にも就いています。
今、文部科学省を代表して馳大臣よりチャンピオンベルトが贈呈されました。
日本とロシアの架け橋になりたいそんな思いもこのヒョードルにはあります。
エメリヤーエンコ・ヒョードルの3年ぶりの復帰戦。
日本、大みそかRIZINのリングを選んでいます。
新時代の幕開けは俺に任せろ。
青コーナーシング・心・ジャディブ。
皇帝の生きざま、見せてやろうや。
赤コーナーエメリヤーエンコ・ヒョードル。
いよいよです。
いよいよ始まります。
≫どんなふうに映っているんでしょうねシング選手から目の前のヒョードル選手の姿が。
≫リングで味わうこの皇帝のオーラ。
それにのまれるか。
あるいはエメリヤーエンコ・ヒョードルその強さ、氷の拳が見られるか。
ヒョードルの復帰戦が始まりました。
183cm、黒いトランクスエメリヤーエンコ・ヒョードル。
そして、白のトランクスが195cm、105kgインドシング・心・ジャディブです。
≫ヒョードルの1歩目のステップ、速いですからね。
≫ジャブを打ってシング・心・ジャディブペースをつかむか。
修斗のカリスマとして活躍された佐藤ルミナさんこの試合のポイントはどんなふうに感じてらっしゃいますか。
≫シング選手がヒョードルに組み付かれないこと。
もう組み付かれましたが。
どうさばくか。
倒されないようにしないと。
ちょっと早い段階でグラウンドになったらかなりシング選手分が悪いと思います。
でも組み際のひざ、いいです。
ジャブとひざのプレッシャーをかけて入れさせないようにしたほうがいいですね。
≫入れさせないのがシングの戦い方だと。
エメリヤーエンコ・ヒョードルのラッシュ。
小池さん見ましたか、今の。
≫息をのんでしまいました。
久しぶりに目の前で見て…。
≫体で殴っていくからね。
≫上になった。
≫こうなると強いですよ。
≫逃がさないですからね。
≫RIZIN総合格闘技ルール1ラウンド10分。
≫シング、どうする。
≫ただ、もともとシング選手も総合格闘技から始めてそしてキックボクシングに転向。
更に、また総合格闘技を続けています。
ヒョードルがバックを取ります。
≫パンチが…。
≫硬くて重いんですよね。
≫そして、後ろからスリーパーを狙う。
3年ぶりの復帰戦ですエメリヤーエンコ・ヒョードル。
≫足、戻したいですねシング選手は。
≫ノゲイラを葬ったシーンを彷彿とさせます。
そしてマウントになった。
マウントポジション。
上になって、相手にまたがって圧倒的に優位なポジションにエメリヤーエンコ・ヒョードルが立ちました。
ルミナさん、ジャディブはここからどうしたらいいですか。
≫今この状態でちょっと頑張るしか…。
ジャディブ選手、どのくらいのグランドスキルかわからないですけど。
今は、これでしのいでから…。
≫あと、腕十字に気をつけたほうがいいですね。
≫関節技を狙っています。
≫このパンチも、きついですよ。
堂々のノックアウト勝利!60億分の1の男、見事復活!これが、これが皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルです!≫ちょっとグラウンドではあまりにも差がありすぎましたね。
≫圧倒的な強さを今年も、この大みそかのリングで見せました。
関根勤さん3年ぶりの復帰戦です。
≫やっぱり、貫禄ありますね。
落ち着いていますよね。
≫ブランクが全然、感じられないですよね。
やっぱり、久しぶりの日本での復帰ということもあったので相当自分を追い込んで。
最後はオランダで合宿を張って仕上げてきましたから。
やっぱりコンディションも恐らく全盛期に近い状態で今日、リングインしていると思いますよ。
≫圧倒的な力で若き可能性をここは倒してみせました。
小池さん、ヒョードルはヒョードルのままでしたね。
≫変わらず強かった。
ヒョードル選手と戦うってやっぱり、怖くていやだと思うんです。
でも、それを対戦相手で引き受けて、最強の男と拳を交えたことというのは意味が大きいと思いますよ。
ジャディブ選手にとっては。
≫ルミナさん、この次にまた、我々はヒョードルに対して期待しますよね。
≫まだ見たいですね。
まだ全然いい動きをしていました。
≫マイクです。
≫こんばんは。
≫友人の皆さん、こんばんは。
皆さんの前でこうして試合をできることをとてもうれしく思います。
私が、一度引退してから、そして復帰をしてこの場所で再び皆様とお会いすることができそして、この場で皆様に試合を見せることができてとてもうれしく思っております。
ファンの皆様の応援があったからこそこうして、私はまたこの場所に立っています。
そして、一昨日、29日私たちの仲間のチームの若い選手たちが皆様の前で戦いをいたしました。
私と同じようにこの若い選手たちをまた応援してくれることを心から願っております。
そして、ここにいらっしゃいますロシアの人々に対しましては新年おめでとうそして、クリスマスおめでとうをここで言いたいと思います。
そして皆様の幸せをお祈りしております。
ロシアのためにそしてロシアと神様のために…。
≫感謝の言葉を述べたエメリヤーエンコ・ヒョードルです。
高田さん、この強さを全世界に向けて発信しています。
RIZINの舞台でこのヒョードルを倒したい。
いろんな世界中の猛者が今、いきり立っていると思います。
≫なんか、これを見た人は何よ、全然強いときのヒョードルじゃんというイメージしか残ってないんですよね。
だから、次の試合あと何試合できるかわからないけども次の試合、ますます楽しみになってきましたね。
≫見事1ラウンドノックアウト勝利。
エメリヤーエンコ・ヒョードル。
皇帝が、見事大みそかのリング勝利を飾りました。
≫K‐1マックス王者立ち技最高芸術アンディ・サワー。
≫170戦を数える戦いの歴史。
K‐1ワールドマックスをはじめ幾度も世界を制し6年前、魔裟斗現役最後の相手を務めたキック界のレジェンド。
更なる大海原へ乗り出す。
≫K‐1マックス最後のスター選手。
コスプレファイター長島☆自演乙☆雄一郎。
日本拳法で培った独特の打撃でK‐1ワールドマックス日本王者に。
かつて、MMAラウンドであの青木真也をひざ蹴りでマットに沈めた。
≫K‐1王者、MMA対決。
アンディ・サワーVS長島☆自演乙☆雄一郎。
≫入場に全力を注ぐコスプレファイター長島☆自演乙☆雄一郎。
2015年、大みそか。
RIZINで選んだのはフジテレビの深夜のアニメ放送枠。
ノイタミナの放送作品からのチョイスだそうです。
まずはご覧あれ。
戦いに向かうコスプレファイター長島☆自演乙☆雄一郎。
大みそか、RIZINでのコスプレは「冴えない彼女の育てかた」より澤村・スペンサー・英梨々。
学園で1、2を争う美少女にして高台の豪邸に住む正真正銘のお嬢様。
しかし、裏の顔は超人気サークルエゴイスティックリリーを主催し18禁の同人誌を描きまくる一面も持っているんだそうです。
さて、総合格闘家長島☆自演乙☆の大みそか。
やはり、2010年大みそか、青木真也とMIXルールでの劇的な総合格闘技ルールになってからのひざ蹴りからのパウンドアウトでした。
長島は、あの瞬間をひざが入ったときすごい、一生忘れられないような歓声が聞こえた。
そう振り返ります。
それを超える大みそかをもくろみます。
今、そのコスチュームのウィッグをつけたままのボディーチェックのようです。
実は、長島☆自演乙☆雄一郎。
総合格闘技ルール5試合経験しています。
そして、青木真也とのMIXルール。
更に、そのほかの試合でもMIXルールで対戦。
一日の長は長島にあり。
さあ、止まった時計の針。
再び動かすのは今日、この場所、RIZIN。
まさにビッグサプライズ。
立ち技70kg級ではもはやレジェンドと呼んでいい現役トップ、RIZIN参戦。
仰天の総合格闘技ルールに初挑戦です。
世界のMMAライト級戦線の構図は今夜、激変を起こす。
シュートボクシングS‐cup、4度制覇。
K‐1WORLDMAXは2度制覇。
魔裟斗に引導を渡した男。
アンディ・サワー、33歳。
MMAデビュー戦。
回転力のあるパンチ的確なローキック。
オランダ流の対角線のコンビネーションを駆使し世界最高峰のテクニックといわれる立ち技の頂点に君臨するアンディ・サワー。
シュートボクシングやK‐1キックボクシング。
つまりスタンディングルールです。
そのスタンディングルールで171戦154勝16敗1引き分け。
まさに驚異の成績です。
立ち技ではさまざまな栄光を手に入れてきたサワー。
その闘争心に再び火をつけたのはここ数年サワーに打撃のコーチを受ける前UFC世界フェザー級王者との交流でした。
初来日のときは19歳。
熊のぬいぐるみを抱えての入場。
今は33歳立ち技のリビングレジェンドがマットに背中をつけることが窮屈だった男が新たなフィールド総合格闘技の世界へ足を踏み入れます。
アンディ・サワー。
さあ、まさかの立ち技のスペシャリストたちが総合格闘技ルールで相まみえます。
レコードは0勝0敗とあるのがアンディ・サワーです。
今夜が、デビュー戦。
コスプレファイターは大みそかに事件を起こす。
長島☆自演乙☆雄一郎。
ビッグサプライズ。
立ち技を極めたアンディ・サワーがまさかの総合格闘技に照準を合わせました。
RIZINFIGHTINGWORLDGRAND‐PRIX2015。
IZAの舞。
リミット72kgRIZINMMAルール。
総合格闘技ルールです。
1ラウンド10分そして5分の2ラウンドが用意されています。
キックボクシング界の生ける伝説、アンディ・サワーがビッグサプライズ。
総合格闘技に激震を起こします。
対峙するのは魅惑のコスプレファイター曲者ストライカー長島☆自演乙☆雄一郎。
改めて申し上げます総合格闘技ルールです。
1ラウンド10分が始まりました。
ショートスパッツをはいての登場ですアンディ・サワー。
佐藤ルミナさんちょっと不思議な感じがしますね。
≫ロングスパッツのイメージがあるのですごい新鮮ですね。
≫高田本部長はいかがですか。
≫サワー選手が結構何年も前から総合に興味があって練習はしていたらしいんですよ。
≫とはいえ、まさかですよ。
≫転向することを聞いたときはまさかと思いましたが。
どういう動きを見せてくるのか楽しみですね。
お互い、総合はデビューですか?≫長島選手は何度かしているんです。
≫はい。
変則ルールですかね。
≫純粋な総合ルールも経験しています、実は。
なので一日の長は長島にありかと思います。
しかし、打撃の世界ではやはり2人の力の差はありますからね。
≫関根さん、どうですか?≫アンディは、全体のバランスが取れていますからね。
≫グラウンドの展開。
ここからが見もの。
上から覆いかぶさる長島。
小池さん、この場所で対戦したことはないですからね。
アンディ・サワーは。
≫どんな心境なんでしょうね。
想像つかないな。
アンディ・サワー選手って桁外れの強さを見せていた印象が強いので今日は楽しみだったんですよね総合デビュー。
≫サワー選手キャリアがあってまだ33歳ってこれ、ビックリしましたね。
≫初来日が19歳だったんですね。
≫それだけ長い期間トップでいたってことだね。
≫長島選手のほうがいいポジションを取っていますね。
≫左足のガードを越えています。
ルミナさん、しっかり練習してきてますね。
≫しっかりルールできてます。
手も1本押さえていますので。
体を離されたくないですね。
≫長島の腕を抱えているアンディ・サワー。
そしてガードの中に長島が入っている。
≫いわゆる、猪木・アリ状態といわれるこの状態から足を蹴っていった長島。
≫これがK‐1を制したパンチ。
≫足関節ですね。
対応しているサワー。
≫ヒールホールドに入っています。
これ、ちょっとかかとを抱えてひねっていますね。
≫体を寄せて防いでいるサワー。
≫ちょっと危ないですね。
結構入ってきちゃった。
≫じわじわずらさないと…。
≫小池さん、すごいですね。
立ち技のスペシャリストがまさかの…。
≫まさかの展開でしたね。
≫関根さん、どう映ってますか。
≫自演乙がこんなにやれるとはね。
イメージなかったですけど。
立ち技、強かったですけど。
≫まだ足絡んでるのでもぐらせないほうがいいですね。
サワー選手は。
≫長島は体をもぐらせるこれをさせたくないと。
≫このポジションでひざが許されています。
世界一危険なルールです。
≫蹴りはうまいよね。
≫グラウンドにおいての当て勘というかタイミングが天才的なものがありますね。
≫針の穴を通すように狙っていくからね。
当て勘だな。
≫ひざのプレッシャーからパウンドにいくかもしれない。
アンディ選手は徐々に絡まれている足を抜いていったほうがいいです。
削っていったほうがいい。
≫ダメージを少しずつ与えていきます。
この辺り、落ち着いている。
≫首に置いてあるひじあれ、苦しいですよ。
うまいですね。
いやがることをしますね徹底的に。
≫やってるね。
≫今、マウスピースを吐きましたか。
≫世界一危険なルールRIZINです。
≫大丈夫か?≫踏みつけ、グラウンドでのひざも顔面首から上は許されている。
踏みつけもあるぞ。
踏みつけだ!≫対応力、すごいね。
≫レバーを打ち抜いた!アンディ・サワー総合格闘デビュー完勝!強い!強すぎる!≫ものが違う感じしますねなんですか、これ…。
≫小池さん、驚きました。
今、お子さんたちですね。
≫本当に総合、初めてですかという感じですよね。
試合をとっても楽しんでいるように見えました。
≫すごい。
≫今、この姿を見ているRENA選手も驚いた顔で拍手してるんですね。
同じシュートボクサーの。
≫恐るべきシュートボクシングですね。
≫さすがスタンディングバーリ・トゥード。
でも、関根さん最後、仕留めたのはスタンディングというのもまた…。
≫やっぱり、パンチがすごいです。
このラッシュ。
≫あまり、こういう競技でゲームプランという言葉を使いたくないけど、見事に彼のプランどおりに試合が進んでいったね。
≫K‐1対大相撲の大一番です。
2つの異なる時代が今、遭遇しました。
≫どういう展開になるんだろうな。
≫早くも突っ込んでいく。
もろ差しです。
もろ差しの体勢に持っていった。
≫躊躇なくいきましたね。
≫ここから絞り上げていこうという把瑠都。
テイクダウン。
しっかりとダウンを取った。
≫力あるな。
≫この怪力ですね。
≫首相撲とかもすごい強いですからね。
≫ここでバルトハンマーを落とす。
パンチを打ち込んでいく。
アーツ、何もできない。
防戦一方だ。
ルミナさんこの勢いですが、いかがですか?≫危ないですね。
アーツ選手、下からの技術がちょっと見えないので。
≫なんといっても大会1週間前から準備して試合に出ているわけですからね。
≫ちょっと危険な状態ですね。
≫把瑠都の怪力。
レフェリーが割って入ります。
≫1回、ポジショニングを変えるんですかね。
≫ドントムーブで再スタートですね。
≫ピーター・アーツ顔を赤く染めています。
≫ここから、下からの技術がアーツにあるか…。
≫把瑠都サイドポジションを取りました。
この衝撃を関根さんどうご覧になってますか。
≫アーツ選手、今のでちょっとダメージありますよね。
この体重で上に乗られたら動けないですよね。
≫把瑠都選手もともと柔道で鳴らした選手だから。
≫横四方ですね、これは。
≫ですから、ここから肩固めやあるいは、腕がらみも得意としています。
≫ただ乗っかってるんじゃないんですよね。
≫これだけでもだいぶ苦しいですよ。
体重の乗せ方が非常にうまいですね。
≫そこら辺、ルミナさんセンスを感じますか。
≫腰を切ってるしアーツ選手が苦しいところに乗ってます。
≫小池さん、大相撲の元大関がこういう戦いをするのはまさに衝撃だと思いますが。
≫デビュー戦ですしチャレンジしていくほうは勢い、すごいですから。
これで試合を決めたら大きいですね。
≫アーツはなんとか戻したい。
把瑠都、こらえています。
アーツとしては打撃…。
持ち味のキックもありますし。
≫首、強引に絞めてますね。
≫下からアーツ。
上からは把瑠都。
この体勢ですが…。
≫入ってるんですか。
≫あまり入ってないけど体力差があるのでかなり苦しいと思いますね。
≫絞め技もよく知ってるよね。
≫あの腕の力と圧力と体重があるからこのピーター・アーツにしても距離を壊されちゃうんですね。
≫第3ラウンドの3分間が始まりました。
お互いにまずは抱擁。
健闘をたたえないながら敬意を持って戦います。
≫すごい圧力。
≫左四つの体勢です。
把瑠都。
ここからどうグラウンドに持っていくか。
≫アーツに打撃をさせないのがすごいよね。
≫普通はできないですよ、これ。
≫K‐1ファイター相手に自分の土俵に持ち込んでいくという把瑠都。
≫突っ込んでいくのも勇気いりますよ。
≫大内刈りからテイクダウンを取りました。
≫相撲の突進力と柔道の倒し技をうまく使ってますね。
≫やはり少年時代に夢中になった柔道の技がここで生きるとはという。
把瑠都、この技があるからある意味今まで角界から総合格闘技の舞台に出てきた選手たち、いますが高田さん、把瑠都の場合はちょっと違う感じがしますよね。
≫全く違いますね。
≫ここでまたポジションを変えてこの体勢から。
覆いかぶさる形になりました。
≫総合のスキルを使って戦うお相撲出身の人って今までいなかったんじゃないですか。
≫そうですよね。
小池さん、ここまでかなり興奮の展開が続いていますけどね。
≫本当に把瑠都選手身が軽いですし何よりこの体形でスタミナが相当ありますね。
≫確かに、おっしゃるとおり。
≫こんなに動けるんだってビックリしてるんですけど。
≫小路晃コーチとともに富山の山にこもってそして階段ダッシュなどスタミナ強化をしてきました。
高地トレーニングをしてきました。
その成果が現れています。
ギロチンチョーク。
かつてジェロム・レ・バンナが安田にやられたあの技になります。
ここから組みついていく把瑠都。
≫把瑠都の練習を見た人はみんな言ってました。
この体でこの動きができるファイター、人間見たことないって。
そして器用らしいんですよね。
≫小路晃さんが言っていたんですが劇画MMA、総合格闘技。
今まで見たことのないような総合格闘技の技が見られるんじゃないかと。
そういう話をしていました。
≫うまく育てたら世界のスーパーヘビー級のチャンピオンになるよ。
≫デビュー戦ですからね、これ。
≫ルミナさん、ここまでの展開どうですか。
≫把瑠都選手が圧倒していますけど…。
アーツ選手もまだチャンスありますよ。
自分の間合いをしっかり取れるか。
≫小外刈り。
≫本当に打撃を殺して組んだ瞬間の際のテイクダウンがものすごくうまいです。
総合格闘技やってますね。
≫完全なる総合格闘家への転身デビュー戦でみせています。
把瑠都。
これはまさに総合格闘技格闘技界全体でのレジェンドからニュースターへの魂の伝承ですからね。
ここで3ラウンド目終了です。
今、レジェンドからニュースターへ。
魂の伝承。
ニュースター、把瑠都伝説のピーター・アーツを破って華々しくデビュー戦を飾りました。
≫アーツもありがとう。
≫そして、ピーター・アーツ見事な男気を見せてくれました。
≫RIZINの新たなランドマークとなるのはアメリカのキング・モーかそれとも、リトアニアの狼男テオドラス・オークストリスか。
キング・モー、投げる。
もう一度マウントに入ります。
キング・モーにとってはここまで思惑通り。
一方、オークストリスは挽回しないといけないこの第2ラウンド。
≫ちょっと隙間を作りたいですね。
ここでちょっと…。
≫ここから、どう展開するか。
このまま潰し込むかキング・モー。
ここで第2ラウンド終了。
判定で勝者はキング・モー。
≫なんとかネムコフとしては体力を削られる中でも…。
ひざから飛び込んできた!しかし疲れているネムコフバランスが崩れている。
お互いに死力を尽くした第1ラウンド10分間が終わりました。
≫持っているものを全て出しているね。
≫本当にこの10分間の半分はグラウンドで、半分はスタンドというような展開になりましたね。
≫だって、ネムコフ選手起き上がれないもん。
≫出し尽くしましたね。
≫今、リング上のネムコフ自分のコーナーに≫いよいよ世界最強が決まる戦い。
RIZINWORLDGRAND‐PRIXヘビー級トーナメント決勝戦。
≫いいですね。
変則的な蹴りをいっぱい出していますね。
≫さまざまな種類のキックを出しているプロハースカ。
≫モー選手が届かない距離で打ってるのですごく、空間距離感をうまく使っていますね。
≫確かにキング・モーの左ジャブ当たりません。
この2人の対戦佐藤ルミナさんはどうご覧になっていらっしゃいますか。
≫お互いの距離感を最初に制したほうが勝ちかなと。
プロハースカ選手は遠い距離から変則的な打撃をいっぱい当てていってキング・モー選手はパンチとタックルのフェイントから両方に振り分けていく戦いが望ましいと思います。
≫距離感が結構遠いので。
入れそうで入れないですね。
≫届きそうで届かない蜃気楼のごとくその姿が浮かび上がっているプロハースカ。
関根さん、これぞ世界最強決定戦ですね。
≫プロハースカが打撃戦、制してますね。
≫タックルだ。
キング・モーがここでテイクダウン。
≫狙ってましたね。
≫このチャンスをうかがっていたキング・モーです。
小池さん立ってよし、寝てよし。
お互いにそうなんですけど息をのむ瞬間が訪れますね。
≫虎視眈々と狙っていた感じがキング・モー選手からしますね。
≫プロハースカ選手下からは得意そうですね。
≫ここでしっかり足でロックしてプロハースカ、仕掛けるか。
上に乗るのはキング・モーです。
≫うまくディフェンスしてますね。
プロハースカ選手は。
≫よくガードしていますね。
頭を動かしています。
≫クリーンヒットしてないですから。
≫スーパースターが決まりますこの戦い、決勝戦。
キング・モーのガードポジションからの振り下ろしパウンド攻撃に対してうまいディフェンスを見せるプロハースカ。
下から関節技に入ることもできるプロハースカ。
ただ、このパウンドがうるさい。
≫ミートしてないので。
≫ここは大丈夫ですね。
≫キング・モー選手は前にいきすぎると下から取られる可能性があるのであまり、いきすぎないほうがいいですね。
顔を離していきたいですね。
≫ちょっと、出血したかな。
左のまぶたの辺り。
≫目の上の辺りでしょうか出血が見られるプロハースカ。
どうやら、相当レベルの高い戦いになりそうです。
≫立ち上がりたいねプロハースカ選手。
≫ただ、立ち上がることを許しませんキング・モーの圧力です。
鉄槌を振り下ろしていきます。
完全に左目の上辺りから出血が見られるプロハースカです。
鋭い力がありますね、ルミナさん。
≫徹底的に当ててますし相手の足を効かさないようにうまくモー選手は腰で相手の足を殺しているんですよね。
細かいテクニックもありますね。
≫身長差が10cmあるのでなんとか近くに潜り込みたかったキング・モー。
その体勢に持ち込んできました。
≫プロハースカ選手これだけ動いて攻撃が途切れないんです。
≫右ストレート一閃。
≫すごい!≫キング・モーがKOハーレムキングが見事なノックアウト勝利。
世界最強の座を今、奪い取りました。
≫一瞬だ…。
≫一瞬でしたね。
≫あの一瞬を逃さないんだよね。
≫関根さん、今の右ストレートのタイミングそして、入り方いかがでしたか。
≫すごかったですね。
カウンターですよね。
よく見てますよね。
≫そして、小池さん。
新時代の世界チャンピオンが誕生しましたよ。
≫誕生しましたね。
見ちゃいましたね。
ものすごい鈍い音が聞こえてここまで響いてきました。
≫そして、佐藤さん。
スタンドの状態になったところでモーとしては寝技に持ち込みたかった。
しかしスタンドの状態になってチャンスをつかんだ。
≫組み際、離れ際の総合格闘技らしい間をうまく使っていましたね。
≫ここまでの戦いもそうですけどこの対応力ですね。
≫高田さん。
キング・モーは34歳。
ただ、新時代の世界王者になりました。
どんな期待をされますか。
≫今、見て思ったんだけどやっぱり、体の動きがすごく相手に順応するのが早いんですよ。
今もタックルを相手、警戒してるからタックルで倒されるのいやじゃないですかプロハースカは。
やっぱり、ガードが下に落ちるんです。
そこを、ちゃんときれいに狙ってるんです。
≫ですから、非常に理にかなったといいますか考えられた攻撃だったんですね。
≫あのスピードと肩を持っている以上は当分この座から落ちないんじゃないですか。
いつも上位にいますよ。
彼は。
≫ただ、かつてはレスリングでオリンピックを目指していた。
そしてオリンピックの金メダルを目指していたこのキング・モー。
ただ、そのオリンピックに出られず、総合格闘技に転向してそして今、世界中のありとあらゆる格闘技団体猛者が集うRIZINで世界一をつかんだ。
やはり夢というのは34歳になっても目指し続ければかなうんですね。
≫例えばキング・モー対≫新たなる可能性を求めて。
シュートボクシングの女王総合挑戦、RENA。
ここはRENA積極的に手を出します。
オーソドックスのRENA。
サウスポーのイリアーナ・ヴァレンティーノ。
ルミナさん、ある程度1ラウンドで相手の出方というのはRENAもわかったと思います。
≫やっぱり想像以上に伸びてくるストレートとか、ひざが怖いので、もう少し頭をガードを固めて頭を横に振ったほうがいいと思いますね。
≫ただ高田さん、RENAはこの総合格闘技初挑戦において立ち技の、シュートボクシングのRENAとは全く違うRENAを見せたいという発言をしていたんですね。
ですから寝技とかの展開タックルとかにいくかどうか。
≫今、完全に相手の距離感ですからなかなか自分のペースに持っていけないねRENA選手。
≫休まずくるね。
≫隙を見せないですね。
これは厄介です。
≫小池さん、RENAももう、ひと踏ん張り積極的にいってほしいところなんですけどね。
≫やっぱり思うようにいかない…。
≫横の動き、入れないとRENA選手、またもらっちゃいますよ。
≫回りたいということですか。
≫はい。
左右どちらかに回らないと。
真っすぐ下がると伸びてくるので。
≫関根さん、RENAとしては1つ、打開策としてグラウンド立ち技にはない動きですよね。
≫先ほどのようにシュートボクシングの投げがあれば。
投げて削りたいですねスタミナを。
≫投げてからの抑え込みまでしっかりできればいいんですけどそこはちょっと、相手も反応がすごくいいですね。
イリアーナ選手の。
≫やっぱり、多少やってきているんでしょう対策を。
≫ディフェンスはやっていますね。
≫投げがあった。
第1ラウンドにもこういったシーンが見られたんですがそのときはすぐイリアーナ・ヴァレンティーノが起き上がってまいりました。
≫じっくりじっくり。
逃したくないですね、ここ。
≫ここ、しっかりポジションを取りたいですね。
相手の右足が入っちゃっているので。
ちょっと、まだ押さえきれないので。
≫サッカーボールキックが解禁されているこの試合。
跳びつきの腕十字!予告していた跳びついての腕十字!総合格闘家、RENAとして新たな境地を見せている。
決めた!≫新生K‐1、最小、最速ギラギラのKOアーティスト武尊。
100kgを超える大男の戦いで始まったのがK‐1。
しかし、今のK‐1のトレンドは軽量級です。
対戦相手がサウスポーのヤン・ミン。
この左が怖い。
≫ヤン・ミンもいい選手ですね。
≫下がらないよ、ヤン・ミン。
≫武尊、ちょっと笑いました。
≫関根さん、笑いましたよ。
≫ドーパミン出てますよ。
頭からグーッと。
≫笑ってますよ、また、小池さん。
≫あんな笑ったの見たことない。
≫楽しそうですよね。
≫戦っているときが楽しくてしょうがないって。
きっとガールフレンドといるときより友達といるときよりこのリングが一番好きだと。
≫この瞬間が一番幸せなんですね。
≫しかしヤン・ミンも下がらない。
≫ヤン・ミン、根性ありますよ。
いい選手だ。
≫関根さん、ふさわしい相手です。
≫ええ。
俺に似てるって言ったのよくわかりますね。
≫中国のキック界もレベル上がりましたね。
≫倒しにいっている。
しかし、返してくるヤン・ミン。
早くも終了です。
第1ラウンド。
ちょっと関根さん流れが変わりましたか。
≫少しずつ武尊の攻撃が入り始めましたね。
≫エンジンかかってきましたね。
仕留めに入っていますねそろそろ。
≫まばたき厳禁。
でも冷静ですね。
打ち分けますね、ちゃんと。
≫ヤン・ミン、タフですね。
いい選手ですよ。
普通の選手ならもっと、ふらふらになってます。
≫でも、さすがにヤン・ミンもちょっと手が止まって後ろに下がってきています。
≫圧力でね、武尊の怒涛の…。
≫セコンドから、武尊削りながらいけと卜部兄弟からも指示が飛びます。
この間合い、逃してくれません武尊。
左フックがありますヤン・ミン。
≫ヤン・ミンは二十歳にしてプロ40戦目。
≫返しているね、ヤン・ミンも。
≫ガードも下がってますね。
≫仕留めに入ってるんじゃない。
≫またバッティング意識的かどうか…。
ダウンを取った!最初のダウンです。
≫すげえな…。
ぶっ飛んだよ、右ストレートで。
≫体が浮き上がった、一瞬。
≫もう試合ができない。
これは心を折りましたね。
武尊、勝利!≫強い。
≫小池さん、どうでしたか。
≫強い、すごい。
≫アメリカ戦慄のレディービースト、33歳レイディー・タパ。
ブラジル、霊長類ヒト科女子最強30歳、ギャビ・ガルシア。
まず、小池さん。
いよいよ女の戦いが始まります。
≫たまりませんね。
この仕上がった肉体。
格好よすぎますね。
ギャビ選手、人類最強が男だって誰が決めたのとおっしゃっていましたけど今日、すごい瞬間を目にするかもしれませんね。
私たちは。
≫高田さん、2人の目標は性別の枠を超えることです。
≫これ、序盤、殴り合いから始まるんじゃないですか。
≫人類女性最高傑作は一体、どちらか。
まさに特別な時間がきます。
立ち上がります。
レイディー・タパの強烈な一発が入りました。
強烈なファーストインパクト。
≫まだ効いてますね。
さいたまスーパーアリーナ最高潮。
なんという戦いでしょう。
ルミナさん、すごいですね。
≫意表をつかれた感じで一発もらっちゃいましたね。
≫関根さん、レイディー・タパはスタミナがありそうです。
≫タパの左のストレートすごいですね。
≫タパの左、強いね。
気をつけないと。
伸びてきますね。
≫構えもしっかりしてるので。
わかんないところからストンと打ち抜いてくるので。
ギャビは少し正面を向きすぎですね、殴りあうとき。
危ないですね。
≫いいのが入ってくると慌てちゃうんだよね、ギャビ。
≫正面になっちゃうと的が大きくなるので。
≫柔術レスラーギャビ・ガルシア。
一撃、一撃が非常に重い。
≫ギャビも腰が入っていない手打ちのパンチでもこの筋肉だから、効くんですね。
≫小池さん女性目線でこのスケールいかがでしょうか?≫ちょっと圧倒されますけどギャビ選手としてはやはり寝かせたいってことなんですよね。
≫柔術家としてもう敵はいません。
ブラジルのギャビ・ガルシアです。
一方、レイディー・タパはアメリカで活躍するプロのレスラーです。
この2人の対決、奇跡の一戦といっていいでしょう。
ギャビ・ガルシアはブラジルを出てカリフォルニアで鍛え込んできました。
場所をアメリカに移してこのスタンドを鍛え抜いてきました。
≫逆にタパ選手はそのほうがチャンスはありますね。
ギャビ選手寝技になったら圧倒的に実力があるので。
スタンドで打ち合ったほうがいいと思います。
≫効いてるよ。
≫不屈の闘志。
グラウンドに入った。
ここからはギャビ・ガルシアの時間。
レフェリーストップ!女性人類最強、ギャビ・ガルシアここにあり!≫グレイシー一族対山本一族。
クロン対アーセン。
見えざる力、遺伝子が戦えと命じています。
格闘一族の血潮があいつを倒せとたぎっている。
さあ、いよいよ戦いの幕開けです。
出入り、速いですね。
≫結構打撃をやりこんでいますね。
≫クリンチからの攻撃も出してくる。
これも1つ武器ですクロン・グレイシー。
≫効いてるよ。
テンプルはいったから。
気をつけないと。
休まずパンチがくるねクロン・グレイシー。
≫クロンが結構打撃できてくれてるから今、チャンスですよ。
アーセンは。
≫このほうがチャンスですか。
≫全然あると思います。
≫小池さん、入れましたね。
≫アーセン選手KID選手と練習してたんですよね、打撃は。
≫タイに渡ってやってたそうですね。
≫これは怖い。
そして膝十字だ。
まさか、あのときの再現なのか。
戻した…また戻った。
高田さん、戻しましたよ。
≫怖かった。
≫すごい身体能力だね。
≫これは驚きました。
ほとんどセットアップできていましたよね。
≫そうですね。
もう、ああなったら…。
≫三角絞めの体勢か。
≫ニー・イン・ザ・ベリーといわれる柔術の技。
くるっと返しました山本アーセン。
≫フィジカル強いですね。
ただ、クロンの仕掛け速いですね。
≫速かったですね。
見えなかった。
今、よく返したな。
あのアームバーを。
≫グレイシー柔術の神話対現実のオリンピックを目指すアスリートの戦い。
そんな見られ方もある。
郁榮さんも見ている。
ミュンヘンオリンピックグレコローマン代表その血を受け継いでいる山本アーセン。
負けてないですね。
≫高田本部長10分間という戦いはここのおもしろみが出ますね。
ここを見ていると。
≫出ますね。
ただ、このワンチャンス逃してこないですからねグレイシーは。
≫グレイシー柔術創始者を祖父にそして、一族最高峰といわれるヒクソンを父に持つクロン・グレイシー。
≫この反応はちょっとすごいですね。
≫何が起こっているのか追いつかないです。
≫アーセン、すごいな。
≫反応してる。
≫アーセンコールです。
三角絞めだ。
ひじを張って防いでいる。
ひざを入れてます、アーセン。
≫よく反応してるでしょう。
≫ミリ単位で動かしてずらしてるんですよ。
≫小池栄子さん一度抜けたと思ったらもうすぐ次のがどんどんきてるんですよね。
≫絡み付いてきますね。
≫とりあえずはピンチを脱しましたね。
≫クロンも速いけどアーセンも反応いいね。
≫三角絞め。
バスターで落とした!しかし逆に深く入った。
タップしてしまった。
≫バスターいかないほうがよかったですよ。
≫5分11秒、山本アーセン総合格闘技デビュークロン・グレイシーの前に沈む。
≫強かったね。
≫しかし勝ったのは、この男。
≫いよいよ始まります。
≫どんなふうに映っていますかねシング選手から目の前のヒョードル選手の姿。
≫リングで味わうこの皇帝のオーラ。
それにのまれるか。
あるいはエメリヤーエンコ・ヒョードルその強さ氷の拳が見られるか。
ヒョードルの復帰戦が始まりました。
183cm、黒いトランクスエメリヤーエンコ・ヒョードル。
そして、白のトランクスが195cm、105kgインドシング・心・ジャディブです。
≫ヒョードルも1歩目のステップ速いですからね。
≫ジャブを打ってシング・心・ジャディブペースをつかんでいくでしょうか。
修斗のカリスマとして活躍されました佐藤ルミナさん。
この試合のポイントどういうところですか。
≫シング選手がヒョードルに組み付かせないこと…。
これをどうさばくかですね。
≫ちょっと早い段階でグラウンドになったらかなりシング選手分が悪いと思います。
組み際のひざ、いいですね。
ジャブとひざのプレッシャーをかけて手を入れさせないようにしたほうがいいですね。
≫入れさせないのがシング・心・ジャディブの戦い方。
エメリヤーエンコ・ヒョードルのラッシュ。
小池さん、見ましたか、今の。
≫息をのんでしまいました。
久しぶりに目の前で見て…。
≫体で殴っていくからね。
≫上になった。
≫こうなると強いですね。
≫逃がさないですからね。
≫RIZIN、総合格闘技ルール1ラウンド10分。
≫シング、どうしのぐ。
≫ただ、もともとシング選手も総合格闘技から始めてそしてキックボクシングに転向。
更にまた、総合格闘技を続けています。
ヒョードルがバックを取ります。
≫パンチがね…。
≫硬くて重いんですよね。
≫後ろからスリーパーを狙う。
3年ぶりの復帰戦ですエメリヤーエンコ・ヒョードル。
ロープ際でのフック。
≫戻したいですねシング選手は。
≫ノゲイラを葬ったあのシーンを彷彿とさせます。
そして、マウントになった。
マウントポジション。
圧倒的に優位なポジションにエメリヤーエンコ・ヒョードルが立ちました。
ルミナさん、ジャディブはここからどうしたらいいでしょうか。
≫今、この状態からで頑張るしか…。
ジャディブ選手、どのぐらいのグラウンドスキルかわかりませんが今は、これでしのいでから…。
≫腕十字、気をつけたほうがいいですね。
≫関節技を狙っています。
≫このパンチもきついです。
≫細かいパンチだ。
堂々のノックアウト勝利!60億分の1の男、見事復活!これが皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルです。
≫ちょっとグラウンドであまりにも差がありすぎました。
≫圧倒的な強さを今年もこの大みそかのリングで見せました。
≫貫禄ありますね。
落ち着いていますよね。
≫ブランクが全然、感じられないですよね。
やっぱり久しぶりの日本での復帰というのもあって相当、自分を追い込んで最後はオランダで合宿を張って仕上げてきましたから。
2015/12/31(木) 19:00〜23:45
関西テレビ1
RIZIN FIGHTING WORLD GRAND−PRIX2015〜I…[字][デ]

10年ぶり大晦日格闘技復活!ヘビー級世界一は誰の手に?人類最強の男・ヒョードル復帰戦&把瑠都が総合格闘技初参戦!女子格闘技も大注目!曙VSサップ再び!

詳細情報
正式タイトル
RIZIN FIGHTING WORLD GRAND−PRIX2015〜IZAの舞〜
番組内容
 地上波独占放送する世界格闘技界のレジェンドやニューヒーローが集結した大会『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND−PRIX 2015』。今夜はヘビー級トーナメント準決勝2試合、決勝とスペシャルワンマッチが行われる。
 激戦必至!ヘビー級トーナメントを勝ち抜き優勝賞金4000万円を手にするのは果たして!?
番組内容2
 スペシャルワンマッチの注目は“60億分の1の男”エメリヤーエンコ・ヒョードルの復帰戦やバルト(大相撲元大関・把瑠都)の格闘技デビュー戦、さらには曙太郎VSボブ・サップの2003年以来の再戦!他にも大注目の対戦カードが目白押し!
出演者
【大会対戦カード(12月29日現在)】
〈スペシャルワンマッチ〉
エメリヤーエンコ・ヒョードル VS シング・心・ジャディブ 
バルト VS ピーター・アーツ 
曙太郎 VS ボブ・サップ 
ギャビ・ガルシア VS レイディー・タパ 
RENA VS イリアーナ・ヴァレンティーノ 
山本アーセン VS クロン・グレイシー 
武尊 VS ヤン・ミン
出演者2
長島☆自演乙☆雄一郎 VS アンディ・サワー 
長谷川賢 VS ブレナン・ワード 

他 

〈ヘビー級トーナメント〉
準決勝2試合、決勝
スタッフ
【プロデューサー】
浜野貴敏 
永盛健之(ディ・コンプレックス) 

【演出】
佐藤大輔(佐藤映像)

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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