日本中が新しい時代に向かって走り始めた時代。
あさの冒険もまだ始まったばかりでした
１０時５分になりました。
ここでニュースをお伝えします。
日本と韓国が慰安婦問題の最終的な解決で合意したことについて、アメリカの有力紙２紙は、画期的だなどと評価し、中国や北朝鮮に対応するための協力強化につながると指摘する社説を掲載しました。
ニューヨーク・タイムズは３０日、社説を掲載し、画期的な合意だ、安倍総理大臣とパク・クネ大統領は称賛に値すると評価しました。
そして、すべての論争を終わらせることにはならないだろうが、合意が誠実に履行されれば、アメリカの同盟国である日韓両国の摩擦を和らげ、地域の安全保障において、さらなる協力を引き出せると指摘しました。
またウォール・ストリート・ジャーナルも、日本と韓国の大きな進展と題する社説を掲載し、アメリカの国防費が地域の脅威に追いつけていない中、日韓両国はもっと緊密に協力しなければならず、慰安婦問題の解決がそれを容易にするだろうとして、中国や北朝鮮に対応するための協力強化につながると指摘しました。
有力紙２紙の社説からは、アジア太平洋地域での影響力を維持したいアメリカとして、日本と韓国の関係改善に、強い期待を寄せていることがうかがえます。
大手タイヤメーカーのブリヂストンは、ことし１０月に発表していたアメリカの自動車用品販売会社の買収について、アメリカの著名な投資家との競合の結果、買収を断念することになりました。
ブリヂストンはことし１０月、アメリカでタイヤなどを販売するペップボーイズを、およそ１０００億円で買収すると発表していましたが、今月、アメリカの著名な投資家、カール・アイカーン氏が名乗りを上げて、双方が金額を上乗せする買収合戦となっていました。
これについて、２９日、ブリヂストンは、買収に関する追加の提案はしないと発表し、買収を断念することになりました。
これを受けて、ペップボーイズは３０日、ブリヂストンとの契約を破棄し、新たにアイカーン氏との間で買収契約を結んだことを明らかにしました。
ブリヂストンは主力のアメリカ市場での戦略の練り直しを迫られることになりそうです。
ＦＩＦＡ・国際サッカー連盟を巡る不正事件で、スイスの当局は、ＦＩＦＡの幹部の不正を解明するための証拠資料として、スイスの銀行口座の情報をアメリカの当局に提供したと発表し、捜査の進展につながるのか注目されます。
ＦＩＦＡを巡っては５月、当時の副会長など関係者９人を含む１４人が、多額の賄賂の受け渡しに関わったなどとして、組織的不正の罪で起訴されたほか、今月３日にはスイスの司法当局が、収賄などの疑いで新たに幹部２人を逮捕しました。
スイスの司法当局は３０日、不正を解明するための証拠資料として、アメリカや南米の大会のマーケティングの権利を巡る賄賂の受け渡しに使われた疑いがある、スイスの銀行にあるおよそ５０の口座の情報を、アメリカの当局に提供したことを明らかにしました。
今回の証拠提供が、不正の実態解明に向けた捜査の進展につながるのか注目されます。
では全国の天気、まず雲の動きです。
本州付近は広く雲に覆われて、日本海側では局地的に雨雲が発達しています。
きょうの天気です。
日本海側は広い範囲で雨や雪が降り、雷を伴って、強く降る所もあるでしょう。
太平洋側は、各地で晴れ間がありそうです。
・「朝の空を見上げて」2015/12/31(木) 10:05〜10:10
ＮＨＫ総合１・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース／報道 – 定時・総合
ニュース／報道 – 天気
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