こんばんは。
大阪府門真市で遺体を切断したとして、女が逮捕された事件で、遺体は女性で、今月24日から25日の間に死亡した可能性が高いことが分かりました。
自称、イラストレーターの森島輝実容疑者は、今月下旬、大阪府門真市の自宅で、遺体を切断するなどした疑いが持たれています。
その後、司法解剖の結果、遺体の死因は窒息死と見られ、今月24日から25日の間に死亡した可能性が高いことが、新たに分かりました。
遺体は森島容疑者と先月下旬まで一緒に暮らしたあと、行方が分からなくなっている、25歳の渡邊佐和子さんと見られていて、警察はDNA鑑定を行うなど、身元の特定を急いでいます。
森島容疑者の自宅からは、包丁やのこぎりが押収されていて、警察は遺体の切断に使われた可能性があると見て、調べるとともに、2人の間になんらかのトラブルがあったと見て捜査しています。
日本と韓国が、慰安婦問題の最終的な解決に向け、合意したことを受け、ソウル市内では大規模な反対集会が開かれました。
ソウルの日本大使館の前です。
きょうの集会には、非常に多くの市民が詰めかけています。
その中には、若者の姿も多く見られます。
集会には警察発表で700人が参加。
元慰安婦の支援団体は、日本は法的責任を認めていないとして、合意は絶対に受け入れられないと、声を張り上げました。
支援団体がかたくなな姿勢を崩さない一方で、合意に対する市民の評価は分かれています。
今後の焦点の一つが、日本側が撤去を求めている、日本大使館前の慰安婦像の取り扱いです。
韓国政府は、適切に解決されるよう努力するとしていますが、きょう発表された世論調査でも、6割以上が、移転は反対と答えています。
根強い反対世論を説得しながら、合意内容を着実に履行できるのか。
韓国政府の真価が問われています。
来年の伊勢志摩サミットを控えて、テロ対策が課題となっています。
テロを起こさせないための官民一体となった警備の強化について、現場の取り組みを取材しました。
今月14日、羽田空港で、ある機械が試験運用されていました。
この機械が新しいボディスキャナーです。
このように中に入って、不審物を持っていないか、全身をチェックします。
乗客の衣服を透視し、金属探知機では調べられなかった火薬などの不審物を発見できるといいます。
テロ対策の一つとして、羽田など4つの空港で、来年度から導入される予定です。
先月発生したパリ同時多発テロ。
スタジアムやレストランといった警備が比較的手薄な集客施設、ソフトターゲットが狙われ、世界に衝撃を与えました。
日本でも、ソフトターゲットの警備が課題となっていますが、警察幹部はすべてのソフトターゲットを守ることはできないといいます。
警察庁は今月、ソフトターゲットの管理者に、自主警備の強化、手荷物検査の実施、防犯カメラの整備などを呼びかけるように、全国の警察に通達を出しました。
実際にどこまで対応できているのでしょうか。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの会場にもなっている、国立代々木競技場へ。
この日はレスリングの大会が開かれていました。
通常ですと、制服じゃなくて、スタッフジャンパー等でやってるんですけど、今回は制服の警備さんで、やっていただいています。
不審物であったり、不審者を特に注意して見回るように。
制服姿の警備員を配置し、警備を強化しているといいます。
しかし、通達にある手荷物検査は、すべてのイベントで実施できるわけではありません。
監視カメラは増設を検討していますが、予算の問題でいつになるかは未定だということです。
テロの防止に向け、民間の事業者などとの協力態勢をいかに強めていけるか。
ここからはスポーツです。
4144校の頂点を懸けた戦い。
全国高校サッカー選手権大会が開幕しました。
試合前から長蛇の列が出来た開幕戦。
初出場、大阪代表、阪南大高と、地元、東京B代表、駒澤大高の一戦。
前半28分、赤のユニホーム、駒澤大高がボールを奪います。
中に入れた、深見!深見のシュート、決めた!入った!
キャプテン、深見が今大会初ゴールを決め、先制します。
さらに勢いに乗る駒澤大高はその2分後。
左サイド。
おっ、かわした、シュート!決まった!決めたのは17番、竹上。
2対0とリードを広げます。
しかし、後半21分。
阪南大高にPKを与えます。
これで1点差とされます。
さらに試合終了間際。
このピンチは、キーパー、すずきが防ぎます。
このままリードを守りきった駒澤大高。
開幕戦を勝利しました。
一方、今大会、最初に姿を消すことになった、初出場の阪南大高は。
3年生はもう、さっき言ったように、お前らはこれで終わりじゃないし、ここまで第一歩進んでくれた学年であることは確か。
それに関しては感謝している。
泣き崩れる必要は全くない、さっきも言うたけど、ちゃんと胸張って、顔を見て、しっかりとあいさつをしなさい。
いいね。
今大会の出場選手たちは、東京オリンピック世代といわれている。
2020年を目指す世代の中で、ひときわ注目される選手がいる。
2015年、日本スポーツ界の顔ともいえる、ラグビー日本代表が表紙を飾る雑誌で、すでに特集されていた。
来てますね。
クロスボールが入った。
シュートしていくか、小川のゴール!小川決めた、今大会2点目!右サイド。
今大会ナンバー1ストライカーの呼び声高い、桐光学園のエース、小川航基。
小川の武器は、身長184センチの高さを生かしたヘディング。
右足からの豪快なシュート。
さらに。
利き足とは逆の左足でも、得点を奪える多彩なゴールパターン。
どうやったらゴールを取るのかっていうのを、いつも考えていて。
やっぱり得点感覚っていうのはやっぱり一番、自分の一番の売りですね。
高校生離れした得点感覚が評価され、18歳以下の日本代表に選出された小川。
さらに、高校卒業後には、あのゴン中山や高原など、多くのストライカーを輩出した、ジュビロ磐田に入団が内定している。
その小川の学校生活をのぞいてみると。
昼休み、机の上に並んだのは、4個のお弁当箱。
実はこのお弁当の数々は、小川の体を思う母親のおかげだという。
学校というか、なんか、栄養士の話を聞きに行ったりしてくれて、自分の食生活のこととか管理してくれてすごい助かってます。
家族の献身的な支えもあり、サッカーで結果を残すことができた小川。
そして高校生活最後の年。
キャプテンとして全国屈指の強豪校、桐光学園を引っ張ってきた。
行けよ、苦しくねえよ。
行けよ!ほら。
そんな小川には、忘れられない試合がある。
2年前、選手権の3回戦。
1年生ながら先発出場し、全国の舞台に立った小川。
試合は残り5分。
1点を追いかける場面。
なかじま、そしてうえきにボールが渡った。
小川のシュートはしっかりとインステップに当てることができません。
ジャストミートはできません。
フォワードとして絶好のチャンスを決めきれず、チームは敗退した。
自分が決めてればっていう思いで、3年生を引退させてしまったっていう、申し訳なさで、すごい悔しい気持ちでいっぱいだったんで。
その悔しさを胸に臨んだ、ことしの神奈川県大会。
小川はチームトップの3ゴールを挙げ、桐光学園を全国へと導いた。
あの悔し涙を流した舞台で、歓喜の涙を流すため、小川の高校生活最後の大会が始まる。
1年のころは何もできなかったっていう思いがあるので、今回は全国優勝というのでリベンジしたいなと思います。
小川選手擁する桐光学園の初戦は来年1月の2日です。
続いてはスピードスケートです。
全日本スプリント選手権最終日。
注目は、初日、総合トップに立ったバンクーバーオリンピック代表、高木美帆。
前日、国内最高記録をマークした1000メートルで、全体トップの1分16秒20。
初日からの首位を守り、地元帯広で、初の総合優勝です。
自分の中ですごい実のある優勝になったかなというふうに感じています。
1億円超えの優勝賞金を懸けたケイリングランプリ。
レースは残り半周。
緑の勝負服、浅井が、ぐんぐん順位を上げ、最後の直線へ。
そしてゴール前、驚異的なスパートを見せ、1着でゴール。
浅井は5度目の出場で初優勝。
2015/12/31(木) 00:25〜00:45
読売テレビ1
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