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【プロ野球】金本監督が開幕の竜戦警戒 昇竜の時機と予測2016年1月7日 紙面から
阪神の金本知憲新監督(47)は6日、球団幹部とともに大阪市北区の中日新聞大阪支社へ年始のあいさつに訪れ、開幕戦であたる中日への警戒感を示した。 2000年代に入ってから、リーグ優勝は中日が4度、阪神が2度。最近3年は阪神がAクラスを保つ一方、中日はBクラスに甘んじた。そのリーグ順位が示すように、阪神は3年連続で中日に勝ち越してきた。それでも、金本監督は昇竜の時機と予測する。 「中日は星野監督や落合監督のときも投手陣がしっかりしていた。ここ何年かは落ちているが、そろそろまた先発をそろえ、整備される時期ではないかと思う。そうされたらイヤですね」 社交辞令だろうか。中日スポーツ総局の土岐正紀総局長や館林誠報道部長も同席した和やかな席上ではあった。ただ、同じ広島県出身の谷繁監督が捲土(けんど)重来のバッテリー強化を図ると考えている。「自然とそうなると思う」 「超変革」をスローガンにする阪神も課題は多い。昨季は中継ぎに苦しんだ。2年連続セーブ王の呉昇桓の退団により、抑えは新外国人投手か、復帰してきた藤川や福原が候補。中継ぎには中日からフリーエージェント(FA)となった高橋(聡文)を補強した。前ドラ戦士への期待は大きい。 「高橋はハートを持っている投手。淡々とした表情で投げる投手ではない。投げっぷりもいい。チームが変わり、また気分も変わる。うまく、はまってくれたらいいですね」 今季は2年連続で竜虎の戦いから開幕する。舞台も同じ京セラドーム大阪。昨季は阪神が3連勝を飾り、年間16勝9敗と圧倒したが、金本監督は侮ってなどいない。「谷繁監督に、のんびりやるように伝えてください」と、笑みを浮かべて本紙に伝言を頼んだ。 (吉川学) PR情報
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