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NHK子会社社員 不正に委託費を引き出した疑い
1月7日 18時20分

NHK子会社社員 不正に委託費を引き出した疑い
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NHKの子会社の「NHKアイテック」でおよそ2億円を着服した疑いのある社員2人が、国の補助金で運営されている団体から不正に委託費を引き出していた疑いがあることが内部調査で新たに分かりました。また、別の社員がおよそ500万円を着服していた疑いがあることも分かり、NHKアイテックはNHKとともに調査を進め、厳正に対処することにしています。
NHKアイテックの本社と千葉事業所に所属するいずれも40代の男性社員2人は、放送関連施設の工事などを実態のない会社に発注するなどして、およそ2億円を着服していた疑いがあることが分かっています。
NHKとNHKアイテックが7日に明らかにしたところによりますと、2人は、おととしから去年にかけて、テレビの地上デジタル化に伴う難視対策の個別訪問業務に関する書類を偽造し、総務省の補助金で運営されている団体から委託費およそ4800万円を不正に引き出し、このうちおよそ430万円を着服していた疑いがあることが内部調査で新たに分かったということです。
また、九州支社の50代の男性の副部長がおととしから去年にかけて業務を架空発注するなどして、およそ500万円を着服していた疑いがあることも分かったということです。
NHKアイテックはNHKとともに引き続き調査を進め、刑事告訴するなど厳正に対処することにしています。

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