≫世界遺産・富士山。
美しき女神の山のふもとで学生女子ランナーたちがこの1年の全てをぶつけます。
大学女子駅伝日本一決定戦富士山女子駅伝2015年の女王が決まります。
≫大学女子駅伝日本一決定戦富士山女子駅伝。
スタート地点のここ富士山本宮浅間大社には号砲まで10分を切りまして緊張感が漂う中解説の高橋尚子さん金哲彦さんにいらしていただいています。
お二人、どうぞよろしくお願いいたします。
いよいよですけれども高橋さん見どころはどこになりますでしょうか。
≫なんといっても連覇をしている立命館大学が頭ひとつ抜けた存在なんですけれども常に優勝を期待されるそのプレッシャーというのは相当大きなものだと思います。
また今回はエースが欠場といったところでのチーム力、また精神力といったものに注目していきたいなと思います。
≫絶対王者3連覇を目指す立命館に思わぬトラブルがあったようです。
そして金さんはいかがでしょうか。
≫レースの勝敗はもちろんですけど今、大学生はレベルがかなり上がっていますからね。
今回は、ユニバーシアードのメダリストもエントリーしていますので来年、そして2020年のオリンピックにこの中から選手が出るんじゃないかと思うんですね。
そんな一人ひとりの走りに期待したいですね。
≫そしてフィニッシュ地点には増田明美さんそしてゲストとしまして今年の世界選手権5000m日本代表の鈴木亜由子さんにお越しいただいています。
お二人よろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫鈴木さん、私もよく覚えているんですけれどもおととしのこの大会、激走をされました。
富士山を走ってみていかがでしたか?≫最長区間だったのでほぼ平たんなコースだったんですけれども後半かなり苦しくなってしまってなんとかたすきをつないだ思い出があります。
≫そして、今年の北京の世界陸上でも活躍されました。
世界で走ってみていかがでしたでしょうか。
≫世界のスピードを肌で感じることができて今後につながるよい経験ができたと同時にあと少し優勝に届かなかったのでそこは自分の弱さを感じてもっと強くなりたいと思えた大会でした。
≫今回は後輩の走りを優しく見つめていただきたいと思います。
増田さん、まもなくスタートを迎えますけど。
≫楽しみですね。
この大会で競技生活にピリオドを打つ4年生が少なくないんですね。
その中でも1区を走る大東文化大学の福内櫻子さんというのは強くてかわいらしい選手なんですね。
どのチームも4年生に優秀の美を飾ってもらいたいということで心のこもった戦いになると思います。
≫福内選手、見えてますけどね。
≫目の前で流しをしています。
≫1時間前から入念にストレッチをしてそしてランニングを行っていました。
≫スタートまであと1分半を切りました。
ちょうど今スタート地点では1区のランナーたちがスタートライン上にいるところです。
優勝候補の筆頭は関西の絶対女王立命館大学。
富士山3連覇を狙いますがエース欠場というアクシデントが起こっています。
この西の女王、立命館に対して追いかけるは東の最強チーム1区に涙のキャプテン福内櫻子を配置してきた大東文化大学。
更に四国・愛媛から誓う日本一への挑戦松山大学。
男子に続いて女子の台頭も始まり今年は関東駅伝のタイトルもとった日本体育大学。
そして、復活をかける東海女王愛知の名城大学などがレースの中心になると予想されます。
1区のランナーたちがガウンを脱ぎました。
母校のたすきが肩にかかっています。
このたすきを7区間43.4kmにわたってつないでいきます。
各チームとも序盤の流れを絶対につかみたい思いで1区に大学界を代表する代表するスピードエースたちを投入してきました。
立命館は戻ってきたキャプテンの菅野大東文化は福内。
一瞬の駆け引きのミスが致命傷になりかねない1区となりそうです。
≫スターターは川勝平太静岡県知事です。
号砲が鳴り響きました。
全国におよそ1300ある浅間大社の総本山富士山本宮浅間大社をスタートしました。
大学女子日本一決定戦富士山女子駅伝。
それでは出場21チームを紹介してまいりましょう。
3連覇を狙うえんじのユニホーム立命館大学。
現在、無敵の関西の絶対女王ですが不動のエース大森が負傷欠場という緊急事態が発生しています。
西の立命館に挑む関東はライトグリーンの大東文化大学。
エースの福内がいきなり引っ張る姿勢を見せてきました。
ライトグリーンのユニホーム大東文化大学が先頭に立ってきました。
立ち上がりです。
そしてこの立命館と大東文化東西の2強に四国・愛媛から立ち向かうスカイブルーの松山大学。
いまや全国屈指の強豪です。
更に男子は箱根でおなじみ日本体育大学も2012年から女子の強化が始まっています。
東海女王愛知の名城大学は10年前に全日本で日本一。
復活をかけます。
黄色いユニホーム大阪学院大学は高橋尚子さんの母校。
昨年度の準優勝チームです。
松葉緑がシンボルカラー東京農業大学は近年再び力を示しています。
九州から参戦、福岡大学。
去年は6位と大躍進でした。
城西大学は、かつて2度全日本を制した関東の名門です。
90年代には全日本4連覇の実績を持つ京都産業大学。
栃木の白鴎大学は今年9月の集中豪雨被害を乗り越えての富士山挑戦です。
京都の佛教大学今が試練のときです。
復活なるでしょうか。
一昨年の準優勝鹿児島の鹿屋体育大学。
10000m大学女王、鍋島が今回残念ながら故障欠場です。
創部3年目、関西外国語大学は富士山初出場。
菩提紫がユニホームから東北福祉大学。
玉川大学は今年10月の杜の都は出場権を逃した悔しさを抱えての富士山挑戦です。
男子と同じ鉄紺のユニホーム東洋大学は2012年に女子部が創設されました。
更に選抜チームが3チーム、東日本と西日本そして今年からは地元、静岡県選抜チームも編成されています。
本来ならばこの1区は立命館大学の不動のエース大森菜月を中心に展開されると誰もが予想していましたが昨日のオーダー発表でまさかの負傷が発表されました。
大森欠場のニュースは昨日の会見上の話題を独占していましたが誰が主導権を握るんだろうとわからなくなっていた1区ですが増田さん、スタートから同時にライトグリーンの2番の大東文化の福内。
≫大森さんの欠場は残念ですけど福内さんはじめ皆さんにチャンスがあるということですね。
大東文化大学は今まで2位に甘んじていましたから今日はトップからしてやる気満々だと思いますね。
≫福内は4年生でキャプテンでこれで学生生活チームとしてはラストマッチ。
この富士山女子駅伝でチームとしての引退を迎えます。
その辺りの気持ちが鈴木さん今の飛び出しから感じますね。
≫走りから本当に意気込みが感じられますね。
1kmを通過しました。
画面上の計測で不正確ではありますが恐らく3分10を超えるようなペースだったと思いますが立ち上がりのリズムは大東文化大学の福内が作ってきました。
一方、立命館は大森欠場で誰が1区になるのかと思われたんですが菅野。
キャプテンの菅野、故障から復活3か月ぶりの復活。
ぶっつけ本番のレース。
≫でも菅野さんは2年前のこの大会でも1区区間賞をとっていますよね。
≫今年の夏のユニバーシアードでハーフマラソン銀メダルをとってそのあと、左ひざを痛めて3か月の故障離脱。
今日が、ぶっつけ本番の復帰戦になります。
この富士山は全7区間43.4kmのコース設定。
その43.4kmのコースをご覧いただきますが1区は6.6kmなんですが1kmを過ぎてすでに選手はこのあと中継所までずっと続いていくという下り坂に入ってきています。
2区は、わずか3.5kmという短距離区間。
そして3区に入ると川沿いを風と戦う4.4kmの中距離区間。
この次の中盤の4区に最長区間の9.4kmが配置されています。
今日ゲスト解説の鈴木さんも走った海沿いのエース区間になります。
そして次の5区に入ると今度は平たんで真っすぐな一本道が印象的な5kmジャストという区間になってきます。
そして、この第5中継所を過ぎて6区に入ると6区も6.8kmという距離の長さがあります。
ここにもう1枚力のある選手を置けるかどうかチームの層の厚さが問われます。
そして最終7区がこの上り坂。
富士山を象徴するアンカー区間。
ラストの7kmは7.7kmの間にビル40階以上分を上るという魔の坂が待ち受けている難攻不落の上り区間となっています。
対してスタートの1区は下りの1区。
まずは大東文化の≫下りの1区先頭集団は2kmを過ぎています。
少し横長の展開に下りですがなりつつあるようです。
それではレースを先導する白バイ隊員をご紹介します。
この2人が途中4kmまで先導を担当します。
まずは立ち上がり福内が出たあとそのあと名城大学の1年生青木が出てきました。
この1区は序盤に絶対に各チームとも流れを渡したくないという思いがあって増田さんご覧のように各チームともスピードエースをこぞって投入してきましたね。
≫しかも、ちょっと下っていますからね。
スピードがあってピッチ走法を上手に生かして走る選手たちが多いですね。
青木さんもそうですね。
≫これは鈴木さん、誰が誰を見ながら走っているのかどういうふうに予想しますか?選手の心情は。
≫でも1区というのは出遅れたくないのでみんなこの辺は選手の状況をうかがいながら走っていると思います。
≫その中で今度は先頭が名城大学の青木にかわってきました。
それでは先頭集団をフォローする第1放送車をご紹介しましょう。
実況は高橋尚子さん。
実況は東海テレビ森脇淳アナウンサーです。
≫2kmを過ぎました。
1kmから2kmを3分7秒と上がった状況の中で名城大学の1年生青木が出ました。
非常に冷静な走りでしたね。
最初の1kmはやはり体も小さいこともあって少し後ろで構えていたんですがやはり調子に乗った瞬間に前に出たというところでは1年生とは思えないですね。
ただ本当に有力候補がずらっと前に勢ぞろいしていますね。
どこで誰がスピードを上げても対応できるようなそんな今、形になっています。
≫2kmを過ぎるまでは21人が一団という状況から少しずつサバイバルレースということにやはり、なりそうですね。
後ろ、東洋大学それから鹿屋体育大学静岡選抜といった辺りは遅れていますがほぼ、まだ一団。
そして決意のスタートだったと思うんですが福内櫻子もいい位置につけました。
≫やはり大森さんというエースがいない分だけみんなで走っている人たちが今、私たちがここで区間賞をとるんだという意気込みがすごく伝わってきますね。
≫それからキャプテンという意味では女王・菅野七虹久しぶりのレースなんですがどういうふうに見ますか?≫やはり全日本大学女子駅伝で走れなかったその悔しさといったものをここにぶつけてきた。
心のこもった走り方がこちらには伝わってきますね。
≫そして、もう1人キャプテンといいますと新井。
大阪学院大学。
≫新井選手はやはり全日本インカレで大森さんに1秒差で勝って優勝してますから。
今回は私が!といった思いは誰よりも強いと思います。
そして下りも非常にうまい走りをしていますね。
ピッチ走法で転がるように走り落ちるという部分ではすごく長けた走りをしていますので後半楽しみです。
≫有力といわれている選手がほとんど前のほうに来て。
しかしそれにしましても青木が非常に名城大学、積極的で中間点というところで通過していきました。
10分36秒ということで少し遅めのペースなんですがしかしこのあと上がってきますとわかりませんね、区間記録。
まだまだ一団ここからサバイバルレースが始まっていきます。
≫いわゆる区間賞候補と目されていたランナーたちは中でも名城大学の1年生青木が途中からトップをとる形になっています。
福内が少し後ろに下がる形。
更に有力ランナーとしてはスカイブルーの松山大学の上原。
この辺りが歩道側。
そして去年、区間賞をとったのが東京農業大学の飯野ですと一番右のサングラスをかけた選手。
立命館の菅野の後ろにいる選手が東農大の飯野。
この選手が去年の区間賞です。
≫飯野さんは最後にかけているようないい位置取りをしていますね。
最後、キレがありますからね。
トップを走っている青木さん名城大学ですけれども名城大学の米田監督は宮崎から名古屋に向かってくるときに座右の銘が明治天皇の歌を心情として。
名古屋で頑張ろうという気持ちできていますから選手たちにその気持ちがあるんですね。
≫名城大学は杜の都で日本一になって3位はキープしていましたがこのところ表彰台を目指して復活をかけていく。
その隣には大阪学院大学の黄色いユニホーム。
向こう側にはスカイブルーの松山大学。
そして3連覇を狙う立命館の菅野が少しずつ前に出て大東文化の福内は少し後ろに下がっていますがこれは鈴木さん、福内の位置取りの変化はどう感じますか?≫今は無理をせずに集団の中で自分のリズムを整えているという感じに見受けられます。
≫ちょっと先頭集団のブロックが前後に分かれ始めていますがバイクリポートの谷岡アナウンサー集団の変化はどうでしょうか。
≫3kmを過ぎてかなり縦長になりました。
もう選手が一直線という感じに後ろから見ると見えます。
その中でも先頭集団から3km過ぎで遅れたのが佛教大学の金森。
そして東北福祉大学の鈴木菜々、更には玉川大学の岩崎愛未です。
この3人が3km過ぎから出遅れました。
気がかりなのはこの2〜3日この辺り暖かかったんですが今日は非常に気温が低いんですね。
かなり寒い中での選手の激闘が続いています。
≫気象条件としては今日は気温が少し低め。
先ほど5度台ぐらいの情報も入っていましたが。
そして、場所によっては風も非常に激しく向かい風が吹いているという情報も入ってきています。
まもなく先頭集団は4kmを過ぎてこのあと下りの中で1か所上りを迎える1つポイントがあるわけですがそこを迎えていきます。
先頭です。
≫仕掛けが起こってもおかしくないようなポイントにやってきますが。
少し去年の区間賞をとりました東京農業大学の飯野がこのスピードについていけません。
従いまして現在6チームとそのあと3チームというような形。
6人、7人。
そのあとに8位という位置に東京農業大学。
≫今、この中では菅野さんが狙っている感じがしますね。
≫外側からですよね。
そして青木はどうでしょうか。
名城大学。
≫青木さんは集中力が高いですよね。
≫ちょっと福内櫻子が遅れ始めています。
≫少し大振りな動きになってきましたね。
この上り坂でやはり菅野さんが少しペースを上げた感じがしますね。
≫第1の仕掛けどころといってもいいその上り坂で青木と立命館の菅野。
決意を感じます。
そしてもう1人のキャプテン大阪学院の新井。
新井もいいですね。
更には上原。
少し福内は遅れています。
現在15mくらい遅れています。
集団が完全にこの上り坂でバラけ始めています。
≫やはり、この上りが1つポイントでした。
前に4人。
そして飛び出したはずの大東文化の福内は谷岡さん秒差はわかりますか。
前の4人と少し離れかけてきた福内との後ろとの秒差とれますか。
≫とれました。
4秒差、5秒差まで広がっています。
およそ25mぐらいまで広がってきました。
増田さんこの差はどうでしょう?福内。
≫福内さん20秒ぐらいでたすきを渡してほしいですね。
2区も大東文化大はいい選手がいますからね。
≫福内のすぐ後ろに西日本選抜の久保。
20番の選手です。
その前に福内がいてその前に去年の区間賞ランナー東京農業大学の飯野。
そしておよそ25m離れて先頭には松山大学、名城大学立命館大学、そして大阪学院大学。
その中で松山大学、上原1歩後ろに下がりました。
先頭です。
≫松山大学が遅れました。
残りは3人というサバイバルマッチ。
その中でじっくり見ている新井の姿。
そして青木が引っ張って、それを従えるような感じにすら見える菅野。
これはわかりません。
≫5kmから、やはり6kmこの時点で菅野さんは新井さんより前に行きたいと考えているでしょうね。
新井さんがラストスパートがとても強いですから新井さんの粘りどころがこの1km。
そして話どころの菅野さんというところでその中でやはり目立っているのが名城大学の青木さん。
やはり、米田監督が優勝経験もあるんですけれども21年間見てきて今までで一番のポテンシャルを持った選手だというほど本当にすばらしい選手といったのが1年生ながら、わかりますね。
≫しかも絶好調宣言をしていてこの状況で1年生がここに合わせてくるのはすばらしいという言い方もしていますがちょっと新井の状況はどうでしょうか。
新井の動きが気になります。
≫5kmから6kmが志水先生もとにかく新井選手のポイントだと。
ここでしっかりつくことができれば区間賞がとれるといったポイントですので6kmのあと、本当に700mまず頑張ってもらいたいですね。
≫新井自身いっていたのは残り400mからラストスパートに入ってきたとき。
これが成功すれば私は区間賞をとれるといっていましたが今粘りどころを迎えているかもしれません。
長い下り坂。
この下り坂の走り方なんですが。
≫走り方としては非常にリラックスした状態でいいですね。
まだもう一歩本当はいける力があるんですけどそこが出し切れていないところがもったいないです。
菅野さんはもう気づいていますから、状況に。
今が離しどころだというふうな形で。
≫まもなく残りが1kmで菅野七虹が飛び出してきました。
これに青木は対応できません。
1列、棒状。
先頭、立命館。
女王のキャプテン満を持して飛び出していきました。
早くも残りは1km。
17分22秒という通過になりました。
かなりペースが上がってきました。
あるいは自身のおととしの20分2秒の記録≫数か月、体調不良というか怪我で走れなかったとは思えないぐらい復帰しましたね。
≫あの杜の都完璧な優勝の中その輪の中に入ったような入らないような。
≫やはりそのときの思いというのが非常に強い。
また、この下りが地面の接地時間が短い分ピッチ走法、積極的に走って飛ばせる菅野さんにやはり特性に非常に合っているコースだなと思います。
≫菅野七虹はいいます。
悔しくて、しかもそれでもうれしかった杜の都。
あの経験は私の人生のターニングポイントだといいます。
今はその気持ちを整理して、富士山に向かいます。
ただしかし、あれは絶対に忘れてはいけない経験。
更にストライドが伸びていきます。
完全に後ろを置いていきました。
これが女王、立命館のキャプテン。
これは、すごいですね。
他の追随を許しません。
ある意味、大森の欠場でこの1区はどうなるかとドキドキしながら見ていたんですが。
≫大森さんが怪我をしたことで逆に周りの選手たちが大森さんが大丈夫かなということで心配して私たちが頑張るから大森さんはということを言ったらしいんですね。
やはり、そこで大森さんの欠場がまた1つチームを精神的に強くしたんだということを監督もおっしゃってました。
≫わずか3か月前には100mのジョギングができなかった。
その100mがなんとも遠かったというふうに話をします。
菅野七虹が今カーブをとっていきました。
早くもその差は2秒3秒4秒とついている。
後ろには大阪学院の新井。
3位に落ちた名城大学、青木はなんとか懸命にたすきをとった前方の菅野七虹はすでにたすきをとっています。
先頭は立命館。
その後ろに大阪学院と名城大学そして松山の4チーム。
これは強いレースになりました。
このまま復活の菅野七虹が先頭で中継所に飛び込んでいきそうです。
その後ろには日体大も控えています。
腕振りも大きくなってきましたが最後は余裕すら感じる走りっぷりですね。
≫あとはもうこれは順位だけではなくタイム差というのが非常に気になりますね。
大東文化の福内さんがどのタイムでくるのかといったところも1つ注目です。
≫現在19分から20分になろうかというところ。
ちょっと記録は無理ですがいよいよ第1中継所。
菅野七虹、完全復活です。
≫並み居る大学のエースが集いました。
キャプテンとして大森がいない中で1区を任された、菅野。
しかし、そのプレッシャーを見事に打ち破りました。
菅野がトップでたすきをつなぎました。
絶対女王・立命館この富士山もトップでたすきをつないだ。
そして大阪学院遅れて2位。
更には名城、頑張りました。
青木、そして更には松山大学が第4位。
そして、去年区間賞をとりました飯野がこれが5位です。
ここまで5チームが第1中継で通過していきました。
先頭通過してから15秒後に5チームがひしめき合っています。
続々とやってきます。
白鴎大学、更には関西外語大福岡大学、そして福内櫻子が遅れました。
福内、遅れてこの位置トップ通過して35秒が経過。
大東文化大は9位です。
そして通過していったのは第10位、西日本選抜。
更には静岡県選抜。
そして京都産業大学です。
そして黄色いユニホーム城西大学もたすきをつなぎました。
トップが通過してまもなく1分が経過しようというところ。
ここまで12チームがたすきをつないでいます。
そして続々やってきます。
日本体育大学。
更には東北福祉大。
これが13位になります。
オープン参加の14チームがたすきをつないだ。
そして玉川大学です。
トップが通過してからすでに1分15秒経過。
佛教大学がたすきをつなぎました。
これが16位です。
佛教大学は16位。
関西大学更には鹿屋体育大学がこの位置。
18位でたすきをつなぎました。
トップ立命館。
やはり絶対女王立命館が強かった。
たすきを拾った。
池本愛が走っています。
そして、ナンバーカード19番の東日本選抜。
そして、18番、鉄紺のユニホーム東北大学が待ち受けます。
まもなくトップ立命館が通過してから2分が経過しようというところ。
ここまでオープン参加を含めて20チームがたすきをつないでいます。
そしてこれが最後のチーム東洋大学が最後のたすきをつないで第1中継所、全21チームがたすきをつなぎました。
≫立命館、菅野完全復活。
3か月の故障を感じさせない見事な区間賞。
富士山3連覇へ向けて盤石の滑り出しを見せました。
増田さん、すごかったですね。
菅野のラストは。
≫菅野さんは走りっぷりもよかったですけど昨日の開会式での選手宣誓でも富士山のように堂々と仲間とともに1年を彩る最高の走りをしたい。
すばらしい選手宣誓で話してよし、走ってよし最高の選手ですね。
≫鈴木さん、あの菅野のラスト何を感じましたか?≫この3か月間走れなかった悔しさとキャプテンとしての責任感が本当に表れたすごくいい走りだったと思います。
≫10月の仙台では走れなかった悔しさをこの今年のラストレース富士山にぶつけた菅野の走りでした。
なお、中継所ですが各中継所において先頭チームから10分遅れると繰り上げスタートがあります。
たすきが途切れてしまいます。
先頭でたすきを受け取った立命館の2区は3年生の池本。
ただ、秒差という意味では2位でたすきを渡した高橋尚子さんの母校黄色のユニホームの大阪学院とは6秒差。
そして一時はトップを奪っていた名城大学も9秒差。
四国の松山大学も11秒差。
松山大学は3位のポジションに上がってきました。
松山大学のキャプテン中原も今年1年全く走れなかったというランナーですが。
1区では立命館の菅野が故障から復活のレースを見せればこの2区では松山のキャプテン中原も故障からの復活の追い上げを見せつつあります。
松山大学、3位にポジションを上げてきました。
前に大阪学院そして前には立命館大学です。
≫中原さんは試合の前にはお母さんが作ってくれたお守りを必ず握ってからスタートするという親子の仲もとてもいい選手で松山大学は最近強いですね。
≫創部9年目ということになりますが四国から日本一愛媛から日本一を誓う地方からの挑戦、日本一が見えかけているスカイブルーのユニホーム松山大学です。
ただ、この立命館から各チームとも差は鈴木さん。
決してセーフティーではないですよね立命館にとっても。
≫やっぱり見える位置ですので後続のチームもそこは追い上げてくると思います。
≫いったん先頭の様子をうかがいましょう。
森脇アナウンサーです。
≫先頭と大阪学院との差7秒から8秒。
そしてその後ろの松山に向かって12秒。
更に名城大学に向かって17秒という差になっています。
という大会になりましたがしかし、実は最初の1km2分台で突っ込んでいるんですね先頭は。
≫2分57秒で入りましたね。
決してこの池本さんの走りというのは早く走っているようには見えないんですけどスピードは出ている走りで非常にリラックスしたいい走りなんですね。
≫中間点を通過して5分6秒という驚異的なペースで突っ込んでいます。
≫初めの1kmは逆に後ろの大阪学院大学松山大学が一気に詰めたんですけど逆に1km少しリラックスそれでも2分台でもリラックスした状態で入って1kmからギアを少しチェンジした感じで今、離しにかかっています。
ちょっと差がつきましたね。
そして後ろの2位、3位争いなんですが大阪学院と松山、名城はどうでしょうか。
≫大阪学院は秘密兵器といわれている選手が。
やはり、地元ということで声援もたくさんもらえますしやはりこの1年間で記録を2分近く伸ばしてきた。
今本当に勢いのある選手なんですね。
≫スズキスポーツスペシャル2015富士山女子駅伝。
先頭は3連覇を目指す立命館。
2位が大阪学院大学3位は松山大学が順位を上げてきています。
後続の様子も確認しておきましょう。
第2放送車、解説は金哲彦さん実況は福永一茂アナウンサーです。
残り1kmを切ってそして大東文化大学この区間を任されています小枝が、ここまで4人を抜いて順位を上げてきました。
金さん、1区の福内出遅れてしまいましたが小枝がしっかりつないでいますね。
≫大東文化、今回福内さん、小枝さんと先頭をうかがうぐらいの布陣だったのでちょっと焦りはあると思いますが懸命に今ラストスパートしていますよ。
≫今、横にいるのが白鴎大学の坂本小枝がまず1つ順位を上げていきそうです。
5位グループの大東文化と白鴎大学の9月の集中豪雨被害を乗り越えての富士山女子駅伝。
頑張って上位で試合を進めています。
先頭です。
≫中間点の通過が7分35秒ということで高橋さん、実はおととしの大阪学院が出しました10分43大会記録が視野に入ってきましたね。
そして、その後ろなんですが大阪学院大学そしてその後ろに更に松山、名城大学が、なかなか勢いがいいですね。
もしかしたら、中原さんにいく可能性も出てきましたね。
後ろのほうでは大東文化の小枝が頑張っていますがその前のポジションで争っています3位4位争い中原は傷だらけのキャプテン完全復活をこちらも目指すんですがちょっと今苦しい状況でむしろ3年生の北本可奈子が後ろから追い上げている状況。
その中池本も力感のないすばらしい走りですね。
≫本当にリラックスした状態で最後までスピード保ちましたね。
≫いよいよ中継場がその目に飛び込んできてすでに右手にたすきを握り締めています。
≫これがやはり王者の力なんだなと。
プレッシャーに負けるのではなくプレッシャーを自分の力に変えられる選手たちというのはすごいなと思います。
≫その後ろに富士山が見えてきました。
第2中継所です。
≫3区のランナーが見えてきました。
和田優香里が池本愛に大きく手を振りました。
後方の姿はまだ見えません。
先ほどは2位との差が6秒差。
立命館この区間でどれぐらいのタイム差をつけてきたのか。
池本愛から和田優香里に盤石の体制今たすきが渡りました。
立命館、この区間で更にその差を広げていきます。
そして、2位のランナーが見えてきました。
先ほどは6秒差。
大阪学院。
その差がすでに13秒経過しています。
その後方からは松山大学。
どうやら大阪学院がたすきを渡しそうです。
時計はすでに20秒を回っている。
そして松山大学第3位。
そして、名城大学、第4位。
トップからは30秒差。
名城大学たすきが渡りました。
そしてこれが第5位。
先ほどは大東文化トップからは39秒差でした。
大東文化5位まで上げてきました。
その差は49秒差。
大東文化5位でたすきが渡りました。
そして、第6位のランナーがたすき渡りました。
12位の白鴎大学です。
トップからは58秒差。
続々とランナーがやってきます。
立命館が行ってからすでに時計は1分を経過しています。
ナンバーカード7番東京農業大学です。
たすきが渡りました。
1分10秒。
更にはナンバーカード10番城西大学更にはナンバーカード21番静岡県選抜が来ました。
更にはナンバーカード15番の関西外国語大学更には4番の日本体育大学遅れました。
これが、14位のランナーです。
ナンバーカード20番西日本選抜がいきました。
すでに時計は1分30秒を経過しています。
これが15位のランナーです。
ナンバーカード9番福岡大学いきました。
更にはナンバーカード11番京都産業大学です。
17位です。
ナンバーカード13番佛教大学がこの位置。
残すランナーは4チーム。
第2中継所に近づいてきました。
ナンバーカード16番東北福祉大学たすきが渡りました。
残るチームは、3チームです。
立命館が過ぎてからすでに2分が経過しています。
これが19位。
ナンバーカード8番関西大学が19位でたすきが渡りました。
≫オープン参加の静岡県選抜も含めて18チームが通過しました。
先頭の立命館が更に差を広げて25秒の差に広げました。
その後ろに、松山大学が3区に入って大阪学院をかわして2位にポジションを上げてきました。
その後ろに名城大学の安原。
4位の位置に大阪学院の黄色いユニホームその後ろに少し差が開いて大東文化大学のライトグリーンとオレンジのランニングパンツが見えてその後ろ、恐らく白鴎大学。
更には東京農業大学とつながっている一直線の隊列となっているようです。
画面の左側では第2中継所、残りのチームのたすき渡しをご覧いただいています。
この差はどうでしょう。
中継所が東洋大学と東日本選抜が通過していきました。
増田さん。
≫松山大学の高見澤さんは随分、ペースが速いですね。
もともと日本選手権なんかでも3000m障害で優勝している選手ですよね。
こういうアップダウンのコースなんかは本当に軽々走れちゃう選手なんじゃないでしょうかね。
≫3連覇を目指す先頭の立命館が差を広げつつありますがしかし後続も順位は変わってきて、松山大学の日本選手権3000mチャンピオンでもある高見澤が2位にポジションを上げました。
2位と1位の立命館との差は146m。
2位以下がちょっと増田さん混戦になっていますからね。
≫この辺りで大阪学院大学とか大東文化大学がもっと詰めていかないとやっぱりここがいくら上りでアンカー勝負だといってもここで亜由子さん大体、何位ぐらいだったらまだまだ追えるって思いますか。
≫何秒というのはわからないんですけれどもただやはり、あまり差が開いていないほうが選手としては追い上げるモチベーションが高くなりますからね。
≫亜由子さんなんかは15人もごぼう抜きするっていう後ろから抜くというのは気持ちいいでしょ。
だんだん気持ちも高まっていきますね。
≫立命館の勝ちパターンというのは序盤で流れを作って先行逃げ切り。
ここまで杜の都で5連覇。
そして、この富士山で2連覇をしていますがこの7勝のうち2区が終わった時点で先頭にいなかったことは一度もありません。
常に、序盤でリズムを作っていくという。
ライバル校からすればこの2区、3区の間にいかに立命館を慌てさせるか。
これが恐らく戦略上のポイントだと思うんですが。
≫そうですよね。
男子なんかもそうですけども東洋大学が青学に勝った全日本の大会を見てても1回でもいいから王者の前を誰かが走るとチームみんなが元気をもらって、またその流れが変わるということがありますのでね。
どこかでチャレンジしてほしいですね。
≫そのライバル校たちからたたきつけられた挑戦状を見事に跳ね返していく立命館。
区間賞をどうやら速報ですが2区の池本もとったようです。
これで全日本の杜の都から並べて連続8区間区間賞というすごいことが立命館また起こりつつありますがただ、まだ試合は序盤3区の戦いに入ってきたばかりです。
後続のライバル校たちもまだえんじのユニホームの背中は見えるこのスカイブルーの松山。
そして名城大学のキャプテンの4年生の安原。
更には大阪学院の黄色いユニホーム。
5位の位置に大東文化大学のライトグリーンのユニホームも望遠レンズのカメラで見ることができるという距離感の中にあります。
こちらが名城大学のキャプテン安原。
≫随分とクロスカントリーですとか安原さんは補強トレーニングを人一倍こなして筋肉を作っているということですね。
米田監督おっしゃっていました。
≫杜の都ではこの安原も走れませんでした。
キャプテンでした。
その思いを抱えての富士山です。
先頭の立命館が富士川の河川敷に出てきました。
1180年、源平が戦った富士川の合戦の舞台でもあります。
今日はちょっと雲が富士山の前に立ちはだかっている状況ではありますが、このあとレースが進むに連れてこの雲があるいはどいてくれるときがあるかもしれませんが。
最も遠いところでは322.6km先の和歌山県の山からこの富士山が見えるという。
≫先頭、立命館からは150mの差。
2位、松山大学。
その後ろ名城大学が4秒差。
そして、その名城大学の後ろに大東文化大学の飛松が迫っているという状況です。
金さん、松山の2位はこのままいけそうですがもしかして3位変わるかもしれませんね。
≫先ほど名城大学の選手が松山大学の高見澤に迫ったんですけど土手に出てきて風はないんですけど攻めきれなかったですね。
そしてその後ろから大東文化の飛松さんが15秒だったんですが13秒ぐらいになってますのでこれは2位近くまでくる可能性ありますね。
≫このままペースアップがあればあるいは大東の飛松がこの第3区区間新を出すかもしれないペースで追い上げています。
≫再び大東の追い上げが始まっています。
≫2位以下が混戦になるかもしれません。
先頭です。
≫まもなく4kmというところ残りが少なくなってきましたが高橋さん、結局和田優香里も区間記録に迫るような勢いでした。
≫すばらしい走りですね。
右手でリズムをとって特に今日の和田さんの走りはキレがありますね。
≫そういう意味でも最初の菅野の影響を感じずに入られませんね。
≫ただ、これだけこの区間で離すと立命館は非常に楽な展開になってくる。
この和田選手の走りが光っています。
≫いよいよこのあとはエース太田琴菜が控えるという状況の中で和田優香里がどのぐらいのタイムで後ろを引き離すことができるんでしょうか。
直線に入ってきましたがほとんど後ろが見えません。
最後のカーブを曲がっていく。
和田優香里いいつなぎを見せました。
高橋さんの言葉を借りればこのまま優勝したときに和田優香里が立役者そういっていいかもしれません。
両手でたすきを握り締めました。
いよいよラストスパートもう確信している腕振りは大きくなった。
いよいよ第3中継所にたすきがいきます。
≫打倒立命館を各校が掲げるいわば立命館包囲網となったこの富士山女子駅伝。
しかし、包囲網をかいくぐってやはり、強かった絶対女王・立命館大学。
2年生の和田優香里がどうやら1位でダントツで、第3中継所に飛び込もうとしています。
そして2年生同士のたすきリレー。
トップで立命館大学が4区へと走っていきました。
先ほど第2中継所では2位とのタイム差が25秒ありました。
太田琴菜区間記録女王2年生の4区へと走っていきました。
しかし、そのあと2位の姿がまだ見えません。
圧倒的なトップの立命館大学絶対女王。
やはり今年も3連覇に向けて盤石の駅伝を見せています。
≫カーブを曲がってきました松山大学です。
2位に上がってきました松山大学。
3位から1つ順位を上げました。
そして高見澤安珠ラストスパート、2年生。
たすきをつなぐのは1年生でエース区間に1年生を置いてきました。
松山大学。
2位で松山大学が4区へと飛び出していきました。
そして続いてやってきたのは名城大学です。
4年生の安原光から3年生の湯澤ほのかへたすきリレー。
ここまで3チームトップと2位の差は47秒。
そして3位の名城大学とは55秒差が開いています。
見えてきました。
大東文化大学です。
1年生の飛松から3年生トラックレーススピード木村芙有加へとたすきリレー。
ここまで4チームが第3中継所に飛び込んでいきました。
トップとの差4位の大東文化大学は1分12秒です。
そして、続々とやってきました5位は大阪学院大学です。
前田恵子4年生から同じく4年生永岡真衣へのたすきリレー続々と飛び込んできた今度は東京農業大学です。
順位を上げました東京農業大学。
更には白鴎大学です。
白鴎大学の馬橋から小澤夏美へのたすきリレー。
そして8位でやってきたのは日本体育大学です。
続いて城西大学。
関西外語大学と静岡選抜も続いてやってきました。
そして京都産業大学飛び込んできます。
ここまで11チーム第3中継所に飛び出してきました。
11位までご覧いただいています。
そして、最後のデッドヒート。
ほぼ肩を並べた佛教大学と玉川大学、4区へと飛び出していきました。
そして西日本選抜です。
たすきを渡しました。
≫オープン参加の静岡県選抜が11番目というポジションで全部で15チームが現在、第3中継所を通過しています。
立命館が6秒の差を25秒に25秒の差を47秒に更に広げてそして2位以下はめまぐるしく順位が入れ替わる展開。
立ち上がり遅れた大東文化大学も9位、5位、4位とポジションを上げそれから関東駅伝のタイトルをとった日体大も14位から8位と順位を上げてきています。
第3中継所現在15位の東北福祉大学まで通過しています。
そして白地のユニホームに赤の胸のライン、福岡大学が第3中継所に入ってきます。
工藤から門柳へ。
このあと4区は最長区間の9.4kmです。
≫福岡大学は今年も川端麻友さんの麻友号で皆さん、福岡から11時間ぐらいかけて≫最長エース区間9.4km立命館、太田琴菜が更にリードを広げるような走りを見せています。
≫この大会はオフィシャルカーとしてスズキよりRJCカー・オブ・ザ・イヤーと日本カー・オブ・ザ・イヤースモールモビリティ部門賞を受賞したアルトなど合計7台の車両提供をいただいております。
大正製薬のリポビタンDは富士山女子駅伝を走るランナーをはじめ頑張る若者を応援します。
≫先頭です。
2kmを過ぎました。
3分14秒というペースで1kmをカバーしているということなんですが。
そして、この後ろですね。
これはバイクリポートですね谷岡さん。
≫ゼッケン20番の荘司麻衣につけています。
西日本選抜なんですが10000mの持ちタイムはこのメンバーの中で1位という荘司麻衣。
14位でもらったたすきをもう3人抜いて11位に上がってきました。
最初の1km3分9秒というすばらしいペースで入った荘司麻衣。
また1人選手を抜きそうです。
11番の京都産業大学佐藤を今、抜きそうです。
もう全然、脚色が違います。
荘司麻衣、直線に入るとこのバイクリポートからも前の様子が見えるんですね。
ですから、もしかすると5位ほどまで順位を上げるかもしれません。
荘司麻衣の快走が続きます。
≫14位でたすきを受けて後方からの展開だった西日本選抜の荘司麻衣。
非常にタイムを持っていて早いランナーなんですが。
確かにタイムどおり増田さん、後ろから抜いてくるかもしれませんね。
≫荘司さんの走りって頭が全然揺れないですね。
≫すごくバネのきいた走りをしていますし上下動もなくいい走りだと思います。
≫14位から10までポジションを上げてきました。
どこまで荘司が後ろから追い上げてくるんでしょうか。
先頭です。
≫太田琴菜、入学以来3度の二大駅伝、全てが区間新ということなんですがこれはまた、去年、すごいタイム29分59秒というところでカバーした鹿屋体育大学の鍋島の記録をちょっと見据えて時計と勝負している感じすらありますね。
≫そうですね、1kmごとしっかり計っているとこれだけやはり後ろとの差があれば少しゆったりと入るのかなと思いきやもらった瞬間にトップスピードに上げていますからもう自分自身、そしてタイムとの戦いに入っていますね。
レコードクリエーターが初の4区でまた区間新を出すかもしれません。
そして2位以下が非常にめまぐるしく変わりつつある今年の展開です。
立命館への挑戦権をとるのは果たしてどのチームなんでしょうか。
後続です。
≫中継所では8秒差のがありました松山大学、名城大学。
ここはトップから350mの位置というところです。
まず湯澤がかわしそうな勢いですが。
≫ここまで確かに名城大学のエースの湯澤選手ぐいぐいきましたね。
1km大体3分10から15ぐらいできてるんですがただ、松山大学の古谷さん追いつかれましたけど1年生ながら5000m走っていまして今、追いつかれましたが粘ると思いますよ、おそらく。
そして古谷さんの走りが小柄なんですが私女性のランナーでこれほど軸がぶれない選手久しぶりに見ましたね。
≫荘司がまた1つ順位を上げます。
ここまで9位まで順位を上げてきました。
≫先頭、立命館にしてそして2位のポジションで松山と名城大学が並走する形後ろのほうからは西日本選抜の荘司がタイムどおりの追い上げを見せているという最長4区の9.4kmの今の走りになっています。
ポイントは増田さん2位のポジションの争いですね。
≫どんどん詰めていかないと。
こうやって競り合いながら前に差を縮めていくといいですね。
≫鈴木亜由子さんもおととし走った4区のコースですが。
コースの特徴みたいなものはありますか?≫ほとんど平たんなんですけれどもカーブも多いのでその点は少し難しいコースなのかなとは思います。
≫名城大学はここ近年日本の3位以内になかなか入れなくなってきてそして松山大学は日本の頂点を見据えるところまできましたけれども全国大会での最高順位は3位。
≫スズキスポーツスペシャル2015富士山女子駅伝。
4区、最長9.4kmの区間に入っています。
立命館大学がライバル包囲網をかいくぐって今年も3連覇を成し遂げるんでしょうか。
しかし後続は競り合いながらえんじのユニホームを追いかけようという2位争いが熾烈でもあります。
9.4kmが最長区間。
1人旅の走りは非常に難しいところはありますがなんといっても立命館の4区、最長区間を任された2年生の太田琴菜は現在、大学最強ランナーの1人といってもいい存在ではあります。
立命館で最も強い攻めを見せることができるランナーでもあります。
この大会はS‐エネチャージをはじめとする先進技術を搭載して次世代エコカーを提供するスズキがランナーの走りを応援しています。
それでは第3中継所の順位と区間賞をご覧いただきましょう。
通過順位、立命館大学は6秒差を25秒差今度は47秒差まで広げました。
2位3位4位松山、名城、大東文化がそれぞれ順位を上げて大阪学院、少し落としました。
白鴎大学はここは順位を落としましたが上位でレースを進めています。
≫竹嶋監督のもと白鴎大学というのは栃木県小山市にありますけど毎月土曜マラソンというのをやっていまして地域の子どもから大人たちを白鴎大学の大学の選手たちがいろいろ育成しているんですね。
地域の発展に貢献している学校です。
≫そして区間記録は、また立命館和田がとりました。
1区、菅野、そして2区もしっかり区間賞を池本がとって3区も和田がとって4区、太田に託されたという。
10月の杜の都の全日本からここまで合計9区間。
どこにも区間賞を渡していないというまた完全優勝なるんでしょうか。
≫横綱相撲で強すぎちゃいますね。
≫どこかのライバルチームが1区間でも立命館の区間記録を止めるチームが出てくるんでしょうか。
≫コーチがこうして勝ち続けてることに対してもいつもレースが終わったあとに感じることというのは足跡のついていない新雪に足を一歩踏み入れるような形で毎年新年を迎えるそうですね。
そういう常にチャレンジャーとしての気持ちが強いから続くんじゃないでしょうかね。
≫荘司の追い上げです。
谷岡さんです。
≫現在10位グループを形成しています。
荘司の前に出ている京都産業大学の佐藤なんですが一度は荘司に抜かされました。
少しそのあとも離されたんですがもう一度盛り返してきて今度は荘司を引っ張ろうという構えを見せています。
この京都産業大学の佐藤は全日本駅伝アンカー区間の区間2位。
周りも自分もビックリしたと話していました。
ただその2位で自信をつけて臨んだこの富士山。
荘司に抜かされても懸命に荘司を引っ張ろうという構え。
ただ荘司もここに来てまたペースを上げそうです。
≫荘司が抜くかそれとも前を行く京都産業大学が粘っていくでしょうか。
先頭、立命館。
そして後続2位争いはどうでしょうか。
≫湯澤ほのかがしっかりとこの辺りでリードを広げています。
そして、その後ろに松山大学ルーキー古谷奏。
その後ろに大阪学院の永岡が上がって大東文化が続くという展開です。
金さん。
まず、やはり湯澤がしっかりと3km過ぎから上がってきましたね。
≫3km過ぎで松山大学をかわしてそのあと少しペースを上げて松山大学の古谷さんを話しましたよね。
今大体1km3分15秒くらいでいっていますので恐らく5kmが16分10から20の間ぐらいじゃないかなと思うんですが先頭の立命館の太田さんのその辺りのタイムも気になりますね。
≫湯澤ほのかがリードを広げそして松山の後ろにひたひたと大阪学院、そして大東文化この2チームが近づいてきています。
≫名城と松山の差が少し広がってその後ろ、黄色いユニホームの大阪学院と大東文化大学、ライトグリーンのユニホームが5位。
その後ろに日本体育大学も順位を上げてきました。
日本体育大学も上位進出が期待されていましたが1区は14位と出遅れてその後、8位と順位を上げてこの4区で現在6位というポジションまで日体大のユニホームも確認できるところまで上がってきました。
≫日体大の芦麻生さんという選手も鈴木亜由子さんと同じように本当に強い選手ですが故障に苦しんで疲労骨折して手術を受けて頑張っている選手で復活してきましたね。
≫画面上、日体大のユニホームはまだ、このカメラの中には入ってきませんが日体大も今ポジションを上げつつあるという後ろの展開から2位の争いは名城と松山が少し湯澤ほのかがしっかりと力を見せて2位の決着をどうやらつけそうです。
ここから更にまた松山が挽回をしていくことができるんでしょうか。
さあ、先頭です。
≫立命館大学の太田琴菜ですが実は中間点の通過が15分00秒ということでこのペースは実は鹿屋体育大学の鍋島莉奈とほぼ同じペース。
≫でも、昨年の鍋島さんは目の前にたくさんの選手たちを捉えながら走ったものですがこちらは1人で、そのペースを作り上げているわけですから非常に強い精神力を持っていますよね。
≫完全に時計が頭に入ってきているという≫後続第2放送車です。
≫4区、現在5位を走っています大東文化大学。
4区を任されているのは木村です。
そして、その後ろから今第1中継所では15番手でした日本体育大学が6位まで順位を上げてきました。
そしてこの区間を任されているのはキャプテンの芦麻生です。
1、2年で頑張りましたがそのあと大きな怪我。
この富士山で骨折という大きなアクシデントに見舞われました。
そして2度の骨折があってしかしこの舞台にしっかり帰ってきたキャプテンの芦はいろいろな思いを抱えてこの富士山を走っています。
≫このまま走れなくなるんじゃないかなっていう気持ちが強くて。
≫それは、彼女だから乗り越えられた試練でした。
日本体育大学4年、芦麻生。
2年前の富士山女子駅伝。
走り始めてわずか1kmで疲労骨折。
強い気持ちでたすきをつないだ代償は大きくわずか1年で2度の手術を強いられます。
しかし…。
≫決して諦めない強い気持ちがあったから戻ってこられた思い出の場所。
たくさんの涙を受け止めてきたその足で今日、集大成のラストランを迎えます。
≫くるぶしの骨を削ってそしてそれを右足の甲に移植するという大きな手術をしました。
2回目の手術。
ただ、お母様が傷が大きくなってもいいから完全に治してくださいと医者にお願いしたそうです。
そして、お母さんにもう一度走る姿を見せたい。
その思いで芦がエース区間4区を走っています。
金さん、本当に大きな怪我を乗り越えた堂々の走りですよね。
≫そのエピソードを乗り越えたこともすばらしいですけど今日の走り1区で出遅れましたのでキャプテン最長区間本当に芦選手気迫がこもってますよ。
前を走っているのが大東文化の木村選手エースの選手なんですが先ほど21秒あった差がもう13秒ですから本当に頑張っていますね。
≫大東強豪そのエース区間を任されている木村。
その木村に対して中継所から8秒、9秒と今、差を詰めて6位5位大東文化大学を追いかける日本体育大学キャプテンの芦麻生、4年生です。
≫日本体育大学は1区から3区までが2年生と1年生。
下級生で少し出遅れたところを最上級生4年生たった1人の4年生の芦が挽回しています。
実は鈴木さんも大きな怪我を乗り越えて世界選手権まで羽ばたいていった選手ですが気持ち、ちょっと通ずるものがあるんじゃないですか?≫故障部位も同じですし手術をしたというのも同じですので痛みとか手術のつらさリハビリの大変さがわかるので頑張ってほしいと思います。
芦さんのお母さんが二度目の故障のとき傷が大きくなっちゃうけどというためらいを。
手術してやってくださいとお医者さんに言ったという。
そのお母さんのあと押しも受けて学生生活のラストラン。
芦が前の大東文化。
ここは関東勢対決という図式にもなっています。
この前に大東文化がいてそして、大阪学院、松山名城といて先頭が立命館大学という構図です。
先頭です。
≫第1放送車の捉えています太田琴菜は完全に1人旅。
なかなか後ろが見えてこないという状況。
淡々と刻んでいるという印象もあるんですが走り自体はどういうふうにご覧になっていますか。
≫全くたすきを受け取ったときと変わらないですよね。
これだけフォームとしては肩を振るとどうしてもぶれてしまうので足に負担がかかるんですけれども体幹が本当に強いですよね。
やはり特技は一輪車というぐらいバランス能力が優れているのがこれだけ大きな振りをしても耐えられる体につながっていると思います。
≫何かくるくるこまが回っているようにね。
≫全身を本当に使ってうまく走っていますね。
≫8kmの通過が25分40秒。
実は第1区の菅野が区間記録で17秒遅れ。
2区の池本は6秒遅れ3区の和田は12秒遅れと完全に全ての区間記録を見据えながらレースをしている印象があります。
大会記録も狙えそうですね。
≫大会記録はこの区は鍋島莉奈の29分59秒。
そして2時間20分22秒という大会記録をも見据えた立命館の激走が続いてまだこの長いストロークの中でも後ろが見えてきません。
後続を突き放してあとは全ての区間でまたこの富士山でも区間賞を並べきることができるんでしょうか。
絶対王者、立命館です。
この関東勢対決はどうでしょう。
後続です。
≫5位の木村その前に4位の大阪学院これが15秒差。
そして、金さん。
日本体育大学芦が詰めてますね。
≫ついに7秒になりまして少し向かい風なんですね。
大東文化の木村さんも懸命に頑張ってるんですがこの日体大の芦さんの気迫。
駅伝というのはスピードを出すときもそうなんですが向かい風とか上り坂ではとにかく足を速く回転させるピッチをどんどん上げていく走りが必要なんですけど芦さん、それができてますね。
≫残り2kmを切りました。
5位が変わるかもしれません。
そして更に後続荘司の追い上げはどうでしょうか。
≫京都産業大学の佐藤とそして、西日本選抜中京大学の荘司麻衣。
この2人でどんどん順位を上げています。
日体大の後ろに7位で白鴎大学が走っているんですが白鴎大学の小澤を捉えそうです。
この2人の驚異的なペースまだまだ続きそうです。
≫上空からのカメラ白鴎大学の前に日本体育大学がいて、その後ろに西日本選抜の荘司と京都産業大学の佐藤が競り合いながら前の日本体育大学を追いかけているという状況。
その後ろに黄色いユニホームの城西大学が9位というポジションにいます。
≫城西大学は赤羽有紀子さんの母校ですものね。
偉大な先輩がいるから頑張ってほしいですね。
≫かつて全日本を2度制した。
関東の名門になりますが。
そして、ここの関東対決。
大東文化対日本体育大学。
9月に関東一を決める関東駅伝というのが毎年あるんですけれどもそこで今年は日本体育大学が大東文化大学を倒してついに関東の女王になりました。
今度は舞台を全国の舞台に移して日体大は関東のライバル大東の前を行けるんでしょうか。
先頭です。
≫中継所が近づいてきてまもなく折り返していきますが残りは400mというところ。
完璧な4区エース区でしたね。
≫そうですね。
最初から最後まで王者の走りを見せてくれましたね。
≫この4区の通過、去年菅野が第4中継所でたすきをつないだときに1時間16分48秒だったと。
この数字をぜひ皆さんご記憶いただきたいと思います。
1時間16分48秒との勝負ということにもなっています。
もうすでにたすきを取っています。
ここは一番街中。
歓声が高いという状況の中で最後のカーブをしていきます。
折り返しましたが全く後続は見えていません。
すれ違うものがありません。
第4中継所です。
≫立命館大学富士山も完全優勝なるか。
出場した駅伝3戦すべて区間新の2年生太田琴菜。
この区間4区は去年、鹿屋体育大学鍋島莉奈が29分59秒という記録を作りました。
あと15秒で第5区関紅葉、1年生にたすきをつなぐことはできるでしょうか。
1時間16分48秒で立命館大学は第4中継所を通過していきました。
29分57、58…。
わずかに区間新記録はなりませんが堂々、太田琴菜1位で立命館大学はこの第4中継所たすきリレーを行いました。
チームのために1番で次につなげたい。
その言葉どおりすばらしい走り太田琴菜。
そして、全日本2区で衝撃の区間賞デビューを果たしました1年生の関紅葉。
区間賞をとる。
堂々と宣言をしました。
その関紅葉、すばらしい走りでこの序盤、第5中継所に向かっていきます。
タオルで口元をぬぐっています。
太田琴菜、すばらしい走りでした。
≫区間記録まであと3秒というものすごい走りを見せました。
太田琴菜。
こうなるともう増田さん後続のランナーは区間賞を全部並べざるを得なくなりますね。
≫琴菜さん、2年生でこれだけ頑張りましたからね。
しかも1人で走っててペースがぐいぐい上がっていくってすごい選手ですね。
≫本当に独走でこのペースを刻んでるのがすごいと思います。
≫前の太田が区間記録をあと3秒で更新しようかというような見事な走りでした。
後続はどうでしょうか。
≫こちらが4位の大阪学院大学、しっかりとここはエース永岡が順位を上げてきました。
現在、名城、松山それを追いかける大阪学院。
その後ろに大東文化日本体育大学そして、金さん直線に入るともう荘司麻衣の姿も見えるようになりましたね。
≫先ほどからどんどん前の選手を抜いてきていますので勢いがありますね。
≫果たして荘司のどれぐらいのジャンプアップがあるんでしょうか。
すばらしい走り。
やはりエース区間という戦いこの第4区、見せています。
≫荘司が後ろから順位をどんどん上げて白鴎大学、あるいは京都産業大学との競り合いを見せながら中継所に向かっています。
第4中継所を太田琴菜が通過してから結構、時間が経っていますがなかなか次のランナーが見えてこないという状況でしょうか。
それだけ立命館が見事な太田走りを見せたということになりますが。
≫ようやく、たすきを握り締めている名城大学が見えてきました。
中継所です。
≫立命館大学が行ってから2分が過ぎました。
ここで湯澤ほのか名城大学のエースが1つ順位を上げました。
待っているのは4年生の西弥寿子。
大学生活最初で最後の駅伝今、走り出しました。
湯澤ほのかから西弥寿子へ。
名城大学が第2位です。
1つ順位を上げた3年生のエース、湯澤ほのか堂々の走りでした。
その後ろ、3位は松山大学。
1年生の古谷奏。
更に4位、大阪学院大学4年生の永岡真衣です。
待っているのは松山大学1年生の谷珠祈。
そして大阪学院大学は2年生の清水真帆です。
1年生ながら、このエース区間全日本はエース区間5区へ5位。
古谷は今、3位で松山大学。
たすきをつなぎました。
続いて大阪学院大学、永岡真衣。
大学駅伝の集大成。
一秒でも早く清水にたすきをつなげるか。
大阪学院大学4位でたすきリレー。
トップとは3分8秒。
続いて、大東文化大学木村芙有加3年生エース。
更に日本体育大学の芦麻生です。
まずは大東文化大学木村芙有加。
たすきリレーです。
松川涼子1年生にたすきリレー。
そして芦のように強くいってほしい。
その名前のごとく強い思いで故障を乗り越えてきました。
芦麻生4年生から高木理瑚にたすきリレーです。
続いてなんと西日本選抜の荘司麻衣。
多く7人を抜いて、たすきリレー。
更に白鴎大学の小澤夏美もたすきリレーです。
なんと荘司麻衣は7人抜き。
そしてここで京都産業大学佐藤のたすきリレーです。
ここまでは9チーム。
更に東京農業大学スーパー1年生、清水萌衣乃。
更に城西大学和田春香、3年生。
たすきリレーを行いました。
そして12位。
関西外語大学。
たすきリレーです。
トップ立命館大学が行ってから4分以上が経ちました。
≫トップが通過してから10分が通過すると≫スズキスポーツスペシャル2015富士山女子駅伝。
立命館は全区間区間賞の完全優勝をこの富士山でも成し遂げることはできるんでしょうか。
そして、熾烈を極めている2位3位以下の争い果たしてどこが立命館への挑戦権を手にしていくんでしょうか。
レースを先導する白バイ隊員の方が5区から変わりましたのでご紹介していきましょう。
このお二人が最後まで先導を担当します。
なお静岡県警では夕暮れ時から夜間における歩行者事故防止ピカッと作戦!を展開中です。
歩行者は自白光式反射材の着用とドライバーは午後4時から早めのライトオンを推進しています。
それでは第4中継所の通過順位ですが立命館がトップと2分22秒の差をつけたという。
そして、名城と松山の差がちょっと開きましたね。
35秒ですか。
そして、大阪学院が4位に順位を上げて大東文化がまた5位にポジションを落としましたが。
≫名城は湯澤ほのかさんが頑張ったんですね。
追い上げましたね。
7位、8位ぐらいまでちょっと一体どこが入賞の8位ラインに入ってくるのかわからなくなってきているという上位チームの混戦模様となっています。
区間記録はもちろん太田琴菜。
30分03。
公式記録ではあと4秒と。
去年の鹿屋体育大学の鍋島莉奈の区間記録まであと4秒ということになりました。
そして荘司麻衣も31分29秒。
あれだけ抜きましたから区間記録では2位ということになります。
湯澤が頑張って区間3位。
仙台の杜の都では米田監督からもう1つ上級生らしい走りはできなかったのかと指摘されたようですが。
湯澤が頑張りました。
先頭です。
≫先頭、立命館関紅葉、1年生が走り出しています。
杜の都とは少し短かった髪も伸びまして大人びた感じの関なんですが。
≫関さんは非常にフォームが力強い。
腕振りが強いんですよね。
パワフルな走りなんですけどこの海風が吹きつけるコースには非常にピタッとはまった走りだと思いますね。
≫中間点の通過、7分56秒。
去年の大東大、福内櫻子の記録を見据えながらしっかり時計もチェックしています。
≫あとは全区間区間賞の意識が果たしてどれだけ選手の頭にあるでしょうか。
後続です。
≫3位が変わりました。
名城大学が2位。
そして3位、松山大学だったんですが大阪学院大学清水がここで松山大学、谷をかわしました。
金さん、非常に落ち着いた走りで清水がかわしていきました。
≫1つかわして順位を上げたんですが本当に走りは落ち着いていますよね。
ここ、先ほどの向かい風が折り返してやや追い風になっているんですけどその風に乗ってその風に乗ってうまく走っていますね。
清水さんは出身、福岡だったんですが生まれ育ったのは静岡地元なんですね。
周りの応援も力にしている感じですね。
2年生、今年の日本インカレ8位入賞という堂々たる成績を持っている大阪学院2年生の清水がしっかりと松山大学の1年生これが大学駅伝デビュー谷をかわしてしっかりと今リードを広げています。
去年準優勝の大阪学院が3位に順位を上げてきました。
増田さん、清水が地元で思いもあるでしょうね。
≫また応援も真帆ちゃんなんて呼んでいる人が多いと思うんですよ。
子どものころから知ってるから。
真帆ちゃんの真帆というのは追い風を受けて船の帆がぴんと張っている状態をいう親御さんの心がこもった名前なんですよね。
だから、今日はその船の帆がピンと張って勢いよく進んでいる。
名前のとおりの走りをしていますね。
≫順位を3位に上げて松山大学との順位を入れ替えその後ろにライトグリーンの大東文化のユニホームが見えるという状況。
後続は鈴木さんどういう思いで選手たちは順位争いを展開していますかね?前が見える展開ですが。
≫前が見える展開ですので気持ちも上がってきて1つでも順位を上げたいという思いで走っていると思います。
≫亜由子さんだったら見てて歯がゆいんじゃないですか?追い上げていくでしょう。
何が必要ですか?追い上げるときって。
≫しっかりと前の選手を見据えながらも自分のペースを刻んで徐々に詰めていくというのが大事かなと思います。
≫オーバーペースじゃいけないんですね。
≫そうですね。
≫この映像では大東文化の前に松山のスカイブルーのユニホーム。
その前に大阪学院が3位。
そして今の映像では映りませんでしたが2位のポジションに名城大学がいるという。
名城大学が2位をとればこれは名城大学復活ののろしという言い方をしてもいいかもしれません。
更に大東の後ろには日本体育大学の姿などもあります。
こちらが3位の大阪学院大学です。
先頭です。
≫先頭の関紅葉です。
実は、立命館宇治高校で菅野の後輩ということであの杜の都を大学デビュー戦というのは菅野不在の生まれて初めて一緒じゃないレースだったんですよね。
今回はその1区で菅野の激走があったんですがそこにも力をもらったんだなという印象もありますが。
≫なんといっても埼玉から菅野さんに憧れて親元を離れて立命館大学に行ったくらい憧れの選手ですからやはりああいった1区での激走を見たら頑張らなければいけないという気持ちは強いと思いますね。
≫そして残り1km12分48秒この1km3分5秒と上げてきました。
あるいは見据えているのは今日欠場しているおととしの大森菜月の15分29秒ということなのかもしれません。
≫まだ区間新記録を出した区間は今大会はありませんが全区間区間賞はとっていますが。
その辺りのタイムを見据えながら。
鈴木さん、一人旅というのは難しいと聞きますけどね。
≫そうですね。
自分でペースを刻むというのは心の強さも必要なのでここからがまた大事になってくると思います。
≫先ほど高橋さんQちゃんも言っていましたが関さんの走りがすごくいいですよね。
どういうふうにしたら肩からの筋肉がっちりとした筋肉というのはつくんですか?≫上半身もトレーニングをしっかりされていると思うので上体がしっかりと安定すればそれが走りにもつながってけるのでそういう走りが見れたらいいなと思います。
≫マラソンやったら強そうですけどね。
≫向こう側に今日は少し雲に隠れた富士を左に見ながら関紅葉が区間賞をとれるか。
そして、タイムはどうでしょうか。
後続です。
≫しっかりとかわしてからもこの清水の勢いは止まりません。
本当に落ち着いた走りが続いていますしこのままのペースであとはどこまで金さん名城大学に近づいていけるか。
≫たすきをもらったときが35秒ほどありましたが先ほど清水選手中間点8分ちょうどで通過しているんですよ。
ですから16分ぐらいですから悪くないですね。
いいペースです。
≫去年富士山で2位をとった大阪学院大学です。
しっかりと、もう一度同じポジションに戻るためにも全日本6位の悔しさがありました。
ですから、この清水の走り後半どこまで追い上げていけるか。
そして、そこに松山がどう食らいつくか。
長い直線この後ろには大東文化更には日本体育大学の姿が見えます。
≫3位、黄色のユニホーム大阪学院4位、スカイブルー松山。
5位にライトグリーンの大東文化。
各チームのタイム差は谷岡さん、とれますか。
≫5位の大東文化が前を行く背中が見えるのが松山大学なんですがタイム差が20秒なんですね。
前の中継所29秒あった差が少し縮まったかなという印象です。
そして大東文化大学の後ろ日本体育大学なんですが現在、タイム差は15秒という展開になっています。
≫3位、4位、5位それぞれ前のランナーを追いかけながら少しずつタイムの変化も生まれています。
先頭中継所が近づいてきました。
≫いよいよ中継所へと飛び込んできます。
関紅葉。
残り300mからたすきをとってぐいぐいペースを上げていて記録も楽しみです。
それでは第5中継所です。
≫富士山の3連覇を目指す立命館大学。
やはり今年もこの第5中継所トップで姿を見せたのは立命館大学、関紅葉。
かわいらしい前髪がキュートな関紅葉。
加賀山恵奈へたすきリレー。
笑顔のたすきリレーです。
加賀山恵奈、去年6区で区間新を出した太田琴菜先輩のような走りをしたい。
大森選手が欠場した今焦りはない。
大森先輩に安心して見てもらえるような走りをしたい。
そして今日の加賀山選手双子の姉妹のお姉さんの付き添いによって本当にレース前リラックスした表情で臨んでいました。
≫先頭は立命館。
今、通過したタイムは1時間31分12秒で通過していきました。
これおととしの立命館が立てている大会記録の2時間21分48秒を更新することがかなり濃厚になってくるような。
まだ第5中継所の通過タイムですけれども。
チームとしてのタイム更新もだいぶ見据えられるような展開になってきました。
そして関紅葉の区間賞のほうはどうでしょうか。
これから後続のランナーが第5中継所に入ってきます。
後続です。
≫中継所まではあと500mというところ。
なんと2位、名城大学の後ろに大阪学院が近づいてきました。
名城大学は4年生の西。
大学駅伝これが最初で最後。
初めての全国の舞台なんとか頑張ろうという2位キープを狙おうという西の後ろにひたひたと大阪学院大学清水が近づいてきています。
≫その差は5秒ですね。
もう残り500切っていますからそれぞれお互いラストスパートしているんですがやはり大阪学院の清水さんのほうが切れ味がいいですね。
≫西、これが大学最後そして陸上人生もこれがラストということになります。
名城大学のユニホームを着て初めて走る全国の舞台。
今、たすきをとりました。
その初めての舞台全国の舞台で2位キープのまま中継所に迎えるかどうか。
しかし後ろから清水こちらもたすきをとってそして、更に詰めてきています。
≫その差、4秒まで詰まりました。
≫2チームが並んでいくかどうか。
そして、その後ろ。
谷も粘っていますね。
≫粘っていますね。
先ほど米田監督残り1kmのところにいらして右手を上げて気迫がありますよね。
≫西がこのまま粘れるか清水がかわすか。
その後ろ、松山、谷。
この3チームどういう秒差。
どういう位置関係で中継所を迎えるでしょうか。
近づいてきています。
≫その差、3秒。
≫名城か、大阪学院か。
まもなく中継所を迎えます。
≫第5中継所名城大学、西選手の姿が見えました。
そして、その後ろすぐに大阪学院大学の清水選手の姿も確認できます。
しかし、西はラストのレース意地を見せます。
4年生の意地です。
努力をすれば自分のように走れるそんな姿を全国の皆さんに伝えたい。
その西からたすきが赤坂よもぎへ。
更には、大阪学院大学清水真帆。
お父さん、お母さん、そして静岡県清水市出身ということで沿道の声援も大きい。
松山大学がたすきリレー。
松山大学、4位でたすきリレーです。
先頭との差は3分11秒に開いています。
5位は大東文化大学松川涼子選手が第5中継所やってきました。
宇都宮恵理から大きな声援が松川涼子にかけられています。
松川涼子たすきを取りました。
第5位でたすきリレー。
大東文化大学が5位で通過しています。
更には日本体育大学。
芦麻生が順位を上げてその6位を守っています。
高木理瑚。
高木理瑚から1年生の酒井優莉菜へたすきがつながりました。
先頭との差は4分4秒開いています。
そして西日本選抜です。
西日本選抜がたすきリレー。
更には京都産業大学です。
京都産業大学8位でたすきリレー。
≫2位争いが熾烈です。
第5中継所では4秒の中にこの3チーム。
名城、大阪学院と松山、この3チームがひしめいていました。
後続です。
≫しっかりと、このポジションを守れるかという2年生の赤坂よもぎ名城大学その後ろに大阪学院大学は沖縄県出身の平安名が3位というポジション。
そしてその後ろから松山大学は今年の日本インカレ3000m障害優勝の三島が近づくというこの3チームが10秒ほどの中でひしめき合っているという展開です。
金さん、このままどうでしょうね赤坂がしっかりと振り切れるかどうか。
≫ここは6.8kmと少し距離が長いですから今の名城大の赤坂さんのテンポのいい走りだと後ろは少しずつ引き離すかもしれませんね。
≫逆に3位の大阪学院平安名が粘れるかどうかという状況ですが三島がご覧の差になってきました。
果たして、ここでかわすのかどうか。
中継所では9秒あった差ですがまもなく6区2kmというところで松山大学3位に上がりました。
三島美咲がここで3位。
次なるターゲット名城大学前を行く、8秒差。
赤坂よもぎに近づいていけるかという戦いです。
≫3位のポジションが変わりました。
松山大学の三島3000m障害の大学チャンピオン三島大阪学院をかわして3位に。
そして繰り上げスタートの時間が近づいてきています。
中継所です。
≫第5中継所繰り上げスタートまであと30秒を切りました。
白のたすきがランナーに用意されています。
用意されていますが鹿屋体育大学の選手がこちら第5中継所入ってきました。
鹿屋体育大学、中井美来意地の走りです。
たすきリレーたすきがつながりました。
しかし東洋大学、無念のたすき。
あとわずかつながりませんでした。
そしてランナーがこちら第5中継所に姿を現しましたがたすきをつなぐ相手はもういません。
東洋大学、渡部志保。
平山絵梨は白いたすきでもうスタートしています。
ですが、最後まで力走を見せました。
≫東洋大学、たすきをつなげず。
男子と同じ鉄紺のユニホーム。
女子も2012年創部。
現在、部員31名を抱える大所帯となって女子も強化が始まっています。
昨年度の順位15位を上回りたいと話をしていた東洋ですが、これで増田さん富士山駅伝史上初めてたすきが途切れてしまったということになりましたが。
≫見てて切ないですよね。
つなぐときの手のぬくもりをお互いで頑張ってきたから感じてほしい。
だけど、この悔しさがまた来年につながりますよ。
≫この鉄紺のたすきです。
これを次のランナーに手渡すことはできませんでしたがただ、次のランナーが抱えていった白いたすきには気持ちそのものは、きっとつながっていったはずです。
東洋大学たすきをつなげることはできませんでした。
繰り上げスタートです。
そして、2位、3位、4位の争いですが、どうでしょう。
≫非常に淡々とした走りで名城大学赤坂よもぎがそのポジションを守っています。
何か、金さん。
本当にきちっきちっと自分のペースを守っていく印象を受けますね。
≫全く先ほどから後ろを気にしませんし自分のリズムをとにかく守っているという走りですよね。
≫後ろを気にするそぶりもありません。
しっかりとしたペースを守ってという堅実な2年生、赤坂よもぎの走り。
非常にストイックな選手だと米田監督も本当に目を丸くするそれだけの選手です。
そしてその後ろですが3位争い。
これ、松山の三島が少し突き放しかけていますね。
≫大阪学院の平安名さん少し突き放しましたね。
≫6秒差です。
≫3チームが本当に10秒ちょっとだったんですがここはまた開きますね。
≫4位の大阪学院に6秒の差をつけて三島、あとはこの三島が後半どこまで前を行く名城大学の赤坂に近づいていけるか。
この三島の印象はいかがですか?≫非常に3000m障害を走っていますので筋力もあるんでしょうけどどちらかというと中距離選手のような滑らかな走りをしていますからね。
ただ、この6区というのは次の7区最後の山登りの区間で特殊区間になりますので少しでも順位を上げるためにはここは重要な区間ですよね。
≫名城大学は赤坂、そしてアンカーには1年生の玉城が控えます。
そして大阪学院はアンカーには去年その坂で2位のフィニッシュテープを切った林が待ち構えます。
そして松田杏奈≫先頭は立命館です。
それでは第5中継所、順位はもちろん立命館は変わりません。
差は2分57秒を2位以下につけました。
2位以下はしかし混戦。
このあと7区に山があること坂があることを考えると…。
さあ、そして区間記録立命館を崩しました。
大阪学院、清水。
区間記録。
区間賞をとりました。
それでは清水選手の声を聞いてみましょう。
≫5区、区間賞を見事とりました清水選手です。
どうですか今の感想を聞かせてください。
≫正直、監督が区間賞を狙っていけるとおっしゃってくださったので自信を持って走ることができました。
≫これで立命館の区間賞崩せましたよ。
連続の区間賞。
いかがですか?≫もう立命館というよりも補欠で回ってくれている選手が本当にこの大会に出たくて出たくて仕方がなくて、でも走れなかったその子の思いも一緒に走ろうと思ったのでこれでみんなの分も一緒に悔しい思いも果たしたかなというふうに思います。
≫地元でいい走りができてよかったですね。
≫特にラスト1kmは本当にきついところでみんな応援に来てくださって本当に恩師も来てくださったので本当にいいところを見せられてよかったです。
≫見事、立命館の牙城区間賞を1つ奪いました。
清水真帆選手にインタビューでした。
≫高校は福岡ですが地元は静岡。
去年は走るつもりで試走の段階から友達や家族が応援に来てくれて本番走れなくてごめんねと話をしていたそうなんですが。
≫インタビュー聞いていても清水さんの人柄が伝わる気立てのいい選手ですね。
≫補欠の選手のことを7人のメンバーに入れなかった8人目、9人目、10人目がいるんだという思いが恐らくあったんだと思いますね。
そして、後続ですがバイクリポートの谷岡アナウンサーです。
≫現在9位グループです。
白鴎大学と城西大学が2人で9位を争っています。
白鴎大学なんですが今年9月の関東東北豪雨によってチームメートの家屋そして練習をしている学校のグラウンドが浸水被害を受けました。
直後は復旧作業をしながら練習をしていましたが地域の方々の手助けもあって今ではそれまでどおりの練習ができています。
そのとき選手たちは改めて周りの人たちに支えられているんだと感じたそうです。
感謝の気持ちを走りで伝えたいと語る白鴎大学の2年生、小谷萌子現在9位を争っています。
≫その白鴎が城西大学こちらも関東勢対決という図式になりますが争いながら9位のポジションを戦っています。
白鴎はおととしの19位から去年9位にジャンプアップして今年はそれ以上の順位を目指したいという話をしていました。
一度先頭を確認しておきましょうペースはどうでしょうか。
≫先頭の加賀山恵奈。
1年生が走っていますがペース的には大会記録からは遅れている状況なんですがこの人、全然時計を見ないんですよね。
感覚で走っていますよね。
1年生ということで不安もあるのかなと思いきや高校駅伝では総合優勝を経験をしていますから安心して任せられる選手ですね。
走りとしては非常に弾むような着地の軽やかな走りが最初のたすきをもらったときから全く変わってないです。
≫中学で都道府県駅伝で優勝そして高校でも優勝。
私は運がいいという加賀山恵奈。
スタートは右利きの姉左利きの妹がそろって鏡みたいという双子の兄弟がそろった状況でスタートをしましたが気持ちよく異次元のレースを展開して今、残り1kmを通過していきまして18分50秒というタイムで21分台を見据える非常にすばらしい走りですね。
≫後ろの激戦が全くここには感じられない。
お客さんも本当にすごいですよね。
≫大変な沿道ですね。
≫ここだけすごく穏やかな空気が流れている感じがします。
≫今年もあと残り2日。
正月休みの皆さんも含めまして今年も大変な数のお客様がこの沿道で立命館の強さに見入っている状況です。
≫立命館はこの区間6.8kmという長い区間なんですが増田さんそこに1年生を置けるという層の厚さがありますね。
≫うらやましいと思うチームいっぱいいるでしょうね。
なんか立命館というのは日本一の富士山にふさわしいチームですよね。
皆さんの表情もりりしいし美しいし、強くてね。
でも、あんまり飛ばされすぎてしまうと本当に追い上げる意欲もなくなっちゃいそうですね後ろから。
≫でも、各大学自分たちの駅伝をという思いで頑張っていると思います。
≫あとは立命館が連覇、連覇といわれますが今年、このチームこのメンバーで戦えるのはこの1年しかないんだ。
だから連覇というのはあまり関係がないんだというのが選手たちの大きな思いにあります。
この後輩、この先輩と戦えるのはこの1年しかない。
だから、この1年を勝ちたいんだという。
ですから連覇に話を向けるとあまり立命館の選手はそこにはあまりこだわりを見せないんですね。
≫そうなんです一年一年が新しいんですね。
≫そして熾烈なメンバー争い。
1つのミスが次のレギュラーを失うことになる。
それが立命館の過酷なチーム状況。
厳しいチーム状況でもあります。
それに立ち向かっていく立命館大学。
1つ区間賞は落としましたが果たして、この6区加賀山はどうでしょうか。
加賀山が果たしてもう一度区間賞を奪い直すことができるんでしょうか。
後続は見えませんからあとはタイムとの戦い。
自分との闘い。
そういうことになってきます。
後続です。
≫名城大学の後ろしっかりと今は3位キープという名城大学の三島美咲。
そしてその後ろに遠く離れて大阪学院大学。
その後ろに大東文化大学が近づいているという3位、4位、5位というのがご覧のようなポジションになっています。
ただ、金さん、名城大学はアンカーがルーキーの玉城そして大阪学院あるいは松山、この辺りは去年最終7区、あの坂を経験した2人がアンカーに備えていると。
非常にこの辺り楽しみですけれどもね。
≫経験者がどこまで経験を生かせるかですね。
特に、この坂というのは女子の選手にとっては本当にきつい。
1km、今選手たちは3分15秒くらいで走っているんですが坂になると4分近くかかるそのような厳しい坂ですからね。
どういう次の7区になるか。
そのためにもこの6区というのは少しでも順位を上げていくタイムを縮めるというのはとても重要な区間になります。
≫そして、先頭立命館、加賀山はたすきを右手に握り締めています。
最後の中継所、第6中継所。
最後のたすきリレー。
立命館大学、堂々のトップ。
加賀山恵奈1年生から園田聖子3年生に最後のたすき渡し。
今回リザーブに回った大森の思いもフィニッシュに届けるという園田聖子。
とにかくこのきつい最後に待つ上り坂は勝ちたいという思いが一番強い人が乗り切れるはず。
日本一の頂3776mから見れば標高差わずか166m。
しかし、走りで立ち向かう乙女たちにとっては待ち受ける魔の坂166mです。
くじけるわけにはいかない挑戦が今、始まりました立命館大学です。
≫単独で先頭を行く立命館。
これから、1人旅であの坂166mの坂ビル40階以上分の上りにこれから立ち向かっていくことになります。
今回1区では大森が走れなかったアクシデントがあった立命館大学です。
この坂です。
ビルの階数でたとえるならば実は2つの上り坂の間にいったん下りがあって5階分上って3階分下りて最後に37階分上るという。
こういう構成になっています。
≫長い高い階段の踊り場みたいなのが1つあると思えばいいんですかね。
そのほうが走りやすいんですか?ずっと上りっぱなしよりも。
≫リズムがそこで作れるというのはあると思います。
≫そこが平たんじゃなくて下ってますからね。
上って下って上りですから。
それが一体1人で優勝に立ち向かっていく立命館のアンカー園田にどういうダメージを与えていくのか。
どう立命館の園田があの坂をクリアしていくのか。
平地だと3分そこそこで走れるランナーたちですが4分以上かかりますからね。
あの坂をクリアするのに。
これから、その坂に立命館の園田が立ち向かっていくことになります。
そしてその坂を前にしたときにあの2位以下のあの微妙な距離感は果たして、どういう変化を7区で生んでいくんでしょうか。
後続です。
≫4位に大東文化大学が上がってきました。
大阪学院大学の平安名をかわしてここで4年生宇都宮恵理が前に立ちました。
10月に行われています全日本駅伝1年生から4年生まで一度も走ることができませんでした。
その思い、その悔しい思いを富士山にぶつける。
そんな走りを見せている大東文化の宇都宮です。
そして、この宇都宮の追い上げで金さん次が今度は2年生谷萩で大東が大東がどこまでいけるか。
≫そうですね、大東文化は本当に優勝争えるぐらいのチームなだけにこの順位は悔しいと思いますから宇都宮さんの頑張りでもっと上げたいところでしょうね。
全日本のメンバー6人に選ばれずただ、そこで泣いてしまうと選ばれたメンバーに失礼だ。
だからなんとか涙をこらえたそんな強い気持ちを持っています、この宇都宮恵理。
チームのために4年生がしっかりと1つ順位を上げてきています。
≫中継所に2位の名城大学の姿が見えてきました。
≫名城大学、1年生玉城かんな。
今その玉城かんなが2年生ランナー赤坂よもぎに早く早くというふうに大きく直前で手を振りました。
リラックスした状況の中頑張れと最後の声をかけている。
大学生ランナーとして今回はひと皮むけた自分がこのアンカーとしての走りで示すという玉城かんな。
2年生の赤坂よもぎから名城大学、玉城かんなにたすきが渡りました。
2位で第6中継所を過ぎていきました。
トップとの差は3分30秒。
そして、その中後ろから2位争いがこれから激しくなっていきそうです。
3位で、松山大学。
松田杏奈、3年生飛び出していった。
3チームが第6中継所を過ぎていきました。
2位と3位の争いが非常に際どい戦いになっています。
名城大学、そして名城大学の背中を追いかけて松山大学が通過していっています。
そして、大東文化大学がスタンバイしている。
4位ということになります。
宇都宮恵理がやってくるのを待ち構えるのは2年生、谷萩史歩。
4年生からのたすきをアンカーとして谷萩史歩がこれから受け取ることになります。
とにかく関東、全日本に続く3回目のアンカーを任された中で谷萩史歩今回、とにかく自分の走りがチームの順位にそのままつながるポジション。
最後まで諦めない走り。
谷萩史歩、4年生の旅が最終の7.7km始まりました。
そして、その後ろから大阪学院大学林和佳奈が飛び出していく。
年が明ければ成人式だ。
笑顔で迎えたい林和佳奈、2年生が追いかけていきました。
続々と第6中継所のドラマが展開していっています。
このあと、京都産業大学がスタンバイに入っている中継所です。
たすきを外して向かってきている。
ここで順位を上げてきました京都産業大学。
関真衣子から今井奏絵にたすきが渡されようとしています。
ナンバーカード11番。
去年、アンカーとして区間4位の走りを見せた3年生になった今井奏絵がいきました。
そして、続いて今度はナンバーカード4番のランナーがスタンバイ。
日本体育大学です。
たすきが渡りました。
第6中継所の争い。
まだまだ、これからアンカーの出番を待ちます中継所のスタンバイです。
≫先頭、立命館ですが森脇さん。
≫実は、先頭は3分31という入りになったんですが高橋さん、ちょっと園田の動きが気になるんですよね。
≫園田さんはもともと走りが特徴的で腕振りが特徴的なんですけれども今日は特に左の腕振りが少しリズムが合っていない。
バラバラしたところがありますね。
2km過ぎから上りがありますからそこまでためて走る選手が多いんですけど、この区間は。
それにしてもいつもの園田さんらしくない3分30というのはちょっと遅いペースかなと。
≫ここまでずっと先頭できている状況の中で連覇を守らなきゃいけないというそのアンカーの重圧はどうなんでしょうか。
≫相当大きいと思いますね。
ただ、これだけ離れていますからしっかりもらった時間を使ってゴールにしっかりたすきをという思いはあると思います。
≫6分30秒を経過してまだ2kmに到達していないというところでちょっとペースそれからフォームが気になる園田聖子です。
今年の10月の杜の都も調子を整えられなくてメンバーに入れなかった、園田。
ただ富士山は3年連続の出場でこれから坂に向かうわけですが鈴木さん。
ちょっと見た目には腕振りと足の振りが合ってないかなという感じがありますが。
≫少しまだ自分のペースに乗っていないかなとも見えるんですけれどもでも、これからの上りに備えているのかもしれないですね。
≫ちょっと左足が痛みがあるのかなって思えるような…。
ギクシャクした感じがするんですけど大丈夫ですかね。
≫見ようによっては引きずってるようにも見えますし。
あるいは本人の中で何かあって走っているのかもしれませんが…。
≫1kmから2kmは少しだけペースを戻しました。
3分30台から20まで戻したという情報が森脇アナウンサーから入りましたが。
ただ、この状況で…。
これからここを右に曲がって坂に向かっていきます。
リードそのものが中継所で3分30秒近くありました。
後ろは大きく突き放していますがもしコンディションに万が一があればこの坂はまさに魔の坂となって牙をむいていきます。
≫園田さんというのは巨大な涅槃像で有名な福岡の篠栗町の出身なんですね。
町に陸上クラブがあってそこで走るのが楽しかったから陸上を始めたという。
いいですね地域でみんなで走るという。
≫その始めた陸上、今年は仙台でレギュラーを落としてしまって絶対に富士山でレギュラーをつかむんだという思いで願いをかなえた園田ですが。
≫大丈夫かな…。
≫第1放送車の高橋さん坂の入り方はどう見えますか。
≫もともと上り下りが非常にうまい選手なんですね。
上りに入ってからは逆に少し力強くなってもともと持っている力をようやく出せてきたそんな感じがします。
ただ、やはりタイミングですね。
バランスというのはやはり、少しいつもと違う感じはします。
≫これからビル40階にも及ぶ上り坂への挑戦が始まっています立命館の園田。
少し気になります。
後続2位争いもあの坂に対して各チームが立ち向かっていくのか。
名城対松山です。
後続です。
≫中継所では17秒の差があったこの両チーム2位、3位なんですがしかし、玉城に対してしっかりと松山大学アンカーの松田が近づいてきています。
ルーキーの玉城。
長野県の高校出身。
父親がコーチを務め高校の監督を務めそして、お母様が長野県の3000mの記録ホルダーだった。
しかしお母様の記録を塗り替えた非常にアスリート一家に生まれている玉城です。
≫そして2位争いも熾烈ですがくり上げが近づいてきています第6中継所です。
≫第6中継所はここまで17チームが通過しましたけれどもまだ4チームが第6中継所、たすき渡しが終わっていません。
繰り上げまであと10秒を切りました。
カウントダウンに入っている。
4人のランナーが横に並んだ。
このまま無情にも繰り上げスタート。
4チーム一斉に飛び出していった。
東日本選抜、そして玉川鹿屋体育大学東洋大学、4チームたすきをつなぐことができませんでした、第6中継所。
≫先ほどの中継所でたすきをつなげなかった東洋大学に続いて東日本選抜中央大学の丹羽ですが更には鹿屋体育大学。
≫コースが厳しいですからね。
ここでつないでいくというのは大変ですね。
≫過去2年、たすきは全部つなぎきってきた富士山女子駅伝ですが今年たすきをつなげないチームが出てきました。
そして、名城と松山どちらが2位をとるか。
名城が2位をとれば日本一へ向け復活の2位。
松山が2位をとれば松山大学史上創部9年目。
全国大会史上最高順位の2位。
しかも松山大学の大西監督は元名城大学でコーチをしている。
米田監督のもとで。
かつて名城大学でともに日本一を見た指揮官関係なんですね。
ライバル中のライバルが2位を争っているという名城対松山の図式になりました。
≫松山大学は大西監督のもとで土佐礼子さんのご主人で指導していますけれどもやっぱり松山というのは土佐礼子さんの魂が選手に染み渡っているという。
マラソンというのは苦しくなってから始まるんだという苦しくなったときから強くなった土佐さんの粘りを知っている人たちの魂がありますからね。
≫離れてもはい上がってきたのがあの土佐礼子先輩ですから。
その土佐先輩の魂を受け継いで坂を託されたアンカーが松田。
そして名城大学は1年生の玉城。
まさにライバル中のライバルが2位のポジションをかけて史上最高順位の2位をとるか、松山それとも復活の2位を勝ち取るか、名城。
ライバル対決が、この坂で繰り広げられていきます。
金さん、坂の走り方はどうでしょうか、両チーム。
≫ここまで松山大学の松田選手。
上りに入ってから突っ込んで入っているんですよね。
一方の名城大学の玉城は上りに入るまでは少し力を抑えてそして上りでかわされたんですが一気にまたペースを上げてきましたからね。
最初の突っ込んだ入りと余裕を持った入りがこのあと差が出るかもしれません。
ただ、やはり松山大学の松田選手のこの上りの走りは非常に力強いです。
腕振りでぐいぐい上ってますよ。
≫松田もこれ、実は仙台のレギュラーを逃してそのときから富士山の坂を上りたいという思いでここにまさに1年間合わせてきた選手でもあります。
それをこの1年生の玉城と争うという状況になっています。
≫玉城さんはお父さんが先生ですけど長野東高校というのは棒を2つ持って2本の棒を持って歩きから始まるんですよね。
だから腕振りが平行できれいに触れるような基礎練習をしっかりしていますから玉城さんの走りもすばらしいですね。
きれいですね。
≫玉城そのものは私は上りの適性があるかなというふうに自分でこの坂に対して不安なコメントもしていましたが。
≫そんなこと言っている場合じゃないですね。
≫先頭、立命館はどうでしょう。
園田のその後の走りです。
≫スズキスポーツスペシャル2015富士山女子駅伝。
旅路はクライマックスを迎えつつあります。
立命館はどんな勝ち方を収めるのか。
そして2位のポジションを奪い取るのは松山なのか、名城なのか。
後続の様子です。
≫並んでから最初の上りそして下りがありました。
ここからはずっと上りが続くというそのポイントに国久保の交差点を目指してというこの両者の走りです。
中間点を通過。
しかし金さん、両者全く譲りませんね。
≫一歩も譲りませんね。
最初の2kmの入りからすると松山大学の松田選手のほうがかなり苦しさはあると思うんですけどこの大きな腕振りは全然変わりませんし一方の玉城選手名城大学のほうは淡々と走っていますよね。
上りなんですけど、あまり上りとは感じさせないような滑らかな走りをしていますね。
≫ダイナミックな腕振りが松山大学。
2位になれば大学駅伝史上松山大学としては最高順位を獲得します。
そして復活にかける名城大学アンカーにルーキーこの玉城を持ってきて久しぶりの表彰台2位ということになるでしょうか。
更にきつい坂に両者が入ってきました。
金さん、走りに変化ありますか?≫玉城選手、名城大学のほうが少し、上り坂は傾斜がきついんですけどスピードを上げてきましたね。
ここから先、いわゆる休むところないんですよ。
ずっと上りっぱなしでフィニッシュしますのでそこは我慢比べだと思いますね。
≫高校時代は監督が父そして、父とはなかなかグラウンドでは話さなかった。
ただ、その父からは自分で決めたことを毎日続けて自分の自信にするようにその言葉を胸に大学でもルーキーイヤーを送っています。
玉城がここで前に出ました。
松山大学、去年もこのアンカー7区区間5位という成績。
松田杏奈ここで粘れるかどうか。
ここで金さん、出ましたね。
≫玉城選手、本当にじわじわとペースを上げていますので松田選手はやっぱり最初の2km一気に17秒追いついた疲れがまだあると思うんですよね。
≫松山の松田は夏に故障。
両方の足の疲労骨折。
9月の記録会も途中棄権という非常に苦しい状況の中秋の全日本は走れませんでした。
この富士山に集中してきたその3位松山大学の松田。
しかし、ここはルーキー玉城の背中2秒の差。
名城大学、玉城がここで一気にリードを広げにかかります。
粘れるか、松山。
それとも突き放すか名城。
非常に激しい2位争い。
まだまだ、しかしこの坂、続いていきます。
どこで決着を見るのかという2位争いです。
≫少し差が開きました。
この微妙な差が2位争いの決着の瞬間なのか。
それとも、再び後ろから松山の松田がさし返すのか。
これは鈴木さん、たまらない争いでしょうね。
ランナー心理としてはこの坂では。
≫お互い2位は譲らないというふうに走っているんですけれども。
本当に玉城さん上りですけれども楽そうに走っていますね。
≫本人はちょっと坂には不安を抱えているようなコメントを大会前には聞かせてくれたんですが。
ただ後ろから17秒差で追いついてきた分、確かに追いかけてる松山の松田のほうが…。
足にはきているはずですからね。
≫金さんも言ってましたけど最初、ちょっと追いつくのに労力を使いましたよね。
でも、がむしゃらさがいいと思いますよ。
なりふりかまわずにいかないとここのコースは力発揮できないですからね。
≫そして先頭の立命館は5kmを過ぎてちょっとペースが落ちているのが見てとれますが。
ちょっと口が開いてきました。
ここは1kmで66mという勾配坂。
今、息遣いが聞こえてきています。
このぐらい息が上がるほどの坂ですよね。
≫坂もやはり激しいんですけれども園田さんは調子のいいときというのは表情があまり変わらない選手なんですね。
そういった部分では今回は少し苦しいのかなというのは見てとれます。
やはり、いつもの力強い上りのうまい園田さんというのは今日は違う気がしますね。
≫杜の都では菅野とともに歓喜の輪の外側で涙を流すということもありました。
全く走ることができませんでした。
その同級生、菅野と絶対、この富士山を走ろうと誓い合った2人。
この1kmは時間がかかりそうです。
サポートに回っているメンバーから懸命の声が上がりました。
仲間たちが応援している。
≫苦しいときは今まで走ってきたことを考えるんだと。
みんなの努力を無駄にしてはいけない。
自分だけ楽をすることは許されないということが力になるんだといっていました。
きっと今までつないだ選手たち、そして控えに回った選手たちのことをすごく思い出しながら走っていると思います。
≫競技場でどんな思いでその誓い合った菅野が見ているんでしょうね。
≫バイクリポートです。
現在、日本体育大学の細田あいにつけています。
細田、7位でたすきをもらったんですが早々に1人を抜いて6位に上がりました。
そして今、大阪学院大学も抜いて現在、5位に上がっています。
≫大東文化大学の細田、2年生が5位に上がってきてこの前にライトグリーンの大東文化大学が画面上には映っていませんが恐らくターゲットとしてある状況だと思います。
まだ視界には遠いようですが。
大阪学院が6位そして5位に順位を上げてきた日本体育大学。
このカメラの向こう側に大東文化大学が4位でいてそして2位と3位争いを名城と松山がやっているという。
ライトグリーンのユニホームが見えます。
≫日体大の細田あいさんも上り坂を使ったトレーニングを多くしていますから得意のはずですよ、このコース。
≫先ほど名城の玉城と先輩ということになりますね。
≫大阪学院大学の林さんがいつもここでいい走りをしてくれますね。
≫去年も実はこの坂を走って区間3位でした。
選手の息遣いが聞こえます。
その息遣いを沿道の人たちの声援があと押ししています。
前を行く大東文化の背中を懸命に追いかけていく。
≫大東文化との差が13秒です。
≫谷萩さんですね。
大東文化大学は。
≫この距離です。
谷萩も実は9月の関東駅伝でアンカーを務めながら最後の最後に脱水症状でふらふらになって記憶を失うという出来事がありました。
≫よく乗り越えて。
走るのが普通怖くなっちゃいますよね。
≫大東といえば山の大東ですから。
≫いつも2位に案じていると。
大学女子駅伝でも2位を3回とったと。
自分たちが立命に勝てない理由というのはしたたかさが足りない。
これから、いろんな意味でのしたたかさ競技者としてのしたたかさを覚えていかなきゃいけないって話してましたけど亜由子さんどういうことなんでしょう。
競技者としてのしたたかさというのは。
≫難しいですね。
≫先頭、立命館園田の走りはどうでしょう。
≫いよいよ物語のフィナーレが近づいてきていますがちょっと高橋さん。
蛇行するような感じもあります。
相当きついんだと思います。
≫コースもわかっているはずなんですけど曲がるときにどちらですかと聞くようなしぐさも見せていましたしちょっともうろうとしている部分もあるのかもしれないですね。
≫ドキドキしますね。
ちゃんとフィニッシュにたどりつけるでしょうか。
2時間21分48秒というのがおととし、この立命館がたたき出しました大会記録。
そこへ向かってまだ5分ぐらいの余裕はありますが果たして、どういうふうになっていくでしょうか。
≫そして2位争いはどうでしょう。
≫名城大学ルーキー玉城が完全に松山大学の松田を振り切りました。
≫ルーキーイヤー堂々のデビューですね。
≫すばらしいですね。
本当にずっと傾斜のきつい坂を上っているんですがこの上り坂の走りは2通りありましていわゆる力強いぐいぐい走る走り方とすいすい上りに感じさせないような走り方のタイプがあるんですがこの玉城選手はすいすいなほうですね。
顔は非常に苦しそうなんですが腰から下はしっかり着地踏ん張れてましてもっともっとこのあとペース上がりそうな感じですよ。
≫すばらしい走りで名城大学2位に向かってしっかりとしたアンカーの走りが続いています。
≫2位以下は名城が松山を振り切ったようです。
そして、立命館大学が富士山3連覇へ向けて陸上競技場に向かっています。
残り1kmというところまでおととしの大会記録高橋さん、3分38秒ギリギリです。
≫もう、よくこの体調でこの走りでここまでつないできた精神力は園田さんはすごいと思います。
大会記録は頭の中に描いているでしょうからぜひ歓喜のゴールを見たいですね。
キャプテン菅野から全区間で区間賞完全に勝利を飾ったのは杜の都。
直前の故障でエース大森菜月を欠きながらもこの強さを見せました富士山全く先頭を譲ることはありませんでした。
十倉コーチはオーダー提出の昨日、こう話しました。
これでチームみんなで戦う駅伝になった。
まさしく全日本インカレ総合優勝全員でつかみとる。
二大駅伝8連覇、歓喜のときが近づいてきました。
≫伝説はまだ終わりそうにありません。
そして大会記録の更新も見据えながら立命館大学の園田が仲間が待っている陸上競技場に戻ってきます。
日本一の山のふもとで日本一に輝くのは今年もこのえんじのR栄光の富士山の頂に向かいます。
盤石の強さです。
大会記録は2時間21分48秒。
おととしの自ら立命館大学が打ち立てたこの大会記録への挑戦もかかっています。
少し、足を引きずるようなフォームも気になった園田ですが。
そして、仲間たちが。
その中には今回走れなかった大森の姿もありました。
≫またここで園田さん力をもらえたでしょうね。
≫2時間21分48秒というターゲットタイムはどうか。
1区、菅野2区、池本3区、和田4区、太田ここまで全て区間賞。
1区間は譲りましたがそれでも区間2位。
6区、加賀山がまた区間賞を取り戻して、果たして大会記録はどうでしょう。
フィニッシュの瞬間。
仲間の歓喜を受け取る瞬間が近づいてきています。
ライバル校たちが1区からエース投入。
そして、今回走れなかった大森の目にも涙。
富士山3連覇の夢を仲間たちに託した大森です。
3連覇は間違いありません。
タイムはどうか。
大エース大森を欠いても大会記録をも更新するのか。
走れなかった4年生たちの姿もあります。
優勝のホームストレートターゲットタイムは2時間21分48秒。
あと10秒。
3連覇へ。
西の最強軍団、立命館大学。
富士山女子駅伝3連覇。
フィニッシュタイムは速報で2時間21分50秒。
仲間に包まれます。
≫死力を尽くしていますね。
≫ごめんなさいという表情に見えます。
これはターゲットタイムを更新できなかったことへのジェスチャーだったんでしょうか。
しかし、見事に走りきりました、園田。
大森が負傷欠場というアクシデントを乗り越えてチーム全員でつかんだ立命館大学の3連覇です。
そして熾烈続いていた2位争い。
名城の1年生、玉城が決着をつけたのか。
≫松山が近づいてきていますね。
≫離したかに見えましたが…。
≫玉城が2位のまま行ってはいますが後ろと先ほどで8秒という差でした。
≫8秒差。
40m。
名城大学です。
かつて杜の都で10年前、仙台で日本の頂に立ったこともある東海女王、愛知の名門名城大学。
このところ全国大会では7位6位7位5位。
富士山も2大会連続4位。
表彰台を逃していました。
復活の2位へ。
ここでスカイブルーの松山大学が飛び込んできた。
懸命に追いかける松田。
17秒差を跳ね返して一時は名城の背中もつかまえた松山大学。
四国・愛媛からの挑戦です。
地方でもやれるんではなくて地方だからできることがある。
そんな思いで日本一に向かってきているチーム。
しかしその松山大学を振り切って再び日本の頂に立つべく愛知の名門、東海女王名城大学。
区間賞はありません。
全員の力でたすきをつないでそして仙台では走れなかった4年生も、しっかりレギュラーを富士山でつかんで目標の3位以内を上回る2位をこれから手にしようとしています。
表彰台を逃して全国の頂から落ちる時間が少し続いていた愛知の名門名城大学。
ライバルチームでもある松山大学を振り切って2位に入ってきます。
大東文化大学が4位で陸上競技場に入ってきました。
3位の松山大学一時は追い上げた松田の走りは見事です。
1年生の玉城かんな、名城大学。
復活の2位を勝ち取ります。
立命館には逃げられました。
確かに立命館の背中はまだ遠い。
しかしこの富士山で刻む名城大学の2位は来年以降打倒立命館につながる復活の2位!そして、追い上げていった松山大学。
見事な戦いぶり。
愛媛からの挑戦は間違いなく日本一に届くはずです。
そして速報値で松山大学の松田がゴールした3人のうちでもっとも早いタイム。
名城の玉城よりも立命館の園田よりも松田が区間タイムでは上回っています、速報値です。
そして、1区にキャプテン福内を起用してきた大東文化大学。
目標は優勝。
その優勝は、しかし逃すことになりました。
1区、福内、2区、小枝。
つないできたたすきです。
アンカーは谷萩。
3区、飛松、4区、木村5区、松川6区、宇都宮がつないでアンカー2年生の谷萩です。
目標の優勝は勝ち取ることができませんでしたが何よりもキャプテン、福内がこのチームに生み出していく笑顔。
寮に取材に行くと監督がお父さんみたいで。
選手たちがみんな姉妹みたいで笑顔があふれているチームがこのライトグリーンの大東文化の大きな魅力です。
追い上げた手応えとそして届かなかった悔しさをかみ締めて大東文化大学の挑戦が終わりました。
そして、1区では出遅れた日本体育大学。
あの4区、4年生芦の走りが見事でした。
そして細田、至難の坂見事に順位を上げてきました。
そして日体大の細田が更に松山の松田を上回ってここまでフィニッシュしたうちで最も早いタイムでフィニッシュテープを切っています。
6位には大阪学院大学高橋尚子さんの母校去年のアンカーを務めた2年生の林和佳奈が入ってきました。
去年は準優勝でした。
今年は表彰台から落ちることになりましたが増田さん、このチームはいずれ日本一に勝つべきチームですね。
≫モチベーションが高いですからね。
林さんは髪の毛が伸びましたね。
≫このあとは実は成人式があって着物に似合うようにと少しだけ髪を伸ばしている林。
≫チャーミングで自分は走ると耳が赤くなってお猿さんみたいでしょって自分で自分のことを言っちゃったりしてかわいらしい選手ですね。
≫恐らく成人式が終わったら4年間陸上に捧げる証しとして髪を短く刈り込んでくるんだと思います。
6位、大阪学院大学。
そして白鴎大学が7位。
9月の集中豪雨被害学校が大きな被害に遭いました。
地域の皆さんの助けも借りて7位入賞。
快挙。
そして立命館大学はアンカーの園田選手が胴上げされました。
京都産業大学が8位。
かつて全日本4連覇も成し遂げた関西の名門チーム。
8位という入賞ラインから再び全国の頂点を狙っていこうという京都産業大学です。
ここまで8チームが通過。
そして福岡大学が入ってきました。
優勝立命館、名城、松山大東、日体大、大阪学院、白鴎京都産業ときて福岡が入ってきています。
白鴎大学の7位というのもこれ、あれだけの被害があった中でね。
≫そういうのがバネになったんでしょうね。
竹島監督のもと本当に白鳳大学は地域の皆さんとともに選手たちが紙コップなんかを練習中に渡したりなんかして。
≫そして福岡大学です。
福岡大学も寮の火災で卒業する今年4年生の川端麻友さんを亡くしてその川端さんは卒業する年になりますがそこからはい上がってきたチームです。
これから九州の力かつては全日本でも上位に躍り出たことのある福岡大学です。
それでは優勝の声を聞いてみましょう。
立命館大学です。
≫3連覇を達成しました立命館大学の走った選手にお話を伺います。
まずキャプテン菅野選手おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫どんな気分ですか?≫とりあえず本当に自分の復活を待ってくださってた皆さんに元気な姿をお見せできて感謝の気持ちでまずはいっぱいです。
≫大森選手にアクシデントがあった中での連覇意味があるんじゃないですか?≫やっぱり菜月のためにもという思いもあったんですけどそれでみんなの結束力が高まってやっぱりこれで勝ってこそ真の日本一だなと思っていたのでみんながより頑張れたと思います。
≫2区を走った池本選手大森選手とも仲よしですがどんな思いで走りました?≫今日はサポートしてもらって全女が終わってからすごく調子が悪くて入れなかったときに菜月が支えてくれて最後までずっと支えてくれてその菜月の思いも考えながら走ることができました。
≫区間賞につながりましたね。
そして3区を走りました和田選手。
どんな思いで先輩2人の思い受け継ぎましたか?≫この勝負にかけていたのでいい形でつないでくださったのでその今まで支えてくださった片や十倉さんやキャプテンの菅野さんあとチームメートの気持ちを乗せて感謝の気持ちを持って走れました。
≫そして4区今日も爆走でした。
太田選手です。
自分の走りどうだったですか?≫とにかくタイムというよりかはチームが勝つためにということだけを考えてすごい走って楽しく応援もしていただいてすごい、最後いい形で終われたのでよかったです。
ありがとうございました。
≫区間新、あとちょっとでしたが。
≫悔しいんで、また来年リベンジしたいと思います。
≫そして、5区、6区は1年生でした。
まずは関選手です。
ちょっと悔しさもあるかもしれませんが振り返っていかがでしょう?≫個人的には悔しい結果になっちゃったんですけどでも、チームとして優勝できてうれしいです。
≫加賀山選手は大森選手の高校からの後輩ですよね。
どういう思いで走りました?≫練習でもいつも引っ張ってくださっていたので先輩の分も走るという思いで走りました。
≫そして、アンカー園田選手です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫どうでした?坂道。
≫もう全然きつくなかったです。
みんなのおかげで、もう…。
本当、ありがとうございます。
もう安心してのびのび走れました。
≫自分の調子なんかはどうだったんですか?≫調子はだいぶ上がってきてて自分の持っている力以上にみんなが上げてくれてすごい自分の力以上の走りができたと思います。
≫そして、もう1人この方にも伺います。
立命館大学を今シーズンずっと合宿から引っ張ってきた方です。
大森菜月選手です。
どんな思いでしょう。
≫本当に、直前でアクシデントで走れなくなってしまってチームのみんなに本当に迷惑かけていたのにこうやってみんなが優勝してくれてすごいうれしいんですけど絶対次は走ってやるって思いました。
≫でもやっぱり大森選手がこのチーム菅野選手が怪我の間引っ張ってきて強くなりましたね。
≫みんなが、こんな私でもついてきてくれたからだったと思います。
≫改めて見事、富士山女子駅伝3連覇を達成した立命館大学の皆さんでした。
おめでとうございました。
≫お二人には移動車から戻ってきていただきました。
高橋さん、強かったですね立命館。
≫本当に連覇のプレッシャーは大きいと思いますしやはり大森さんが出れないといったそんなアクシデントも本当に乗り越えたチーム力総合力が本当に高かったなと感じました。
≫4年生が走っていませんのでそっくりそのまま来年も残るということになるわけですね。
≫ますます強くなるということですね。
≫金さんは印象に残る選手いましたか?≫日体大の4区の芦さん。
エース区間で骨折を乗り越えてこれぞ駅伝の走りだという気迫のこもった走りでしたね。
≫そして高橋さん、浅間大社からスタートして富士市に入ってきまして沿道の声援がすごかったですね。
≫特に、今回は30日年末に差し迫ったところでたくさんの人たちが沿道に出てきてくださったと思います。
選手の背中を押してくれたのではないでしょうか。
≫去年は10万人でしたがそれ以上の皆さんが集まったというふうに思います。
今年は残念ながら富士山が見られませんでした。
来年は見つめてほしいと思います。
高橋さん、金さん今日はありがとうございました。
≫ありがとうございました。
≫そして放送センターは増田さんと鈴木亜由子さんですが増田さん、最後のインタビュー印象的でしたね。
≫やっぱり池本さんの涙とか大森さんの涙とか見てますとこのチームは心でたすきをつないでるんだなとつくづく感じますね。
≫鈴木さん、この戦いをどういうふうにご覧になりましたか?大学の戦いを。
≫立命館の女王にふさわしい駅伝を見せてもらったなというのとあと、選手の頑張りというのを見れたので女王争い見ていてすごく楽しかったです。
≫これでこの年は終わるという学生にとっては最後の大会なんだという思いがあの涙につながっていくんでしょうね。
しかも立命館は大森という不動のエースが直前になって故障、離脱という大アクシデントを乗り越えての見事な優勝でした。
富士山3連覇2015/12/30(水) 09:50〜12:40
関西テレビ1
スズキスポーツスペシャル2015富士山女子駅伝[字][デ]
(予定変更の場合あり)
霊峰富士の麓で大学女子駅伝日本一決定戦!絶対女王の誇りを懸けて立命館が3連覇に挑む!追う大東文化&松山&日体!
詳細情報
おしらせ
(荒天中止の場合)
9:50〜12:40
「映画・ラストサムライ」
出演者
【実況】
森昭一郎(フジテレビアナウンサー)
森脇淳(東海テレビアナウンサー)
福永一茂(フジテレビアナウンサー)
【解説】
増田明美
高橋尚子
金哲彦
【ゲスト】
鈴木亜由子
【リポート】
谷岡慎一(フジテレビアナウンサー)
ジャンル :
スポーツ – マラソン・陸上・水泳
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