2016/01/07 Thu 11:56更新

核実験受け放射性物資の監視強化

6日北朝鮮が水爆実験を行ったと発表したことを受け県は土壌や水などに含まれる放射性物質の測定を開始しています。県内では7日午前10時までに放射線量の異常は確認されていません。県は雨水や大気中のちりに含まれる放射性物質を測定するほか、きのうから独自に浄水場6か所の取水口と土壌5か所でも1日1回の測定を始めました。このうち白山市にある松任中学校のグラウンドでは県の担当者4人が訪れ、専用の器具を使っておよそ1キロの土を採取しました。輪島や小松などで採取された土と水は保健環境センターで測定され、毎日午前10時に、測定値が公表されます。6日夕方、県内で採取された土と水に異常は見られませんでした。石川県危機管理官室原子力安全対策室藤井明洋主任技師一方、県は6日から県内30カ所で大気中の放射線量も監視していますが7日午前10時までに異常は確認されていません。