ソウル瑞草警察署は5日、マレーシアで偽造した日本の債券と旧札の1万円札を韓国に持ち込み、流通させたとして、通貨偽造と詐欺の容疑で男2人を逮捕したと発表した。
警察によると、2人は2014年6月から今年11月にかけ、マレーシアで偽造を請け負う現地人と共謀して額面5000億円の債券1枚と旧札の1万円札182枚を偽造し、国際スピード郵便(EMS)で韓国に持ち込んで流通させた疑いが持たれている。
一部の1万円札は精巧に偽造されていたが、1950年代に発行された紙幣が90年代以降に使用されたデジタル印刷技術で作られたことを根拠に、偽造であることが発覚した。