音楽関連のアプリや周辺機器を開発するIK Multimediaは、楽譜アプリ上の譜めくりをハンズフリーで実現するBluetoothフットコントローラー『iRig BlueTurn』を、CES 2016で発表しました。市場予想価格は9000円(税別)。
発売予定時期は2月で、家電量販店や楽器店、オンラインストアなど、全国のIK Multimedia正規販売代理店にて取り扱います。
『iRig BlueTurn』は、2つのスイッチボタンを搭載したフットコントローラー。HIDプロファイルに準拠しており、Bluetooth Low Energyで接続したスマートフォンなどのデバイスをワイヤレス操作できます。
スイッチボタンを使って、ページアップ/ダウン、矢印キー上/下、矢印キー左/右のコマンド送信が可能です。同社提供のiPad向けアプリ「iKlip Stage」をはじめ、楽譜アプリ上の譜めくりをハンズフリーで行えます。
スイッチボタンは内蔵バックライトで青色に光るため、暗いステージでライブする際も一目でスイッチの場所を把握できます。また、譜めくりに限らず、PDFの閲覧やプレゼンのスライド送りといった用途でも活用可能です。
本体の大きさは12.6(幅)×9.3(高さ)cm、単4電池2本で駆動します。
最近では、ギターやピアノの楽譜をアプリで閲覧するユーザーが増えているといいます。そんなミュージシャン達はもちろん、プレゼンをスマートに進行したいビジネスマンも重宝するアイテムではないでしょうか。