なぜだ!韓国を訪れる日本人が年々減少、その理由は円安かそれとも・・・
2016-01-06 11:15

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韓国を訪れる日本人旅行客の数が2012年にピークに達して以降、減少を続けている。韓国メディアの中央日報(中国語版)はこのほど、2015年に韓国を訪れた日本人旅行客は200万人を下回った可能性があることを伝えつつ、訪韓日本人が減少している原因を分析している。
記事は、2002年の日韓共催ワールドカップや03年に放送されたドラマ「冬のソナタ」がきっかけとなり、韓国を訪れる日本人が増え始めたとし、その後は韓流ブームによって訪韓日本人は12年に352万人でピークに達したと紹介。10年時点の神奈川県横浜市の人口が約368万人であることから、横浜市のほぼすべての市民が韓国を訪れたと考えれば、12年は非常に多くの日本人が韓国旅行を楽しんだことがわかる。
しかし、13年の訪韓日本人は275万人、14年は228万人と立て続けに減少。記事は、この背景には円安による影響も排除できないとし、12年の為替レートは6月までは100円=1500ウォンだったが、15年4月末には100円=900ウォンにまで円安ウォン高が進んだと紹介した。
円安は日本人にとっては国外旅行のコストが上昇することを意味する。例えば一泊45万ウォンのホテルの場合、12年6月のレートでは約3万円だが、15年4月では約5万円になる計算だ。韓国の高級ホテルは日本人旅行客を呼び込むため次々に大幅値下げを敢行したが、円安は食事や買い物すべてに影響するため、韓国旅行から足が遠のく結果となったのは仕方のないことだろう。
韓国を訪れる日本人が減少した理由は、円安のほかにも存在する。それは日韓関係の冷え込みだ。12年8月には当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島(韓国名:独島)に上陸し、さらには天皇陛下に対して謝罪を要求したことで、日本では韓国に対する反発が一気に高まった。それに伴い、日韓関係と日本での韓流ブームは一気に冷え込んだが、12年は訪韓日本人の数がピークをつけた年であり、やはり円安という要因よりも日韓関係の悪化が韓国を訪れる日本人が減少してしまった理由と考えるのが自然だろう。慰安婦問題の解決に向けて日本と韓国は合意したものの、果たして韓国を訪れる日本人は以前のように増加に転じるのか、まだ不透明な状況といえる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)