2016年1月7日(木)

感じが悪い人の3大「タブー言葉」、知っていますか?

組織で確実に評価される「きちんと会話」【2】

PRESIDENT Online スペシャル /PRESIDENT BOOKS

著者
矢野 香 やの・かおり
スピーチコンサルタント

矢野 香信頼を勝ち取る「正統派スピーチ」指導の第一人者。NHKでのキャスター歴17年。おもにニュース報道番組を担当し、番組視聴率20%超えを記録。2011年、「話をする人の印象形成」の研究(主に心理学)で、大学院で修士号を取得。現在は、国立大学の教員として研究を続けながら、他者からの評価を上げるコミュニケーションの専門家として、政治家の選挙演説対策、大手企業の株主総会対策、役員候補者研修、学生の就職面接対策など、幅広い層に「信頼を勝ち取るスキル」を指導している。話し方・表情・動作の指導に定評があり、過去の受講生にはプロの話し手も多数。クライアントには、日立製作所、武田薬品工業、リクルートホールディングスなどの大手企業、著名人が名を連ねる。著書に、ともにベストセラーとなった『その話し方では軽すぎます!――エグゼクティブが鍛えている「人前で話す技法」』(すばる舎)、『【NHK式+心理学】1分で一生の信頼を勝ち取る法――NHK式7つのルール』(ダイヤモンド社)などがある。

スピーチコンサルタント 矢野香=文
入社3年以内に大きな差がつき、将来の道が分かれる時代になった。こんな時代だからこそ「きちんとしている」と、ミドルクラスだけでなく、エグゼクティブ、トップ層に評価されることの重要性が年々高まってきている。では、“きちんとしている”“できる社員”と言われるための最低限のポイントは何だろうか。エグゼクティブ、トップ層向け「スピーチコンサルタント」として活躍する元NHKキャスター17年のキャリアを持つ矢野香。「信頼を勝ち取る」話し方、行動の仕方を5回にわたってお届けする。

印象がいい人と悪い人の違いとは

質問のあとの返事で、印象がいい人と悪い人がいます。印象が悪い人は、たいてい、3大タブー言葉を使っています。

『「きちんとしている」と言われる「話し方」の教科書』(矢野 香著・プレジデント社)

3大タブー言葉とは、「了解しました」「なるほど」「参考になりました」です。

「了解しました」はよく使う言葉ですが、一般的なビジネスマナーとして、目上の人に使うのは避けたほうがいいとされています。文法的に間違いではありませんが、失礼と思う人がいる以上、避けたほうがいいでしょう。

「なるほど」は、目上の者が目下の者の意見を判断するときに使う言葉です。上司に使うと失礼に当たります。

「参考になりました」もまた、失礼な言い方です。「参考にするけど、言うことは聞かないよ」というニュアンスを感じさせてしまうのです。「せっかく教えたのに参考程度にしかならなかったのか」と、相手に思わせてしまう危険性があります。

これらの言葉は、なるべく言い換えて、感じのいい新人と思われましょう。

×了解しました → ○承知しました、かしこまりました
×なるほど → ○ためになります
×参考になりました → ○ぜひ使わせていただきます、ぜひそうさせていただきます

[きちんと会話のルール]相手の気分を害しやすい言葉は、印象がよくなる言葉に言い換える

※本記事は書籍『「きちんとしている」と言われる「話し方」の教科書』(矢野 香著・プレジデント社)からの抜粋です。

『「きちんとしている」と言われる「話し方」の教科書 』(プレジデント社)
「きちんとしている」と言われる「話し方」の教科書

[著] 矢野 香  

自分の能力に自信がなくても“きちんと”した話し方さえ押さえていれば、周りから評価される! 元NHKキャスターが、信頼される伝え方、教えます。

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