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【北海道新幹線】
春の旅で「二匹目のどじょう」を狙うのは…
3月26日に開業する北海道新幹線に乗ることを目玉にした観光ツアーを旅行各社が相次ぎ発売。日本列島縦断や桜の名所巡りといった多彩な企画で春の行楽客を呼び込みたい考えだ。北陸新幹線に続く「二匹目のどじょう」を狙う。
阪急交通社は第1弾として、北海道、東北、東京、愛知、大阪を発着する計16コースを今月4日に発売。北海道発着コースの一つは、新函館北斗駅から鹿児島中央駅まで新幹線で縦断し、帰路は飛行機を使う。鹿児島で温泉などを楽しむ4日間の旅行で、基本代金は一人13万円とした。
JTBグループが売り出した一例は、東京発着で北海道と東北の桜の名所を周遊するプランだ。五稜郭公園(北海道函館市)や弘前公園(青森県弘前市)、角館(秋田県仙北市)などを巡る。2泊3日で2日目に北海道新幹線を利用する。基本プランは8万9300~13万9300円となる。
日本旅行も北海道新幹線に搭乗する首都圏発着のツアーを発売した。