こんにちは、ほそいあやです。
先日街を歩いていたら、気になるお店を見つけました。
この時は猫しか撮ってませんが、お店の全体像はこんな感じです ↓
ちっさ!
さいきん話題となっている「激セマ店」か。ちょうちんは灯っているので営業をしているようです。
両側の真新しいマンションに挟まれた昭和の忘れ物という感じ。絵本「ちいさいおうち」かと思いましたよ。
どうしたって、中が気になる・・・。
「2年前くらいにできた気がするんだよね」と、お店の近くに住む友人も気になっている様子。ひとついってみようということで、予約をしてもらいました。
店内は入ってしまうと普通に落ち着く飲み屋さん。狭小ではあるけど、これといった不自由はなさそう。
こちらの谷中「一休」は、2012年の12月に開店したそうで、ご夫婦で営業なさっているそうです。
カウンター席だけかと思っていましたが、なんと座敷が!
ほら、こたつですよ!
こんなくつろぎ空間があるとは外からでは想像もつかなかったよ。
ちょっとしたスペースも粋に飾られていて、よい雰囲気なのです。
失礼ながら、店内はコントのセットみたいだったりして、と考えてたりしてました、ごめんなさい。
お通しのレンコンをつまみながら、飲み開始〜〜。
九条ねぎとイカのぬた。歯ごたえコンビ♪
二杯目からは、焼酎のお湯割りで冬を感じたいと思います。
茄子味噌と三岳。なんだか、家のようにまったりしてきた。
おかみさんにカマ焼きをおすすめされたので食べてみます。塩加減もちょうどよく肉厚で◎。
お酒とまらないよー。
豚肉のお鍋。こたつで鍋を囲むってサイコーじゃないですか。肉や野菜からダシがでていて永遠に食べられそう。
狭さを楽しむ人たち。荷物は置くスペースが限られているので、小さいかばんでいきましょう。
誰かがトイレに立つとみんなで大移動。それがまた楽しいのですが。
そんな感じなので、隣のお客さんとも仲良くなれる。狭小店のよいところです。
ボトルも2本目に突入。さっぱりとしたものということでタコのサラダ。のどに冷たくておいしい。
デザート代わりのぬか漬け。ちょうどよい漬かり具合です!
焼酎のお湯割りをがばがば飲む時、デザートは甘いものよりお新香が食べたくなるのだ。
目の前だけ見ていると、ほんとうに実家とかでくつろいでいるような感覚になってきて、寝そべりたい衝動に駆られる(けどそのスペースはない)。
最後、さきほどの鍋のダシで雑炊にしてくれました。よい〆だなあ。
あっという間になくなって、帰り支度をする頃・・・
誰かが入り口から覗いてる。
手前の子は冒頭の猫ですね。飼っているわけではないのですが、よくお店の前に狛犬かシーサーのように鎮座しているそうです。こぢんまりとした佇まいのお店にとってもよく似合うではありませんか。
それにしても、絶妙な物件ですね。席が少ないので予約なしだと難しいのが難点ではあるけど、ビジュアル・内容ともに、谷中のイメージってこれだよなあ、と妙に心にしっくりくるお店でした。マスター夫妻の心のこもったおもてなしが寒さを吹き飛ばしてくれましたよ。
猫とご夫妻に見送られながら、よい隠れ家を見つけたと満悦して帰りました。
あ、ランチもボリュームあって評判みたいですよ!
プロフィール
ほそいあや
「猫を愛でることと虫を食べることが趣味」
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