このパターン多いんです。
あなた、修行する必要ないっすよ。
最近だと「やぎろぐ」の八木さんに驚きました。だって彼、学生なのにブログで40万近く稼いでいるのに、「ベンチャー企業で修行します」とか言ってたんですよ。なにそれ。修行する必要ないよw
彼は強烈に優秀で、少なくともブログの世界においては、上位0.001%の超トッププレーヤーです。数字をみればそれは明らか。フィギュアスケートでいえば羽生君。音楽でいえば神童・モーツァルト。ゲームでいえばウメハラ。そのくらいのレベル感があります。なにを今更、ネットベンチャーで修行することがあろうか!
でもまぁ、そういう話は多いんですよ。なんでしょうね、根本的には、自己肯定感が足りないんだと思います。それは結局、周囲にその才能を褒め、育てる人がいなかったのでしょう。ブログの世界とか普通はよくわかりませんし、ロトの剣を持ってる八木さんがなぜかスライムを倒しにいこうとしているのも、まぁ納得ができる話です。
なにを隠そう、ぼくも自分の優秀さに気づかず、無駄な努力をしていた人間です。サラリーマン2年やるとか無駄の極み。さっさとブロガーとして独立していれば、もっと遠くに行けていたことでしょう…。
こういう「無知」は怖いんです。「成長スピード」を減速させるんですよ。本当はもっともっと早く成長できるのに、「凡人」と同じペースに、自らを陥れてしまう。ぼくがサラリーマン続けてたら、いまだに年収500万円くらいでしょうからねぇ。よくても1,000万か。少ない。
「社長賞取りました」「で?」
なまじ会社に入ると抜きん出てしまうので「社長賞取りました!」とかフェイスブックで嬉々として報告しちゃう。
残念極まりない!「社長賞」なんて、会社が優秀な才能を引き止めるためのアメにすぎませんよ。1,000万くらいもらえるならいいですけどね。アメちゃんもらって喜ぶなんて、幼児ですかあなたは。
しかも、そういう人材はなまじ自己肯定感に飢えているので、社長賞とか取っちゃうとものすごく「満たされる」んですよねぇ。周囲からの賞賛・嫉妬を浴びますし。そうした眼差しを得ることは、もしかしたら、人生で初めてのことかもしれません。カ・イ・カ・ン。じゃないよ、まったく。
ぬるいゲームをしていれば、そりゃ抜きんでますよ。あなたは優秀なんですから。ぼくだって、ネットベンチャーに入ってガチで働けば「社長賞」取れます。当然ですよ、ぼくは上位0.0001%くらいの人材ですから。そんなイージーモードなゲーム、楽しくはないですね。
というわけで、あなたが優秀さにうっすらと気づいているのなら、あえてイージーモードな努力をする必要はありません。
思い出してください。世の中の仕組みは、平均的な人間か、それ以下の人間に合わせて作られます。会社なんてのも、そのひとつでしょう。あれは歴史的にいっても、平均的な人間が、効率よく社会に貢献するための装置です。あなたが超トッププレーヤーなら、普通の会社に普通に入るのは、効率性の観点で間違っています。
え、「自分が優秀かどうかわからない」? うーん、それはあなた、多分、優秀な人間じゃないんだと思います。本当にトップの人は、うっすらとでも「わたしは他の人と明らかに違うかも」という理解がありますから。
東京から高知県に移住したよ!
東京を捨てて高知に移住して、丸一年。今感じていることをまとめてみた
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