「金価格は安値圏で2016年前半までが絶好の買い時」と金の第一人者である豊島逸夫さんは語る。テロなど不透明な世界情勢の今こそ。株や債券とは異なる値動きをする金にも分散して資産を守るべきだ。
平時にコツコツ買い進め有事に売るのが正攻法
今後は中国とインドの需要増で需給はひっ迫へ!
「2015年は、いつ米国が利上げに踏み切るかに注目が集まり、金利を生まない金が売られ下値を試す展開が続きました。しかし、実際に昨年末に利上げが決定し、しかも2016年の利上げペースが小幅であることが確認されたことで、安心感が出て金価格も回復に向かうでしょう。利上げは決まったものの金価格がまだ底値圏にある2016年前半までが、金投資を始める絶好のチャンスです」
と豊島&アソシエイツ代表の豊島逸夫さんは語る。
金には長期的な上昇要因が多い。まずは、価格が下がると、それぞれ10億人以上の人口を有する中国やインドから買いが入ること。経済成長が多少低迷しても、金への買い需要は衰えを見せていない。
にもかかわらず、金自体の生産量には限界が迫っており、供給はひっ迫している。さらに、現在の金価格は生産コストを割り込んでおり、この状態が長く続くとは考えにくい。つまり、これ以上、金価格が下がる可能性は低いのだ。
ただし、よく新聞などで「有事買いで金が上昇」といった見出しを見かけるが、「有事になってからでは遅い」と豊島さんは言う。事実、2003年にイラク戦争が始まった直後に、それまで少しずつ上がっていた金価格は暴落。有事では短期的に金価格が上昇するため、短期売買であれば買いチャンスだが、「長期投資では、金は平時に買って資金が必要になった場合のほか有事に売って穴埋めするのが正しい」(豊島さん)のだ。
また、円建てで投資する日本の投資家は、金価格だけでなく、ドル円の動向も睨みつつ投資しなければならないが、為替はプロにも予想が難しいため、初心者は純金積み立てや金ETFなどで、少しずつ買っていくのがオススメ。
株や債券とはまったく違う値動きをする金は、リスクを分散するにはもってこいの資産だ。資産形成の中心にすべき資産ではないが、全体の10%程度を組み入れておくべきなのだ。
ところで、今発売中のダイヤモンド・ザイ2月号(表紙は堀北真希さん)には、金やプラチナの情報の他、「2016年の拡大NISAでの正しい儲け方」「株全予測&儲け方」「今買いの10万円株・高配当株・株主優待株」「割安?割高?上場3596銘柄の最新理論株価」「今が買い時のグローバル株投信」など投資の情報が満載となっている。ぜひ、ダイヤモンド・ザイ2月号を読んで2016年の投資に役立てて欲しい(アマゾン、楽天ブックスでも送料無料で注文可)。
*ダイヤモンド・ザイ2016年2月号(12月21日(月)発売!) | |
*表紙が堀北真希さんのザイ2月号(定価730円)は株の2大特集&2大付録つき。大特集は「2016年の株全予測&儲け方」。プロ71人の日経平均の高値・安値とその時期の大予測から、2015年の上昇株・下落株の次の一手、2016年の上がる株が勢揃いの10大ランキング&5大テーマ、拡大NISA&ジュニアNISAの負けない使い方まで完全網羅。もう一つの大特集が「いつ買う?いつ売る?郵政3社の短期も長期も損しない方法」付きの「買っていい×買ってはダメ!人気株500激辛診断」。今回は買いの10万円株は113。買いの高配当株と株主優待株もバッチリ。さらに全上場銘柄の最新理論株価も。このほか桐谷さんの株主優待使い切り10番勝負、老後のお金ほか1000万円貯める人生設計、NISAで買いたいグローバル株投信ベスト8、【別冊付録1】「ふるさと納税特産品大賞2016」、【別冊付録2】「年金&年収アップ!不動産投資の始め方」など情報満載です。ダイヤモンド・ザイ2月号は、ネット書店や全国の書店にてお求めください。電子版(kindle、kobo)も発売中。
◆証券会社比較!編集部おすすめ総合ランキング![2016年1月5日更新!] | ||||
順位 | 指値(1約定ごと)※税抜 | 会社詳細 | ||
10万円 | 30万円 | 50万円 | ||
1位 | ◆松井証券 | |||
0円 (一日定額制の場合) |
300円 (一日定額制の場合) |
500円 (一日定額制の場合) |
||
【松井証券のメリット】 他社にない個々のサービスは、目的を持って取引をする投資家にとって利用価値が高い。たとえば、デイトレード限定で手数料が無料になる「一日信用取引」、手数料が激安になる「一日先物取引」。多くの証券会社で不可能な一般信用取引の新規売建が幅広い銘柄で利用ができる。また、各種特殊注文機能、無料トレードツール「ネットストックハイスピード」もあり、トレード積極派に役立つサービスやツールが充実している。投資情報では、他社では有料の「QUICKリサーチネット」が無料。チャートの形状から銘柄検索ができる「チャートフォリオ」、テーマ株探しに役立つ「ニュースファインダー」など、今が旬の銘柄を自分で探したい人にもおすすめ。 |
||||
【関連記事】松井証券のおすすめポイントはココだ!【ネット証券会社おすすめ比較】 | ||||
2位 | ◆カブドットコム証券 | |||
90円 | 250円 | 250円 | ||
【カブドットコム証券のメリット】 口座開設を申込後、最短で翌日から取引可能なので、思い立ったらすぐに株式投資を始められるのが魅力。「リスク管理追求型サービス」として、逆指値やトレーリングストップなど、自動売買ができる。リスクを抑えつつ、利益追求が目指せるため、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家にピッタリ!一方、短期売買に役立つのが板発注機能装備のトレードツール「kabuステーション」だ。「リアルタイム株価予測」を備え、その日盛り上がりそうな銘柄を予測する。三菱UFJフィナンシャル・グループである点も強み。同グループ関連の指定のETFは、手数料無料の「フリーETF」として、低コストな分散投資に役立つ。その他、スクリーニングツール「kabuナビ」、アナリストレポートは、自分なりに旬の銘柄を探したい人に役立つ。投資信託の積立は最低500円からできるので、投資初心者にもおすすめだ。 |
||||
【カブドットコム証券のキャンペーン情報】 口座開設者紹介で、紹介者、開設者に合計で最大8000円プレゼント! |
||||
【関連記事】【カブドットコム証券おすすめのポイントはココだ!】無料の「フリーETF」や 最強銘柄選びツールの賢い使い方とは? | ||||
3位 | ◆マネックス証券 | |||
100円 | 250円 | 450円 | ||
【マネックス証券のメリット】 日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。 | ||||
【関連記事】【マネックス証券おすすめのポイントはココだ!】日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手 | ||||
【マネックス証券のキャンペーン情報】 【12/29まで!】新規口座開設+各種取引で最大3万1000円がもらえるキャンペーン実施中! |
||||
4位 | ◆楽天証券 | |||
139円 | 341円 | 341円 | ||
【楽天証券のメリット】 手数料コースの中に「超割コース」があり、貸株、投資信託の残高、信用取引の残高などに応じて、手数料が段階的に10%・20%・30%と割引になる。取引残高の大きな人ならお得度アップ。取引からニュース、投資情報、入出金などに使えるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名だ。たとえば、「日経テレコン」では日経新聞の記事も読める。また、国内外の多彩な商品揃えも特長。投資信託が2000本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、さらに金の積立投資もできるので長期的な分散投資にも便利。投資に役立つメールサービス「マーケットアロー」や毎日読める投資レポート&コラムは、投資の知力アップにおすすめだ。 |
||||
【楽天証券のキャンペーン情報】 株もFXも投資信託も対象!口座開設+各種取引で最大4万7200円相当プレゼント! |
||||
【関連記事】【楽天証券おすすめのポイントはココだ!】使いやすいトレードツール「MARKETSPEED」がおススメ | ||||
5位 | ◆GMOクリック証券 | |||
88円 | 241円 | 241円 | ||
【GMOクリック証券のメリット】 手数料などコストの安さから人気の証券会社だが、近年は各種ツールや投資情報も充実度がアップしている。たとえば、「スーパーはっちゅう君」は、株と先物取引に利用できる本格派のトレードツールだ。商品の品揃えは、株式、先物・オプション、FX、CFDほか。CFD(差金決済取引)は、「日本225」「原油」「米国30」ほか、株式指数、商品(コモディティ)指数、人気の外国株など多彩な取引ができて人気が高い。低コストで証拠金を利用したレバレッジ取引も利用し、国内外の商品で24時間アクティブなトレードを行いたい人にも役立つ品揃えと言えるだろう。 |
||||
【関連記事】【GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!】コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長 | ||||
6位 | ◆ライブスター証券 | |||
80円 | 180円 | 180円 | ||
【ライブスター証券のメリット】 取引手数料は現物株、信用取引ともにネット証券業界最安水準。口座開設時は現物株、信用取引、先物・オプション取引手数料が40営業日無料になるキャンペーンも長年行っている。無料の取引ツール「livestarR」は高機能化が進んでいる。また、逆指値ほか特殊注文機能も完備しており、低コストで株や先物取引をアクティブにトレードしたい人に役立つ証券会社だ。もちろん低コストは、中長期の投資家にとってもメリットと言える。 |
||||
【ライブスター証券のキャンペーン情報】 【ZAi限定】ザイ・オンラインで口座開設し、取引1回以上でもれなく現金3000円プレゼント! |
||||
【関連記事】一約定ごと10万、30万、100万円で安いネット証券はどこだ?株の売買手数料を比較したら、あのネット証券会社が安かった! | ||||
ネット証券口座開設数はNo.1!
手数料も 最安値水準の
最大手ネット証券⇒関連記事はこちら
業界最低水準の手数料! | 株式の手数料が安い! | 投資ツールが充実 |
---|---|---|
SBI証券のおすすめポイントはココだ!⇒関連記事はコチラ! | 「1約定ごと」手数料が1位⇒関連記事はコチラ! | サービスが特色で人気のネット証券大手⇒関連記事はコチラ! |