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水揚げ量過去最低…前年比半減11万2255トン

 サンマの2015年の全国水揚げ量は11万2255トンと前年から半減し、統計が残る1981年以降で過去最低だったことが、全国さんま棒受網漁業協同組合(東京都港区)の最終集計で分かった。

     水揚げ量日本一は北海道根室市の花咲港で、6年連続。前年比約26%減の4万4753トンだった。2位の大船渡港(岩手県)は同約50%減の1万3684トン、3位の気仙沼港(宮城県)は同約57%減の1万1770トン。漁業情報サービスセンター(東京都中央区)は「資源量が少なかった上に、親潮(千島海流)の勢力などの影響で漁場が遠かったことや、漁期の後半は外国漁船と競合したことが記録的不漁につながった」と分析している。【本間浩昭】

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