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欧州株価 北朝鮮の“水爆実験”受け下落1月7日 6時00分
6日のヨーロッパの主な株式市場は、北朝鮮が水爆の実験を行ったと発表したことなどを受けて、幅広い銘柄で売り注文が増え、ミラノ市場で株価指数が2%以上下落するなど株価が値下がりしました。
6日のヨーロッパの主な株式市場は、北朝鮮が水爆の実験を行ったと発表したことや、中国の通貨・人民元がドルに対しておよそ4年9か月ぶりの水準まで下落し、中国経済の先行きに不透明感が広がったことで、幅広い銘柄で売り注文が増えました。
この結果、主な市場の株価指数は、前の日の終値と比べて、ミラノ市場で2.6%余り下落したのをはじめ、パリ市場で1.2%余り、ロンドン市場で1%余り、フランクフルト市場で0.9%余り、それぞれ下落しました。
また、ロンドン原油市場では、中国経済への懸念に加え、サウジアラビアがイランと外交関係を断絶し、OPEC=石油輸出国機構が協調して減産するのが一段と難しくなったという見方が出て、北海産の原油の先物価格が一時、およそ11年半ぶりの安値をつけました。
市場関係者は、「中国経済や中東情勢への懸念を背景に、金融市場で神経質な展開が続くなか、北朝鮮の突然の発表で投資家の間でリスクを避けようという姿勢が改めて強まった。原油価格の大幅な下落も投資家の心理を冷やした」と話しています。
この結果、主な市場の株価指数は、前の日の終値と比べて、ミラノ市場で2.6%余り下落したのをはじめ、パリ市場で1.2%余り、ロンドン市場で1%余り、フランクフルト市場で0.9%余り、それぞれ下落しました。
また、ロンドン原油市場では、中国経済への懸念に加え、サウジアラビアがイランと外交関係を断絶し、OPEC=石油輸出国機構が協調して減産するのが一段と難しくなったという見方が出て、北海産の原油の先物価格が一時、およそ11年半ぶりの安値をつけました。
市場関係者は、「中国経済や中東情勢への懸念を背景に、金融市場で神経質な展開が続くなか、北朝鮮の突然の発表で投資家の間でリスクを避けようという姿勢が改めて強まった。原油価格の大幅な下落も投資家の心理を冷やした」と話しています。