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北朝鮮の核実験を強く非難 国連安保理が声明1月7日 5時28分
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北朝鮮が水爆実験を行ったと発表したことを受け、国連の安全保障理事会はニューヨークで緊急の会合を開き、北朝鮮による核実験を強く非難し追加の制裁も視野に新たな決議の検討に入るとする、報道機関向けの声明を発表しました。
北朝鮮は6日、およそ3年ぶり、4回目の地下核実験を実施し、初めて水爆の実験に成功したと発表しました。
これを受けて国連の安全保障理事会では、日本とアメリカ、それに韓国の要請に基づき、6日午前11時すぎ、日本時間の7日午前1時すぎから非公開で緊急の会合を開きました。
会合のあと、安保理の今月の議長国のウルグアイのロセッリ国連大使は報道陣を前に声明を読み上げ、「北朝鮮の核実験を強く非難する。核実験は一連の安保理決議と国際社会の核不拡散の取り組みに反し、国際社会の平和と安全を脅かすものだ。安保理はさらなる措置を講ずるため直ちに新たな決議に向けて協議を始める」としています。
安保理のメンバー各国は、今回、北朝鮮の友好国で常任理事国の中国も含め、迅速に一致した姿勢を打ち出しました。安保理は過去4回にわたって北朝鮮に対する制裁決議を採択しており、今後、追加の制裁も視野に新たな決議について協議が始まることになります。
これを受けて国連の安全保障理事会では、日本とアメリカ、それに韓国の要請に基づき、6日午前11時すぎ、日本時間の7日午前1時すぎから非公開で緊急の会合を開きました。
会合のあと、安保理の今月の議長国のウルグアイのロセッリ国連大使は報道陣を前に声明を読み上げ、「北朝鮮の核実験を強く非難する。核実験は一連の安保理決議と国際社会の核不拡散の取り組みに反し、国際社会の平和と安全を脅かすものだ。安保理はさらなる措置を講ずるため直ちに新たな決議に向けて協議を始める」としています。
安保理のメンバー各国は、今回、北朝鮮の友好国で常任理事国の中国も含め、迅速に一致した姿勢を打ち出しました。安保理は過去4回にわたって北朝鮮に対する制裁決議を採択しており、今後、追加の制裁も視野に新たな決議について協議が始まることになります。
吉川国連大使 「制裁強化をねらう」
北朝鮮が水爆実験を行ったと発表したことを受け、日本時間の7日未明からニューヨークで開かれた、国連の安全保障理事会の緊急の会合に出席した日本の※吉川国連大使は、日本の記者団に対し、「すべての国が北朝鮮の核実験を強く非難し、新しい安保理決議をまとめるために作業を進めることで合意した。日本は安保理の一員として、迅速に、内容の強い決議を目指して主体的に交渉や協議に関わっていきたい」と述べました。
また、「北朝鮮に対しては、これまでさまざまな制裁措置が取られているが、その制裁措置を続けるだけでは北朝鮮に政策の変更や再考を促す効果がないと思う。制裁をさらに強化していこうというのがわれわれのねらう大きな方向性だ」と述べ、新しい決議では、より厳しい制裁措置を盛り込むよう提案していく考えを示しましたが、その具体的な内容については言及を避けました。
※吉は上が土。
また、「北朝鮮に対しては、これまでさまざまな制裁措置が取られているが、その制裁措置を続けるだけでは北朝鮮に政策の変更や再考を促す効果がないと思う。制裁をさらに強化していこうというのがわれわれのねらう大きな方向性だ」と述べ、新しい決議では、より厳しい制裁措置を盛り込むよう提案していく考えを示しましたが、その具体的な内容については言及を避けました。
※吉は上が土。