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現代音楽を代表する作曲家 ブーレーズ氏死去
1月7日 7時41分

現代音楽を代表するフランスの作曲家で世界的な指揮者としても知られるピエール・ブーレーズ氏が5日、ドイツで死去しました。90歳でした。
ブーレーズ氏は、パリ国立音楽院で作曲を学び、第2次世界大戦後の1950年代から現代音楽を代表する作曲家として活躍しました。その後は指揮者としても頭角を現し、「ニューヨーク・フィルハーモニック」や「BBC交響楽団」、それに「シカゴ交響楽団」など世界の著名な楽団で指揮者や音楽監督を務めました。
また、コンピューターを用いた作曲を取り入れたことでも知られ、その功績などが評価されて、1989年に世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」、2009年に科学や芸術の発展に貢献した人に贈られる「京都賞」に選ばれています。
フランス大統領府は声明で、「彼はフランス音楽を世界中に輝かせてくれた。作曲家や指揮者として常に時代を考えていた」とブーレーズ氏の功績をたたえています。
ブーレーズ氏は、長年を過ごしたドイツ南西部の保養地で5日、90歳で死去しました。

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