向井大輔
2016年1月6日16時26分
■グリーンハウス
スーパーゼウスにヘッドロココ。1985年に発売され、たちまち子どもたちを熱狂させたロッテ「ビックリマンチョコ」のおまけ、「悪魔VS天使シール」を覚えている人は多いだろう。
記者(39)は当時小学生。100円玉を握りしめては、1個30円のビックリマンを求めて駄菓子屋へダッシュした。いつもの店が売り切れだと知らない隣町まで遠征し、帰り道が分からず半泣きに。1人3個までの制限に「忍耐」という言葉を体感し、年上のお兄さんに大事なシールを無理やり別のシールと交換させられて、社会の厳しさを知った。
記者がハマッたわけは、シールのキラキラとキャラクターの濃さだ。初めてスーパーゼウスを当てたとき、48ミリ角のシールに描かれた、とてつもない迫力のおじいさんと目が合って、衝撃を受けた。
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