AppleのHypervisorフレームワークを利用してMac上に仮想環境を構築できるアプリ「Veertu」でWindows 10をインストールしてみました。詳細は以下から。


Veertu-on-MacBook

Veertuとは?

 VeertuはイスラエルのVeertu Labsが公開したアプリで、AppleがOS X 10.10 Yosemiteから導入したHypervisorフレームワークを利用することで軽量、高速かつセキュアにOS X上に仮想マシンを構築することが可能なアプリです。(関連記事


Veertu-Feature

Veertu’s unique technology converts OS-X itself into a hypervisor (virtualization platform). Unlike other virtualization solutions like Parallels and VMware Fusion which are intrusive, Veertu integrates seamlessly into OS-X.

Veertu


Windows 10のインストール

 VeertuはプリセットされたLinuxをインストールするのは無料で行えますが、内課金4,800円を支払えばWindowsのインストールも行えるということなので早速購入してWindows 10 (Insider Preview)をインストールしてみました。インストール方法は前回試したUbuntuと同じで[Corete New VM] 画面から「ISOまたはDVDからのインストール」を選択。


Veertu-Windows10-img1

 次に仮想マシンの名前を決定し、ISOイメージかDVDドライブを選択。ゲストOSの設定ではWindowsの場合、Windows 10, 8, Sever 2012, 7, Sever 2008, Vista, XP設定がすでに用意されているので適切なものを選択。


Veertu-Windows10-img2

 選択されたWindowsのバージョンに合わせてVeertuが仮想マシンのH/W設定を行ってくれますが、必要な場合はCPUやメモリ, ストレージをカスタマイズすることも可能です。


Veertu-Windows10-img3

 後は仮想マシンを起動し、Windowsのセットアップを進めれば簡単にOS X上にWindows環境を構築することが出来ます。


Windows10-on-OS-X-with-Veertu

 後で時間があればベンチマークなどを取ってみたいと思いますが、Veertuは内課金なしでもUbuntuやFedoraなどをインストール可能なので、興味のある方は利用してみてください。


追記

 「OSのマルチboot可能ですか?」というコメントを頂いたのでWindows 10とUbuntuを同時に起動してみましたが、問題なく利用できています。


Ubuntu-and-Windows10-on-screen

Veertu 無料(4,800円)

Veertu
カテゴリ: 仕事効率化, 開発ツール


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