泊まりで旅行に出かける時には極力着回しをするのが、自分の中で最近流行っています。
子連れでただでさえ荷物が多いので、自分のものは少なく持ちたいし、
着回しができると賢くおしゃれを楽しんでいる人っぽくて自己満にもなっています。(笑)
私なりに編みだした着回し術をまとめてみました。
着回しコーデを組む方法
旅行における着回しをするにはまず、そのアイテムのことをよく知ることが大事です。
そして次の条件1~3を満たしているものが旅行には良いと、最近気づきました。
着回し服を選ぶ条件
条件1:たくさんの着方ができるものをチョイスすべし
同じシャツでも、
Aはニットの下にも着れるし、カットソーの上はおることもできるし、腰巻きにもできるし、シャツインもできる万能シャツです。
でもBは、ニットの下にしか着れません。
丈が短すぎてシャツインはできないし、カットソーの上にはおるようなラフさはないし、
腰巻にしたら襟元のビジューが取れてしまうかも。
なので、旅行に持っていくとしたらAのシャツになります。
旅行中のお洗濯ができないとしても汗をかかないのだとしたら、シャツイン→はおり→腰巻き、として私なら3回使ってしまいます。
そういう意味でも白シャツは汚れが気になるかもしれません。
条件2:ストレスフリーなものをチョイスすべし
旅行では長時間座っていたり、かと思えばたくさん動いたり、汚れるような場所に行ったりします。
そんな時、タイトスカートやデリケートなシルクのニットを着るわけにはいきません。
やっぱり柔らかく、しわになりづらく、適度に余裕があって、汚れが簡単に落とせるような素材を選びたいです。
綿・麻、最強ですね。
条件3:大好きなアイテムをチョイスすべし
条件1と2を満たしていても、愛着も何もないカットソーとデニムだったら旅行中のテンションは上がりますか?上がりませんね!
ぜひ大好きすぎるアイテムを選ぶべきです。
写真もたくさん撮り記録に残るので、ぜひ自分で自信を持って好きだ!と言えるアイテムを選ぶとよいと思います。
着回しコーデを組みながら持っていく服を選ぶ
1:並べる
条件1~3を満たすものを、まずはベッドや床にバーッと並べてみます。
はおりものも、ボトムスも、トップスも全部です。
きっとどれも自分のお気に入りなので、それを眺めているだけでうきうきするはずです。
2:まずは行き帰りのボトムス選ぶ
まず私はボトムス、特に行き帰りの分を最初に選びます。
行き帰りは同じコーディネートにします。
ボトムスがしっくりくるかどうかが私のテンションを左右するといっても過言ではないので、慎重になります。
(私のちょっとうざいこだわりについてはこちら➡私、服は捨てません!いきなり断捨離拒否宣言。 - good room,good life)
飛行機移動では、
・たくさん座る→スキニーNG、ウエストぴったりのものNG
・目的地と気温差がある→薄すぎる・厚すぎるのはNG
・子どもがよくお茶をこぼ…さなくなってきたのでこれは割愛
といった自分が気になるポイントを考え、結果選んだのはこれ↓
白デニムです。
今回はお洗濯ができる環境にあるため白デニムを選びましたが、お洗濯ができないならブルーデニムを選びます。
3:中日(なかび)のボトムスを選ぶ
5泊6日の旅程で、中3日用に他2本のボトムスを選びます。
でもこれも、すごく汚れそうな予定(何だろう?)があればさらに1本プラス、あるいは自力で洗えそうな素材を選ぶかもしれません。
今回出発前には「美ら海水族館に行く」予定しかなかったので合計3本です。
2~3泊なら合計2本、5泊以上なら合計3本といったところでしょうか。
決まったパンツとはテイストが違うものをもう2本選びます。
スキニーデニムとジャージー生地のテーパードパンツです。
4:行き帰り用白デニムに合うコーデを組む
沖縄に着いたらすぐ脱げるように、はおりものでレイヤード。
行き帰りのコーデは決まりました。
5:その他のトップスを選ぶ
行き帰りのコーデとかぶらず、かつ組み合わせしやすいものを選びます。
合計数としては、
パンツ3本
カットソー3枚
はおりもの(シャツ・パーカー)3枚
薄手ニット1枚
の計10着となりました。
①ピンクベージュの薄手ニット
②グレージュの長袖リブカットソー
③オフホワイト長袖カットソー
④半袖ロゴT
⑤パーカー
④黒チェックのネルシャツ
⑤青ギンガムチェックのコットンシャツ
⑧生デニムのスキニー
⑨黒のジャージー生地テーパードパンツ
⑩白デニム
それに、北海道用にコンパクトダウンと沖縄用にウィンドブレーカーです。
使わない時は、付属の小袋に収納。
でも実際、ダウンを着たくなるほど寒い日もありました!
バッグは今回、リュックと肩かけができるショルダーにしました。
リュックは両手が空いて楽なのですが、中身をさっと取り出せずに空港カウンターなどでもたつくので、
ショルダーにお財布やスマホ、ハンカチなどすぐ取り出したいものを入れておいて、リュックには子どものおやつなどを入れます。
行き帰りはバッグのダブル使いです。
靴はスニーカーです。
このスニーカー、皮なので、カジュアルに偏りすぎず少し上品になってくれるので重宝しています。
実際の着回しコーデ
選んだ10着を組み合わせて、
1日目
②⑤⑥⑩
in北海道
②⑥⑩
in沖縄
2日目
①③⑨
ちょっと上品なコーデもいける。
3日目
④⑦⑧
4日目
②⑥⑨
5日目
③④⑤⑧
6日目
=初日と同じ
まだまだコーデが組めそうなので、このラインナップで長期滞在がいけそうです。
お洗濯できる環境があることが前提ですが。
やっぱり着回しができるとイロイロいいよ!
最近ブログで着回しやコーデの記事を書いていたら、自分のテンションの上がる服が何なのかがよくわかり
↓
好きな服がわかるとそればかり着るようになり
↓
そればかり着ていると自然とコーデの幅が広がって着回しがたくさんできるようになってきました。
以前はうまく着回しができず、旅行に必要以上に服を持っていくことになってしまい、
そのせいで現地で上手なコーデができずに朝かなりもたついていました。
着回し力抜群のエリートを自分で把握しておくことで、旅支度が早くできるだけでなく、旅行中も快適に過ごせます。
一度、着回し力の有無にかかわらず自分の好きなものだけを集めて、写真におさめておくだけでも違うと思います。
お洋服をたくさん持っている人におすすめです。