タイミングを逃したけどふと思い出したので。
昨年のクリスマスイブはカトリックのミサに行ってきた。
クリスマスと言えば街には綺羅びやかなイルミネーションが飾られて、クリスマスソングが流れて、クリスマスケーキを食べるのが当たり前になっているよね。
少し田舎の方、というか実家(千葉)に行くと田んぼ道に必要な明かりすら無かったりするのに、なんて無駄な電力を使っているんだ。。なんて思ったりしてるわけですが、これも経済効果が。。
でもそもそもクリスマスってchrist masって綴りで、キリストの生誕祭を祝う行事なわけじゃないですか。祝ったこと無いなーなんて。
ただ僕は、キリスト教が茶道にも影響を及ぼしてると知ってから、ミサに参加してみたいと思っていました。お茶を回し飲みするのはキリストが「これは私の血です」と言って葡萄酒を回し飲みさせたところから来ているとかね。
だから、ミサとか行ってみたいんだよねーなんて話を友人にしていたら「よかったら行く?」と誘ってくれたのが事の顛末。話してみるものだなー。
地域の住民が参加するようなミサを開く教会に行ってみると、意外と人がいて100人位は集まっていたんじゃないかな。空気はシンと引き締まっていて、その緊張感に赤ちゃんが泣き出したりしていた。
高校生くらいの女の子や、ダボダボのスウェットを着たやんちゃそうな男の子もいたりして、なんだかほっこりした気持ちになった。僕は22歳にして初めてなのに偉いなあと。偉いとか偉くないとか言う話ではないとは思うのだけどね。
賛美歌を歌ったり、司教様のお話を聞いたりして、1時間ほどで終了。
授業でキリスト教を学んだりして、家の本棚にも聖書はあるけど、普段自分から読もうとは思わないから、こういう機会があるとキリスト教にも興味が向くなあと思った。
茶道との共通点は、しいて言うなら、司教様が飲み終わったワイングラスを拭うところとかは所作が似ていたかなと言うくらいだった。クリスマスだけに来てもよく分からないね。
ミサに参加するクリスマスもいいものだった。