北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が6日、「水素爆弾の実験」と称して核実験を強行した。国際社会が制裁を強化して一段と孤立することが確実なのに、なぜこのタイミングで強硬策に踏み切ったのか。36年ぶりの朝鮮労働党大会を5月に控え、長く行き詰まったままの対米関係を改善する望みを自ら断ち切り、盤石とはいえない権力基盤の強化を優先する「賭け」に出た格好だ。雪解けの兆しがみえていた中朝関係が再び悪化…
金正恩、北朝鮮、安倍晋三、核実験強行、核実験、朴槿恵、習近平
2015年のアジアを振り返ると、政治や経済、外交などで大きなニュースが相次ぎました。なかでも、圧倒的な経済力や軍事力を背景に存在感を見せつけたのが中国です。半面、習近平指導部のもとで景気の減速や周辺…続き (2015/12/28)
中国の消費市場はいま、大きな転換期を迎えている。日本で中国人観光客による消費が話題をさらう一方で、中国内では一昔前の高級品志向が鳴りを潜め、若い世代を中心に「身の丈消費」が広がりつつある。消費行動の…続き (2015/11/27)
米軍が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島にイージス艦を派遣、中国が岩礁を埋め立ててつくった人工島の12カイリ以内で巡視活動に踏み切った。一方、東シナ海では中国が一方的に進めるガス田開発に関し、…続き (2015/11/26)