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残り物を挟めばいいホットサンドに挟む具は、なにも特別に用意することはありません。前の日の晩ご飯で残った野菜とかを挟めばいいんです。
あまったサラダを挟んでリメイク。アボカド、トマト、玉ねぎ、ハム。
なんでもいける余りものでホットサンド、前のページでカレーライスをやっちゃったのでインパクト薄いかも知れないけどこういうパターンも可能です。
ご飯、サンマの缶詰、野沢菜、油揚げっていう、和食ホットサンド(サンド?)。 ガチの余りものホットサンド。
サンドして焼くとこんな感じ。わぁ、焦げた油揚げがおいしそう!だよね?
初めて見る食べ物ですな。
下はご飯、そこにサンマと野沢菜がのって一番上は油揚げ。うん、挟んでない。
挟む、という言葉は一般に『同じなにか』で両方から包む込む事を指すが、これは下がご飯で上が油揚げ。 間違いなく挟んでない。でもウマイから別にいい。 ホット挟んでないなにか。
誕生、ホット挟まない『挟んでないなにか』から生まれたのがそう、『ホット挟まない』でした。
もう、挟むのやめちゃう。その方が、みんな大好きな外はカリカリ、中はモチモチの状態になっておいしいから。 パンの片面にベーコン。
反対側にチーズ。チーズを外側にすると香ばしくなっておいしいのです!
ホット挟まないがヤバイホット挟まないで使うパンは4枚切り。これマスト。近所のスーパーだと『王家のパン』たるロイヤルブレッドの4枚切りがありました。
4枚で150円くらい。
ホット挟まないは挟まないので、パンは厚いほうがいいです。でもってホットサンドメーカーにとろけるチーズをセット。
チーズは1枚でもいいけど、パンが厚いので多めがいい。
チーズの上に4枚切りの食パンをドーン。
挟む気ゼロ。
パンの上にベーコンとか豚バラ肉とか、脂が多い肉を乗せます。脂が多い肉の方が美味しく出来ます。
肉をびっちり並べて準備OK。
閉じて焼くと、ほらこんな感じでチーズが焼けていくんですよ!
これは間違いないね。
とろけるチーズがとろけて焦げて、まー、良い匂いを出しやがる。でもって肉の面も焼くと脂が融けてパンが吸うわけです。
業が深くなってきた。
チーズはカリカリ、肉もカリカリ。余分な脂は全部パンが吸いました。脂は一滴も逃がしません。
切って両面を見える様にしてみた。
肉の面にケチャップとマスタード、あと『宮のたれ』をぶっかけました。
宮のたれ。肉を食べるときは必須と言える神のソース。
『宮のたれ』は北関東を中心に展開するステーキ・ハンバーグレストランチェーン『ステーキ宮』のオリジナルソースです。
玉ねぎ、しょう油、酢、ニンニクが主体で、肉の美味しさを引き出しつつサッパリと美味しいのです。最近はスーパーで売ってます。 この罪深い組み合わせ。お腹いっぱいでも食べられる。
見事な、外はカリカリ、中はモチモチ。4枚切り食パンの魅力はこれなんですよ。中のモチモチ感がすごい。
カリカリチーズと肉、パンが吸った脂の旨味。そこに宮のタレが掛かっちゃたら最強です。誰が食べてもおいしいに決まってます。人間の味覚はこれを美味しいと感じる様に出来てます。味覚ハッキングです。 次のページはニュー焼きそばパンを紹介します。
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