ラスベガスのコンベンションセンターで行われたソニーのプレスカンファレンスで、素敵な小型プロジェクター『ポータブル超短焦点プロジェクター』が展示されていました。
そのプロジェクターを含む製品シリーズのコンセプトは「Life Space UX」。今ある居住空間を大切に活かしながら新しい体験をつくりだす発想で開発された、ソニーの新製品群です。
この小型プロジェクター、約10センチ角の小さなボディーでありながら、ソニー独自の面発光レーザーの技術により、22インチから80インチ程度まで映像を投写できます。
なにより驚いたのが、本体からスクリーンまでの距離。
数センチしか離れていないスクリーンや壁、机のスケッチブック(!)などに歪みのないクリアな映像を映し出せるのです。
両手に収まる小型サイズなので、気軽に移動させて好きな場所で使えます。
可搬性が高いプロジェクターで意外と面倒となるが、高さや角度の微調整ですよね。この超短焦点プロジェクターであれば、場所やサイズを変更すると、フォーカスや位置をオートマティックに最適化して投写します。なんともスマートな設計ですね。
映像ソースはワイヤレス経由で入力していましたが有線対応もありそうでした。また、ボディーにひとつだけある物理ボタンで、すべての動作がコントロールできるそうです。
机の上に置いて、壁や机上に写してもいいですし、ベッドルームの天井に投影して、寝転びながら映画を見る、なんて使い方もできますね。可変式スタンドに設置すると、映し出す高さも自由に調整できます。
価格どころか、正式型番すら決まっていないプロジェクターですが、日本では2016年の早い時期に発表、発売される予定ということです。 これは、買ってしまいそうな予感......。
さて、「Life Space UX」エリアにもうひとつ、素敵なアイテムがありました。
おぉ、しゃれおつランタン......ではありません。こちらも今年日本で発売予定の、間接照明がついた『グラスサウンドスピーカーグラスサウンドスピーカー』。有機ガラス管を採用したスピーカーで、360度全方位に音を響かせる無指向性タイプです。
家で食事をする時にダイニングテーブルに置いて空間が華やかに演出したり、眠る時に、間接照明と優しい音楽でリラックスしたり、使うイメージが広がります。
柔らかな灯りのもとでワイン片手にオシャレな音楽と会話を楽しむ...。そんなシーンが似合う女になったら、購入を検討したいと思います。