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年末年始の交通利用者 前年上回る1月6日 21時31分
年末年始の時期に空の便や鉄道、高速道路を利用した人は、休みの期間が例年より短かったにもかかわらず、いずれも前の年を上回りました。北陸新幹線の開業や外国人旅行客の増加が影響しているとみられています。
このうち、国内の空の便の利用者は、先月25日から今月3日までの10日間で、12の航空会社を合わせておよそ303万人で、前の年を0.8%上回りました。航空会社によりますと、帰省客は例年並みで、北海道や世界遺産の登録が相次いだ九州方面の便が好調だったとしています。
国際線の利用者は、5つの航空会社でおよそ60万人と前の年を12%上回りました。特に中国や東南アジア方面が好調で、日本を訪れる外国人旅行客が増えていることが影響しているということです。
またJR各社によりますと、先月25日から5日までの12日間に、新幹線や特急などを利用した人は、およそ1406万人で前の年より1%増え、6年連続で前の年を上回りました。これは去年3月に北陸新幹線が開業したことが影響したとみられるということです。東海道新幹線は、Uターンのピークとなった今月3日の利用客が、およそ46万7800人と開業以来、最も多くなりました。
また、高速道路は、先月26日から4日までの10日間で、全国の主な区間の1日当たりの交通量は前の年より3%増えましたが、30キロ以上の激しい渋滞は6回と、前の年の3分の1以下に減りました。最も長い渋滞は、今月2日の午後6時すぎに関越自動車道の上り線で、埼玉県の鶴ヶ島インターチェンジ付近を先頭に発生した49キロでした。高速道路各社では、期間中は晴れの日が多かったため悪天候による通行止めが減り、例年より混雑が少なくなったのではないかとしています。
国際線の利用者は、5つの航空会社でおよそ60万人と前の年を12%上回りました。特に中国や東南アジア方面が好調で、日本を訪れる外国人旅行客が増えていることが影響しているということです。
またJR各社によりますと、先月25日から5日までの12日間に、新幹線や特急などを利用した人は、およそ1406万人で前の年より1%増え、6年連続で前の年を上回りました。これは去年3月に北陸新幹線が開業したことが影響したとみられるということです。東海道新幹線は、Uターンのピークとなった今月3日の利用客が、およそ46万7800人と開業以来、最も多くなりました。
また、高速道路は、先月26日から4日までの10日間で、全国の主な区間の1日当たりの交通量は前の年より3%増えましたが、30キロ以上の激しい渋滞は6回と、前の年の3分の1以下に減りました。最も長い渋滞は、今月2日の午後6時すぎに関越自動車道の上り線で、埼玉県の鶴ヶ島インターチェンジ付近を先頭に発生した49キロでした。高速道路各社では、期間中は晴れの日が多かったため悪天候による通行止めが減り、例年より混雑が少なくなったのではないかとしています。