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核実験と核爆弾と水爆と原爆の違いは?放射能は?

1月6日、北朝鮮が核実験をしたのでは、と報じられ、その後、北朝鮮が自ら水爆実験に成功と発表しました。


核実験と水爆実験はどう違うの?

水爆は原爆とはどうちがうの?

調べてみました。


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核実験と核爆弾と水爆と原爆の違い

ざっくりいって、

核実験とは核爆弾の爆発実験のこと、

水爆と原爆はどちらも核爆弾でその違いは仕組み。

言い換えると

水爆や原爆といった核爆弾の爆発実験のことを核実験と言う。


だから、核実験をした、と最初に報道されたときは、
核爆発があったけれど、水爆か原爆かはわからなかった、ということですね。

のちに、北朝鮮が水爆実験をした、と発表したので、
水爆実験と報道されたというわけです。

しかしながら、これは北朝鮮が発表したことで、真相は水爆か原爆か確かめられていません。


どうでしょう。すっきりしました?



水爆とは ざっくり


水爆とは水素爆弾のことです。
英語では、hydrogen bomb またはthermonuclear weapon(熱核兵器)。

水爆は核融合のエネルギーを使用する爆弾。

核融合とは原子核同士が融合して重い原子核になる反応。

宇宙の中の元素は核融合で生まれてきました。

核融合するときには大きなエネルギーが放出されます。

水素爆弾は水素の原子核同士が融合するときに発生するその大きなエネルギーを利用した爆弾です。

純粋な核融合だけの水爆の場合、放射能は発生しません。



原爆とは ざっくり


原爆とは原子爆弾のこと。
英語では、atomic bomb。

原爆は核分裂のエネルギーを使用する爆弾。

原子力発電もこの核分裂のエネルギーを使用しています。
核分裂を爆発しないように制御したものが原子力発電です。

原子爆弾には、ウランやプルトニウムが用いられます。
水爆とは逆に重い原子を使うのですね。

核分裂反応では、放射能が発生します。



水爆と原爆

原爆は、その規模が広島や長崎に投下されたものの10倍くらいが最大規模と言われていて、水爆は規模を原理的には際限なく大きくできることで、水爆のほうが強力だと言われます。

原爆の規模が大きくならないのは原爆に使う重い元素はある量が集まると自然に核分裂が始まってしまうからです。この量を臨界質量といい、ウラン(ウラン235)ならおよそ20キロ、プルトニウムならおよそ5キロです。

水爆では、原爆を起爆剤として利用します。

つまり、水爆実験って言ったら、原爆も爆発してるってことですね。


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放射能はどうなの

原爆は、放射能がふりまかれます。
水爆は、純粋な水爆なら放射能はふりまかれません。

しかしながら、たいていの水爆実験には原爆が起爆剤として使われているので、放射能がふりまかれます。

よって少なくとも上空にまき散らさないように地下で実験することになっています。
今回の北朝鮮の場合、詳しいことはまだわかっていません。

さきほどみたネット上の放射能測定値は特に変化はないようですが、何もわかっていない以上、このあと日本にに放射能が降り注ぐ可能性もあります。

万が一の場合は、なるべく体内にとりこまないようにしましょう。


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