ハイレゾ音源の配信数もかなり多くなってきました。最近ではCDの発売日と同時にハイレゾ音源の配信が始まるタイトルさえあります。
これは実に喜ばしいことですが、ハイレゾ音源の配信は圧倒的にFLAC形式が多いのが現状です。SONYのmoraはFLAC(Uncomperessed)形式のみの配信です。
ここで話は少し逸脱しますが、FLAC UncompressedとはFLACの無圧縮です。このためWAVと全く同じクオリティで更にメタデータやアルバムアートが全て入っています。
またeONKYOではWAVとFLACの2種類を配信しているパターンが多いが、WAVだとメタデータが入っていないため自分でタグの編集をしなければなりません。
またアルバムアートも付いていないためにamazonなどから引っ張るしかないので画質の良いアルバムアートがなかなか入手できない。
また一部のマニアの方以外はミュージックプレイヤーを何種類もインストールしているケースは稀ですよね。
私の場合はiPhoneの管理のためiTunesがインストールされているので、iTunesにも登録したいがiTunesは残念ながらFLAC形式には対応していない。
そこで私の場合は全てのハイレゾをiTunes用にALAC(Apple Lossless Audio Codec)に変換している。そうすればiPhoneへの転送も簡単ですし、ライブラリの管理も一元化できます。
もちろん元のFLACファイルはライブラリのミュージックフォルダと外付けHDDに保存しています。こうすれば他のプレイヤーを起動した時に他のプレイヤーのライブラリに登録されるのでとても便利なのです。
1.FLAC(Free Lossless Audio Codec)のハイレゾ音源をALAC(Apple Lossless Audio Codec)に変換するにはどうすればいいのか?
一番おすすめなのは「dBpoweramp Music Converter」ですが、「dBpoweramp Music Converter」はFree Softではないので21日間しか無料で使えません。
もちろん「dBpoweramp Music Converter」は「dBpoweramp CD Ripper」という世界最高峰のCDリッピングソフトとセットで僅か5,000円弱と大変魅力的な価格なのですが、シェアウェアであることに抵抗のある方も多いでしょう。
さてそこでお勧めなのが「xrecodeⅡ」というソフトです。実はこのソフトもシェアウェアなのですが、ソフトを起動したしてカウンターが4ケタのカウンターが0000になるのを待って(約2秒~3秒)、強調表示された数字の部分をクリックすれば全ての機能が無料で使えます。

ソフトが起動すると下の画面が出るのですが、殆どのコーディックに対応していて尚且つCDのリッピングまで出来る優れものです。iTunesがアルバム情報を認識しないCDはこちらでリッピングした方が良いでしょう。

それでは早速「xrecodeⅡ」のインストール方法についてご案内したいと思います。
xrecodeⅡのダウンロードはこちらからどうぞ⇒[xrecodeⅡ Download]

赤枠の部分をクリックしてzipファイルをデスクトップに保存して下さい。DLが完了したらzipファイルを解凍してxrecodeⅡのexeファイルをダブルクリックして画面の指示通りにクリックすればインストールは完了です。

ハイレゾ音源をALACに変換する場合は「qaac」と呼ばれる外部ツールを導入する必要があります。「xrecodeⅡ」自体ALACを扱えるのですが、単体で変換するとCDと同じサンプリングレート(16bit/44.1kHz)にダウンコンバートして変換してしまうのです。
つまりハイレゾのFLAC音源を変換した場合、変換後はハイレゾ音源ではなくなってしまうということです。しかし「qaac」を導入することで、ダウンコンバートせずにALACに変換できるのです。
まず最初に「qaac」をダウンロードしてデスクトップに保存して下さい。そのzipファイルを解凍して「x86」という名前のフォルダをコピーして「xrecodeⅡ」のインストールフォルダ内に貼り付けます。
「qaac」のダウンロードはこちらから⇒[qaac Download]
ダウンロードするのは赤枠の部分の最新の「qaac」のファイルです。

デスクトップ上で解凍して「x86」のフォルダをコピーして下さい。

Cドライブのプログラムファイルの中の「xrecodeⅡ」のフォルダの中に貼り付けます。

これで外部実行ファイルの保存は完了です。 それでは早速「xrecodeⅡ」を起動して設定をしましょう。まずは
「xrecodeⅡ」のアイコンをダブルクリックして「xrecodeⅡ」が開いたらカウンターが0000になるのを待って強調された数字をクリックし、ALACのラジオボタンに☑を入れます。

次にALACの文字の後ろのスパナのマークをクリックすると詳細設定画面が出ますのでそこで「外部実行ファイル(refalac.exe)」の前のラジオボタンに☑を入れ、更に後ろの「設定」のスパナのマークをクリックして下さい。

ALACの詳細設定画面が開きますので、外部ツールの場所の一番右の赤枠の部分をクリックして先ほど保存したファイル「x86」の場所をたどって「refalac.exe」を選択して下さい。
更に赤で囲った24ビットオーディオと32ビットオーディオ、そしてMP4の部分に☑を入れて、最後に一番下のサンプルレートのスライダーを右に移動して96000Hzになるようにして「OK」を押して下さい。

以上でALACの外部ツールの設定が完了しました。これでFLACの24bit/96kHzのハイレゾ音源はALACの24bit/96kHzに変換できるようになりました。
2.ALAC(Apple Lossless Audio Codec)に変換したファイルをiTunesに登録するにはどうすればいいのか?
それでは早速、SONY moraからダウンロードしたFLACファイルの「fripSide」の「infinite synthesis 2」のハイレゾ音源(24bit/96kHz)を変換してみましょう。
出力先はライブラリの中のミュージックフォルダに「infinite synthesis 2(ALAC)」というフォルダを作成してみますが、このフォルダをそのまま<ライブラリ>⇒<ミュージック>⇒<iTunes>⇒<iTunes Media>⇒<iTunesに自動的に追加する>のフォルダの中に貼り付けてiTunesを起動すればiTunesのライブラリに自動的に追加されます。

「フォルダの追加」をクリックしてFLACファイルの「infinite synthesis 2」を選択して、出力先を先ほど作成したフォルダに設定します。後は右下の開始ボタンをクリックすれば変換が開始されます。

変換中は下図のようなインジケーターが表示されますのでそれを眺めていれば数十秒から1分程度(PCのCPUの性能によって異なる)で変換が完了します。

先程作成したライブラリ→ミュージック→iTunesのフォルダの中身は下図ようになっています。後はこのフォルダを<切り取り>して<iTunes Media>⇒<iTunesに自動的に追加する>のフォルダの中に<貼り付け>てiTunesを起動すればiTunesのライブラリに自動的に追加されます。

下図のフォルダのところへカーソルを当てて右クリックから<切り取り>を選択する。

<iTunesに自動的に追加する>のフォルダに貼り付けをしてiTunesを起動すると
1分~2分ほどで自動的にライブラリに追加される。

iTunesを起動して1分ほどで下図のようにライブラリに保存されているのが
確認できました。

どうですか?思ったより簡単ですよね。ALACは可逆圧縮ですから音質的にはFLACファイルと全く同じです。またiTunesのライブラリに入っているのでiPhoneに転送するときは自動的にAAC 256kbps(16bit/44.1kHz)に変換して転送することも出来ます。
同期したiPhoneを見てみると下図のように完全に同期されています。

このソフトはmp3にも変換するこが出来ますが、その際には<lame.exe>を導入しなければなりません。また通常のAACは予め本体に入っていますが、Nero AACなどを使いたい場合も別途コーディックの導入が必要になりますので、その際は下記の<k本的に無料ソフト>の<xrecodeⅡ>のページを参照下さい。
音質などのチェックにはDAC:FOSTEX HP-A4、ヘッドホン:SENNHEISER HD598を使っていますが、このDACとヘッドホンはとても相性が良いのでPCオーディオの素晴らしさを存分に堪能できます。
皆さんも是非この組み合わせでハイレゾ音源を楽しんでみては如何でしょうか。
これは実に喜ばしいことですが、ハイレゾ音源の配信は圧倒的にFLAC形式が多いのが現状です。SONYのmoraはFLAC(Uncomperessed)形式のみの配信です。
ここで話は少し逸脱しますが、FLAC UncompressedとはFLACの無圧縮です。このためWAVと全く同じクオリティで更にメタデータやアルバムアートが全て入っています。
またeONKYOではWAVとFLACの2種類を配信しているパターンが多いが、WAVだとメタデータが入っていないため自分でタグの編集をしなければなりません。
またアルバムアートも付いていないためにamazonなどから引っ張るしかないので画質の良いアルバムアートがなかなか入手できない。
また一部のマニアの方以外はミュージックプレイヤーを何種類もインストールしているケースは稀ですよね。
私の場合はiPhoneの管理のためiTunesがインストールされているので、iTunesにも登録したいがiTunesは残念ながらFLAC形式には対応していない。
そこで私の場合は全てのハイレゾをiTunes用にALAC(Apple Lossless Audio Codec)に変換している。そうすればiPhoneへの転送も簡単ですし、ライブラリの管理も一元化できます。
もちろん元のFLACファイルはライブラリのミュージックフォルダと外付けHDDに保存しています。こうすれば他のプレイヤーを起動した時に他のプレイヤーのライブラリに登録されるのでとても便利なのです。
1.FLAC(Free Lossless Audio Codec)のハイレゾ音源をALAC(Apple Lossless Audio Codec)に変換するにはどうすればいいのか?
一番おすすめなのは「dBpoweramp Music Converter」ですが、「dBpoweramp Music Converter」はFree Softではないので21日間しか無料で使えません。
もちろん「dBpoweramp Music Converter」は「dBpoweramp CD Ripper」という世界最高峰のCDリッピングソフトとセットで僅か5,000円弱と大変魅力的な価格なのですが、シェアウェアであることに抵抗のある方も多いでしょう。
さてそこでお勧めなのが「xrecodeⅡ」というソフトです。実はこのソフトもシェアウェアなのですが、ソフトを起動したしてカウンターが4ケタのカウンターが0000になるのを待って(約2秒~3秒)、強調表示された数字の部分をクリックすれば全ての機能が無料で使えます。
ソフトが起動すると下の画面が出るのですが、殆どのコーディックに対応していて尚且つCDのリッピングまで出来る優れものです。iTunesがアルバム情報を認識しないCDはこちらでリッピングした方が良いでしょう。
それでは早速「xrecodeⅡ」のインストール方法についてご案内したいと思います。
xrecodeⅡのダウンロードはこちらからどうぞ⇒[xrecodeⅡ Download]
赤枠の部分をクリックしてzipファイルをデスクトップに保存して下さい。DLが完了したらzipファイルを解凍してxrecodeⅡのexeファイルをダブルクリックして画面の指示通りにクリックすればインストールは完了です。
ハイレゾ音源をALACに変換する場合は「qaac」と呼ばれる外部ツールを導入する必要があります。「xrecodeⅡ」自体ALACを扱えるのですが、単体で変換するとCDと同じサンプリングレート(16bit/44.1kHz)にダウンコンバートして変換してしまうのです。
つまりハイレゾのFLAC音源を変換した場合、変換後はハイレゾ音源ではなくなってしまうということです。しかし「qaac」を導入することで、ダウンコンバートせずにALACに変換できるのです。
まず最初に「qaac」をダウンロードしてデスクトップに保存して下さい。そのzipファイルを解凍して「x86」という名前のフォルダをコピーして「xrecodeⅡ」のインストールフォルダ内に貼り付けます。
「qaac」のダウンロードはこちらから⇒[qaac Download]
ダウンロードするのは赤枠の部分の最新の「qaac」のファイルです。
デスクトップ上で解凍して「x86」のフォルダをコピーして下さい。
Cドライブのプログラムファイルの中の「xrecodeⅡ」のフォルダの中に貼り付けます。
これで外部実行ファイルの保存は完了です。 それでは早速「xrecodeⅡ」を起動して設定をしましょう。まずは
「xrecodeⅡ」のアイコンをダブルクリックして「xrecodeⅡ」が開いたらカウンターが0000になるのを待って強調された数字をクリックし、ALACのラジオボタンに☑を入れます。
次にALACの文字の後ろのスパナのマークをクリックすると詳細設定画面が出ますのでそこで「外部実行ファイル(refalac.exe)」の前のラジオボタンに☑を入れ、更に後ろの「設定」のスパナのマークをクリックして下さい。
ALACの詳細設定画面が開きますので、外部ツールの場所の一番右の赤枠の部分をクリックして先ほど保存したファイル「x86」の場所をたどって「refalac.exe」を選択して下さい。
更に赤で囲った24ビットオーディオと32ビットオーディオ、そしてMP4の部分に☑を入れて、最後に一番下のサンプルレートのスライダーを右に移動して96000Hzになるようにして「OK」を押して下さい。
以上でALACの外部ツールの設定が完了しました。これでFLACの24bit/96kHzのハイレゾ音源はALACの24bit/96kHzに変換できるようになりました。
2.ALAC(Apple Lossless Audio Codec)に変換したファイルをiTunesに登録するにはどうすればいいのか?
それでは早速、SONY moraからダウンロードしたFLACファイルの「fripSide」の「infinite synthesis 2」のハイレゾ音源(24bit/96kHz)を変換してみましょう。
出力先はライブラリの中のミュージックフォルダに「infinite synthesis 2(ALAC)」というフォルダを作成してみますが、このフォルダをそのまま<ライブラリ>⇒<ミュージック>⇒<iTunes>⇒<iTunes Media>⇒<iTunesに自動的に追加する>のフォルダの中に貼り付けてiTunesを起動すればiTunesのライブラリに自動的に追加されます。
「フォルダの追加」をクリックしてFLACファイルの「infinite synthesis 2」を選択して、出力先を先ほど作成したフォルダに設定します。後は右下の開始ボタンをクリックすれば変換が開始されます。
変換中は下図のようなインジケーターが表示されますのでそれを眺めていれば数十秒から1分程度(PCのCPUの性能によって異なる)で変換が完了します。
先程作成したライブラリ→ミュージック→iTunesのフォルダの中身は下図ようになっています。後はこのフォルダを<切り取り>して<iTunes Media>⇒<iTunesに自動的に追加する>のフォルダの中に<貼り付け>てiTunesを起動すればiTunesのライブラリに自動的に追加されます。
下図のフォルダのところへカーソルを当てて右クリックから<切り取り>を選択する。
<iTunesに自動的に追加する>のフォルダに貼り付けをしてiTunesを起動すると
1分~2分ほどで自動的にライブラリに追加される。
iTunesを起動して1分ほどで下図のようにライブラリに保存されているのが
確認できました。
どうですか?思ったより簡単ですよね。ALACは可逆圧縮ですから音質的にはFLACファイルと全く同じです。またiTunesのライブラリに入っているのでiPhoneに転送するときは自動的にAAC 256kbps(16bit/44.1kHz)に変換して転送することも出来ます。
同期したiPhoneを見てみると下図のように完全に同期されています。
このソフトはmp3にも変換するこが出来ますが、その際には<lame.exe>を導入しなければなりません。また通常のAACは予め本体に入っていますが、Nero AACなどを使いたい場合も別途コーディックの導入が必要になりますので、その際は下記の<k本的に無料ソフト>の<xrecodeⅡ>のページを参照下さい。
音質などのチェックにはDAC:FOSTEX HP-A4、ヘッドホン:SENNHEISER HD598を使っていますが、このDACとヘッドホンはとても相性が良いのでPCオーディオの素晴らしさを存分に堪能できます。
皆さんも是非この組み合わせでハイレゾ音源を楽しんでみては如何でしょうか。
解像度が高く、開放感のある音はハイレゾ音源の繊細で滑らかな音を存分に引き出してくれます。この組み合わせで聴くJPOPやアニソンは絶品ですよ。南條愛乃さんの高くて綺麗なボーカルが更に美しく聞こえます。
コメント
コメント一覧
勉強させて頂いております。
最近ハイレゾのファイルをダウンコンバートして iPhone6 Plus に iTunes 経由で
24bit / 48kHz のALAC形式で転送して楽しんでおります。
「2014年12月17日 CDをハイレゾ化する」のハイレゾファイルの具体例で
24bit / 48kHz がハイレゾに入っているので、私は iPhone6 でハイレゾを
聴いていると気付きました。 iPhone もハイレゾ再生できているのですね。
昔買ったCDをリッピングした16/44.1より最近買ったハイレゾファイルを
24/48に変換した方が音が良い気がします。この場合、ビットレートの差だけ
でなく、保存されているマスターから現在の技術でデジタル化してますので
良くなる可能性があるのかと素人ながら期待しています。
これ以上ビットレートを上げると iTunes には入りますが、iPhone 転送時に
弾かれるようです。
引き続き勉強させて頂きます。
どうぞよろしくお願いします。