北朝鮮は迷惑極まりない厄介な存在。という事は、これまでも、世界中の多くの人が思っていた事です。
そして今日、「馬鹿じゃなかろうか?」ではなく、本当に「馬鹿か!」と言わざるを得ない水爆実験に及んだというニュースが報じられました。
実験場は、北朝鮮の自国領土内との事ですが、彼らは、核爆発が及ぼす放射能汚染の影響をいつになれば理解出来るのですかね。彼らの親しい関係にあった旧ソ連邦のチェルノブイリ原発事故や、我が国の福島原発事故などは、いくら国際社会と乖離している国家とは言え、当然知っている事でしょう。そして、今回は「水爆」だと言っている。地下実験場だから大丈夫なんて事は無い。しかも、広島型原爆の3千倍と云われる「水爆」の実験だ。一歩間違えれば、自国(のみならず周辺国も)が消えてなくなる。
1954年のビキニ岩礁での水爆実験の影響が今現在もまだ続き、60年以上経ってもそこへ立ち寄れないことを、何故、北朝鮮の人間は普通に理解出来ないのだろうか。彼らの脳みそは本当に腐っているとしか思えない。それが例え、水爆と言う名の実際は原爆であったにせよ、自国領土をまたしても放射能で汚染する。隣国にも影響を及ぼす。ますます嫌われる。・・・破滅思考から抜け切れないでいる、本当に愚かな政治を行う国だ。
こういう国を支援するなんて絶対に出来ない事だが、結局、彼らは「水爆使うぞ!」を脅し文句として、経済支援を得ようとしている。狂っているが、どの国も手出し出来ないでいるのは、結局、本当にそれを使われることを恐れているから?
いや、そうではあるまい。結局、北朝鮮という存在を利用している、支那、韓国、ロシアなどが、手出しさせるのを拒んでいるからでしょう。こういう馬鹿げた政治を行う国は、何としてでも潰すのが一番早いのに、我が国も「遺憾である」程度しか言えない有り様でしょう。
実験で済んでいるからまだいいようなものを、彼らが、自暴自棄になって、本当に射って来たらと思うと笑える気分にはなれない。正確性を欠こうが、北朝鮮は結構な射程距離を有するミサイルを持っている。搭載技術があるかどうかは分からないが、日本海や太平洋へ向けて「実験だ」と発射したらろくでもない事になる。そんな危険性を孕んでいる国を、いつまで見過ごしているのだろう?
この情報の正確なところを知りたくてNHKニュースを見たけど・・・
水爆は、原爆よりローコストで、衛星での察知も難しい小型化が可能。爆撃機やミサイルへの搭載も原爆とは比較にならない程、やり易い。そして威力は上述した通り原爆の比較にならない程に苛烈。この事をしっかり理解していないと、爆発規模が小さいので水爆は有り得ない、という安易な推測に留まり判断を見誤る。
原爆の3千倍の威力を発揮するとされるなら、ほんの少しの量で、原爆実験程度の爆発が起こせることの裏返し。今日の爆発が小規模だったので水爆は有り得ない、と阿呆な見解を展開する評論家もいるだろうけど、小規模に留める事も可能なのが水爆らしい。そういう事は、軍事評論家なら知っていなければならないのに、知らない人もいるみたい。
北朝鮮の発表を信じる事など出来ないが、「水爆」は以上の様な性質のものである以上、看過して良い筈がない。北朝鮮が「水爆だ」と言う以上、それを前提に物事を考えて、綺麗事抜きに一気にこの国家を叩き潰すべきです。それをさっさと出来ないのであれば、結局、「水爆持ってるぞ」の言葉で脅され、アメリカ合衆国も交渉の椅子に着座せざるを得ない、というのがニュース解説者の見解でしたが、怪説者の此方もそれはそうだと思います。だから、信用出来ない国が「水爆」を持ったと言っているのだから、即座に潰すのが常套手段だと思います。出来ないのでしょうけどね、イラク相手には確証も無いのに潰しに行って、北朝鮮には何も出来ない。アメリカ合衆国のスタンスも一貫性がない。