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放射線量データに異常なし 原子力規制庁1月6日 20時51分
北朝鮮が水爆の実験を実施したと発表したことを受けて、原子力規制庁は、全国の都道府県に設置しているモニタリングポストの午後3時までのデータを公表し、異常は見られないとしています。
原子力規制庁が公表した、6日午後3時までの全国の都道府県に設置している297か所のモニタリングポストのデータでは、1時間当たりの放射線量の値は平常時と変わらず、異常は見られないということです。
また規制庁は、自衛隊機による大気中のちりの収集を効率的に行うため、放射性物質の拡散を予測するシステム「SPEEDI」を使って北朝鮮から一定の放射性物質が放出されたと仮定した予測結果を防衛省に提供するとともに、ホームページなどで公表しました。
それによりますと、上空3000メートルまでの間で放射性ヨウ素などが6日午後10時にかけて日本海上を日本のある南東に向かって広がると予測していますが、規制庁は、一般的に地下の核実験の場合、大気中に放射性物質が放出されることは想定されず、実際に放射性物質が観測されているわけではないことに注意してほしいとしています。
規制庁では7日以降も予測を行って、防衛省にデータを提供することにしています。
また規制庁は、自衛隊機による大気中のちりの収集を効率的に行うため、放射性物質の拡散を予測するシステム「SPEEDI」を使って北朝鮮から一定の放射性物質が放出されたと仮定した予測結果を防衛省に提供するとともに、ホームページなどで公表しました。
それによりますと、上空3000メートルまでの間で放射性ヨウ素などが6日午後10時にかけて日本海上を日本のある南東に向かって広がると予測していますが、規制庁は、一般的に地下の核実験の場合、大気中に放射性物質が放出されることは想定されず、実際に放射性物質が観測されているわけではないことに注意してほしいとしています。
規制庁では7日以降も予測を行って、防衛省にデータを提供することにしています。