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2016年01月06日 14時00分
おたくふかぜ患者数、4週連続で増加- 警報・注意報基準値超の地域続出
流行性耳下腺炎の感染拡大に伴い、注意報(3.0人)や警報(6.0人)の基準値を上回る保健所管内が増えつつある。3週連続で増えた長崎県では、対馬保健所管内で警報基準値の2倍超の15.5人を記録した。
前週に比べて1.7倍の報告数となった宮崎県は「延岡(8.75人)、日向(6.5人)保健所からの報告が多く、年齢別では3−5 歳が全体の約半数を占めた」と指摘。首都圏でも東京などの4都県で軒並み増えており、埼玉県では、幸手(4.0人)と春日部(3.33人)の保健所内で注意報の基準値の3.0人を上回った。
流行性耳下腺炎は、ムンプスウイルスの感染によって耳下腺が腫れる感染症で、気道を介して飛沫感染する。潜伏期は2―3週間。物をかむ時にあごが痛むことが多い。合併症としては、髄膜炎や脳炎、膵炎、難聴などがある。発熱には鎮痛解熱剤の投与を行うなど、治療は基本的に対症療法で、ワクチンの接種が有効な予防方法とされている。
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