転職エージェントから200%手厚い職務経歴書のサポートを受けるための全知識

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
職務経歴書 転職エージェント

「職務経歴書を書くのが難しいんだけど、転職エージェントに見てもらった方がいいのだろうか?」と悩んでいませんか?

私は転職エージェントとして10年近く転職したい方の支援をさせていただいておりますが、結論としては「転職のプロである転職エージェントに相談した方がいい」と考えています。

なぜなら、私が職務経歴書を添削していく中でも、「しっかりと自己分析をして書いたつもりでも、内容が主観的で響かない」「間違ったサイトを参考にしているため、内容がありきたりかつ的外れ」という転職志願者を嫌というほど見てきたからです。それらは質の高い転職エージェントの1回の添削で解決できるものなのでやらない理由がありません。

このページでは私の転職業界の知見を活かして、以下のことをご紹介します。

  • 職務経歴書の添削に強い転職エージェントの選び方
  • 職務経歴書の添削に強い大手転職エージェント2選
  • 特化型のおすすめ転職エージェントと探し方
  • 職務経歴書の添削を受ける時の活用法

全て読めば、あなたの職務経歴書を劇的にブラッシュアップしてくれる転職エージェントを見つけて、活用することができるでしょう。

1. 職務経歴書の添削に強い転職エージェントの選び方

残念ですが、結論から言うと「この転職エージェントに登録すれば、確実に質の高い職務経歴書の添削を受けることができる」という転職エージェントは存在しません。

どういうことかというと、職務経歴書に対する質の高い添削を受けれるかどうかは担当次第なのです。

例えば、どこの企業でも同じですが、超優秀な担当者もいれば、成績の悪い担当者もいるのが事実です。結局、その成績の悪い担当者に当たってしまったら質の高い添削は受けることができないわけです。

ただし、以下のような側面から転職エージェントを評価することで、手厚いサポートが受けれる可能性が高い会社を見極めることができます。

手厚いサポートを受けられる転職エージェントの2つの特徴

手厚いサポートを受けられる可能性を上げるためには、下記の2つの特徴を見て判断することができます。これらが多く当てはまるほど、質の高い職務経歴書の添削が受けれる可能性が高いでしょう。

特徴1. 在籍するコンサルタントの数に対して、求人数・登録者数の比率が低い

当然ですが、転職エージェントのコンサルタントがどんな凄腕でも、担当する求人数が多ければ、転職志願者へのサポートはどうしても手薄になります。

なので、当然その会社が保有する求人数は会社選びの際には重要ですが、職務経歴書添削などのサポートを受けるという点では、求人数の多さが絶対条件ではないと言えるのです。

例えば、最大手の『リクルートエージェント』は求人探しを含めたトータルサポートでは抜群におすすめですが、コンサルタント1人あたりの担当案件数は非常に多く、手厚くサポートは他社と比べて難しいと聞きます。

そのような点から、大手だけでなく中小も含めて転職エージェントを検討することをおすすめします。

特徴2. 案件の単価(求人の年収)が高い

転職エージェントの収益源は、転職者の年収に応じた成果報酬です。

なので、案件の単価が高いほど成果報酬も大きいため、担当コンサルタントもより一層サポートに力を入れる傾向にあります。

年収500万以上など自分のキャリアに自信のある人は、手厚いサポートが受けられる可能性は高まるでしょう。

2. 職務経歴書の添削に強い大手転職エージェント2選

先ほどの条件を満たしており、さらに業界での評判・口コミを加味して大手の転職エージェントを2社ピックアップしました。

どちらか1社に登録しつつ、3章でご紹介する中小規模の転職エージェントをもう1社登録しておけば、職務経歴書対策は万全でしょう。

2-1. 総合的におすすめなのは『パソナキャリア』

スクリーンショット 2016-01-06 1.16.20

パソナキャリア』は、求人件数はリクルートやDODAといった大手には届かないものの、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。

パソナの社風自体が「利益よりも社会貢献」を重要視しているため、それが社員にも浸透し、利益追求のための紹介ではなく、親身な転職者サポートを実現しているのかもしれません。

口コミ・評判

名前 さん(30歳)
評価:★★★★★5
超がつくほど親身な対応をしてくれました。
アドバイスも的を得ていて、細かく丁寧でした。
求人も自分の求めていた条件を汲んでしっかりと見つけてくれましたし、面接対策もしっかりとしてくれました。
こういうのは担当のコンサルタント次第かと思いましたが、周りの友人もパソナで転職を決めており、評判もいいので全体としてレベルが高いのかと思います。

2-2. 自分のキャリアに自信のある人は『JACリクルートメント』

JACリクルートメント

『JACリクルートメント』は、発祥がイギリスの外資発の日系転職エージェントで、グローバルのハイキャリア案件に強いという背景があり、基本的にキャリアに自信のある人向けのサービスです。

案件としては、外資系の高年収・ハイキャリア案件が多いので、自分のさらなるレベルアップを目指そうという人にも最適です。

前述の通り、単価が高く転職エージェントの成功報酬も大きいため、コンサルタントも1人1人に対して職務経歴書の添削など手厚くサポートをしてくれます。外資に強いので、英語の職務経歴書などの対策も万全です。

口コミ・評判

名前 さん(26歳)
評価:★★★★☆4
とにかく親身になって考えてくれていることがよく分かる対応だった。
求人情報に対するこちらのフィードバックに対して、新たな提案をしてこようとする姿勢はとても好感が持てた。様々な提案があり、いいものも気に入らないものもあったが、それでもなんとかクライアントに応えようとする姿勢は、こちらも頭がさがる思いだった。
特に、他のエージェントとの比較において、クライアントに親身な姿勢というのは際立っていた。
紹介してくれる案件も、非常にこちらの希望に近いものが多く、その意味でも、助かった。職務経歴書もしっかりとアドバイスしてくれて、自分だけでは気づかない部分も指摘してくれてさすがはプロだなと思った。
結果的には、このエージェントの紹介案件ではないところに転職したが、それでも、嫌な顔せず、祝福してくれたことは当然といえば当然だが、好印象しかない。
公式サイトを見るhttp://www.jac-recruitment.jp/

3. 中小規模を含んだ特化型の転職エージェントを探すのもおすすめ

特にITやアパレル、外資コンサルなど専門性が高い業界、女性・第二新卒など独特の悩みがある転職に関しては、業界やニーズに特化している中小規模の転職エージェントを選ぶといいでしょう。

そのような特化型の中小規模の転職エージェントもおすすめする理由としては2点あります。

  • 業界に特化しているだけ、転職志願者の専門的なニーズにも応えることができる
  • 中小規模だとは転職志願者も大手ほどこないため、1人にかける労力が大きい

なので、以下に、求人数・サポートの口コミを加味したおすすめの業界特化型エージェントと、その他にも中小規模の転職エージェントを探したい方向けの方法をご紹介します。

3-1. おすすめの業界・ニーズ特化型エージェント

中小規模の転職エージェントは数多く存在し、どこのエージェントが職務経歴書に対して手厚いサポートを受けることができるか自信を持っておすすめすることは難しいです。

ただし、その中でも私が知っている範囲ですが、業界でも評判のいい特化型エージェントのおすすめは以下のとおりです。自分の業界・ニーズに合うところに登録すれば、いいサポートを受けれる可能性は高いでしょう。

  おすすめエージェント
IT(エンジニア) レバテックキャリア
IT(プロマネ中心) アクシスコンサルティング
デザイナー コンフィアック
人材業界 プロフェッショナル・サーチ
マスコミ・広告 マスメディアン
外資 ムービン
アパレル クリーデンス
第2新卒 マイナビジョブ20’s
女性 ウーマンウィル
管理職エグゼクティブ ビズリーチ

3-2. 中小規模で良質な転職エージェントを探す方法

「さきほどのおすすめを見てみたけど、自分にはいまいち合わなそう…」という人は、別の良質な転職エージェントと出会う確率を高める探し方があるのでご紹介します。

転職エージェントサーチを利用して探す

会社単位ではなく、担当の転職エージェント単位で探すことができる「転職エージェントサーチ」を使うことで、自分のバックグランドに近い人・その業界に詳しい人を指名してサービスを受けることができます。

転職エージェントサーチは、以下の3つがおすすめです。全て使ってもみてもいいですし、「30代以上の人は、『enミドル転職』」「ハイキャリアの人は『キャリアカーバー』のように目的に合わせて使うと時間短縮になるでしょう。

『マイナビエージェントサーチ』

マイナビエージェントサーチ

『enミドルの転職』(30代以上の人におすすめ)

enミドルの転職

『キャリアカーバー』(ハイキャリアの人におすすめ)

キャリアカーバー

探す時の2つのポイント

  • 担当の人の経歴を確認する。「自分と近い経験をしてたことがあるか」「自分の業界の経験が豊富か」を注意して見るといいでしょう。
  • その会社の社長の経歴を見る。大手人材会社から独立している場合は、社内にしっかりとしたノウハウがある確率が高いです。

4. 職務経歴書の添削を受ける時の3つのポイント

4-1. 事前に自己分析をしっかりする

「【完全版】プロが教える抜群に好印象な職務経歴書の書き方」でも説明していますが、受かる職務経歴書を書くためには事前に自己分析をしっかりと行うことが重要です。

転職エージェントとの面談時間を有意義に使うためにも、最低限自己分析だけは事前に時間をかけて行い、その分析結果も担当者にフィードバックをもらうとよいでしょう。

自己分析の方法は「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」に、具体的な手順とともにご紹介しているのでご参考ください。

4-2. 最低限のポイントは事前に押さえて、重要なことに時間を使う

『enミドル転職』が実施した「Q.求職者自身で作成された職務経歴書、提出前にどこを直す必要がありますか?」というアンケートによると、以下の様な結果が出ています。

  • 1位:レイアウト(56%)
  • 2位:分量(48%)
  • 3位:どのような役割を担ったのかということ(47%)
  • 4位:業務内容(46%)
  • 5位:結果についての評価や効果(38%)

1位、2位の「レイアウト」「文量」などは、職務経歴書にある当たり前のルールを事前に知っておくことで、転職エージェントに無駄な指摘をしてもらうなく、重要なポイントに絞って添削を受けることができます。

このようなプロの力を借りずとも自分でできることは「【完全版】プロが教える抜群に好印象な職務経歴書の書き方」を参考に事前にしっかりとしたものを作っていきましょう。

4-3. 初回面談時に転職エージェントのモチベーションをしっかり上げる

「職務履歴書の添削だけ受けたいと言わない」などの当たり前のところから、「すぐに転職しようとする意思をアピールする」など、担当の転職エージェントに対してのモチベーションを上げる必要があります。

コンサルタントも人間ですので、好き嫌いもあれば、やる気に差が出てくることもあります。そのため、手厚いサポートを受けるには、コンサルタントをやる気にさせることが重要なのです。

詳しいテクニックは「転職エージェントを本気にさせる!面談成功のための全知識」に具体的にご紹介してますのでご参考ください

5. さいごに

質のいいサポートを受けれるかどうかは、転職エージェントの会社というよりも担当するコンサルタントによるところが多いです。

ですが、その確率を上げることは出来ます。この記事を参考に少しでも質の高い職務経歴書を作るためのサポートを受ける手助けになれば幸いです。

繰り返しになりますが、結論として職務経歴書に強い転職エージェントは以下の通りです。

<大手で職務経歴書に強い転職エージェント>

パソナキャリア』・・・総合的におすすめ

『JACリクルートメント』・・・キャリアに自身のある人におすすめ

<中小規模を含んだ特化型のおすすめ転職エージェント>

  おすすめエージェント
IT(エンジニア) レバテックキャリア
IT(プロマネ中心) アクシスコンサルティング
デザイナー コンフィアック
人材業界 プロフェッショナル・サーチ
マスコミ・広告 マスメディアン
外資 ムービン
アパレル クリーデンス
第2新卒 マイナビジョブ20’s
女性 ウーマンウィル
管理職エグゼクティブ ビズリーチ

<自分で探す際に参考にしたいエージェントサーチ型サイト>

ぜひ参考にしていただき、納得のいく転職活動をしてください。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket