輸出苦戦の韓国自動車業界、昨年の国内販売11%増

海外は1%減

 韓国の自動車メーカーは昨年、国内販売が好調だったものの、輸出では苦戦した。国内販売台数は前年比11%増の157万9700台(速報値)だったが、海外での販売台数は1%減の743万1500台だった。

 現代自動車は国内で4%増の71万4121台を売り上げた。ソナタが2年連続でベストセーリングカーとなり、国内販売の伸びをけん引した。しかし、中国市場での販売が減少し、海外販売全体でも0.6%減少した。起亜自動車は国内販売台数が13%増の52万7500台で、創業以来初めて50万台を突破した。ソレントなど主力SUVの好調が貢献した。

 韓国GMは国内で15万8404台を売り上げ、2002年の会社設立以来で最高を記録。双竜自動車も過去12年で最多の9万9664台を売り上げたが、輸出は37%落ち込んだ。

 ルノーサムスンは小型SUVの日産ローグ(日本名・エクストレイル)の輸出が前年の2万台余りから11万台余りへと急増し、販売台数が全体で66%伸びた。

ユン・ヒョンジュン記者
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