2004年10月20日

マリみてキャラの身長を脳内設定する

ごきげんよう、藍ノ花 恵師でございます。

先日、『マリみてDB』さんの掲示板で「マリみての各キャラの身長をどのようにイメージするか?」という話題が立っていました。
原作で具体的な数字が示されているのは細川可南子の179cmだけですし、何も原作者側が無理に設定を決める必要は無いのは確かです。
しかし、読者が個人的にイメージするのは勝手ですし、そういう未設定の事柄を予想するのも作品を楽しむ方法の一つです。
よって、わたくしも「マリみてキャラの身長」を脳内設定することに。

まず、設定の対象とするのは『水野蓉子』『鳥居江利子』『佐藤聖』『小笠原祥子』『支倉令』『福沢祐巳』『島津由乃』『藤堂志摩子』『二条乃梨子』『松平瞳子』『細川可南子』の11人。
設定は、各キャラのイメージ(別名:妄想)、原作の描写、原作イラストやアニメを元に行う。
ただし、イラストは描き方による相違、アニメはキャプ画像等のみの判断しかできない(アニメ放送地域外orz)ため、イメージの補完程度にとどめる。
また、原作は全18冊を読み返す時間的余裕が全く無いため、記憶に頼ることになる。
よって、今回の設定はきちんとした分析によるものではなく、あくまでイメージ重視とし、かつ、現実離れしないリアリティーのある設定にする。

それでは、各キャラの身長の設定を具体的に行う。

まず、各キャラ間の比較から。

【一年生】 可南子 >>越えられない壁(笑)>> 乃梨子 > 瞳子
乃梨子は「平均的」、瞳子はどちらかというと「小柄」のイメージがある。
この世代は可南子を別として、大きいというイメージは全く無い。

【二年生】 志摩子 > 由乃 > 祐巳
志摩子は絵では割と背が高く見えるし、「美人」の条件としてある程度の身長はあると思われる。
また、原作『黄薔薇革命』において、祐巳は由乃を「小柄」と評している。一般的に、自分より大きい者を「小柄」とは評しないので、由乃は祐巳より小さいとも言える。
ただ、イラスト等では、ほとんど由乃の方が背が高く描かれている。これは、由乃が手術後『スーパー由乃』となって成長し、祐巳を追い越したと勝手に解釈する。
いずれにしても、この二年生世代は平均を大きく逸脱するとはイメージできない。

【三年生】 令 > 祥子
この二人は平均よりかなり高いイメージだが、令は「少年のようだ」と評されることと、絵では若干祥子より高く描かれていることから、このように設定する。

【前薔薇さま】 聖 > 蓉子 > 江利子
この中では、絵などにより聖が一番と判断する。また、志摩子と同様の理由で蓉子にもある程度の身長を要求する。
この世代は江利子を含めて三人とも、平均よりは高い部類に入るだろう。

次に、異世代間の比較。

祥子 > 蓉子 > 祐巳 > 瞳子
まず、瞳子がここに入っているのは、あくまで祐巳との比較のためだけで、他に意図があるわけではない事を断っておく。
祥子のイメージと、蓉子が祥子を見上げるイラストがあり、祥子を上位にする。

令 > 江利子 > 由乃
成長をしているとはいえ、まだ途上で、2歳年下の由乃は江利子よりも低い。
だが、由乃は令の従妹でもあり将来的には江利子を抜く可能性もあるが、ここでは関知しない。

聖 > 志摩子 > 乃梨子
ここは、特に言うことは無い。

その他の比較。

令 > 聖 > 祥子
ここは、非常に微妙な差であろうが、令のイメージから聖よりわずかに高いと設定する。

祐巳 > 乃梨子
これも、二人の「平均的」というイメージから差は微妙だが、学年差でこのようにする。

以上の結果を元にして次のように並べる。

可南子 > 令 > 聖 > 祥子 > 蓉子 > 江利子 > 志摩子 > 由乃 > 祐巳 > 乃梨子 > 瞳子

次はいよいよ具体的な数字に入る。

まず、冒頭にもある通り、原作で明らかなのは可南子の179cmだけである。これは、平均から大きく逸脱した数字であり、これを基準にすることは難しい。
また、わたくし自身(男)は180cmで、実際、女性の身長で160cm後半でも高いと思うが、それはあくまで「相対的に高い」と思うだけであり、名実ともに高いと思えるのは170cm以上である。また、小柄の判断としては155cm以下くらいであろうか。
このような、数字と見た目の高い低いの感覚は、見る人自身の身長によっても異なってくる。
そこで、ある程度客観的な基準を示すため『平成15年度高校二年生女子の平均身長157.7cm』(文部科学省調べ)により、「平均」の代名詞である福沢祐巳を158cmと設定する。

祥子・祐巳の身長差は10cmくらいと思われ、令・由乃も同様と思われる。
聖・志摩子の差は、前述二組程は無く、志摩子・乃梨子の差はさらにもうすこし少ない。
可南子の身長を突出させるために、二番目の令とはそこそこ差をつける。
二年生世代と前薔薇さま世代の、各世代の中での身長差はほぼ等間隔と思われる。
前薔薇さま世代は総じて高身長で、三年生世代はさらに平均を上回り、二年生世代はほぼ平均に近い。

以上のことなどから、各キャラの身長は次のように設定。

179cm 細川可南子
170cm 支倉令
169cm 佐藤聖
168cm 小笠原祥子
166cm 水野蓉子
164cm 鳥居江利子
162cm 藤堂志摩子
160cm 島津由乃
158cm 福沢祐巳
157cm 二条乃梨子
154cm 松平瞳子

注:これは、あくまでわたくし藍ノ花 恵師の脳内設定です。

アニメやイラストの集合絵などのイメージからすると若干低く感じるが、集合絵自体が非常に高すぎる感があり、現実的にはこれくらいでないかと思われる。

それにしても、こうして見てみるとある程度予想はしていたが、山百合会はかなり身長が高い集団である。
それぞれのキャラの美貌も含めると、そりゃ祐巳ちゃんじゃなくてもビビるってば。
Posted by 藍ノ花 恵師 at 18:39 このブログの読者になる 更新情報をチェックする
Comment (1) ] [ TrackBack (0)
この記事へのコメント
良くここまで計算できましたね。
でも、僕としては、乃梨子ちゃんの方がドリルより背が低いような気がする・・・。
後、由乃さんと祐巳さんは、157cmぐらいで同じ高さだと思うな・・・。

で、結局は可南子はデカイと言うことで・・・。
Posted by ウルティモ at 2004年10月20日 19:13
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