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トヨタ設立の人工知能の会社に元グーグル幹部ら
1月6日 14時30分

トヨタ自動車は、今月アメリカのシリコンバレーに設立した人工知能を研究する会社に、元グーグルの幹部らが加わったことを明らかにし、自動運転の開発に欠かせない人工知能の研究を加速させる考えです。
トヨタ自動車は5日、アメリカのラスベガスで記者会見を開き、シリコンバレーに今月設立した人工知能を研究する会社の概要を発表しました。
それによりますと、研究メンバーには、アメリカのIT企業グーグルでロボットを開発していた部門のトップのほか、自動運転を研究しているマサチューセッツ工科大学の教授などが加わるということです。
また、研究に対する助言を行う諮問機関には、前駐日アメリカ大使のジョン・ルース氏のほか、自動掃除機のメーカー「アイロボット」を創設したロドニー・ブルックス氏らがメンバーに就任します。
トヨタは、今後5年間に10億ドル(日本円でおよそ1200億円)を投じ、車の安全性を高めるための自動運転技術や、ロボットなど幅広い分野に応用できる人工知能の研究開発に取り組む方針です。
新会社のギル・プラットCEO=最高経営責任者は「世界トップレベルの才能ある人が加わってくれて感激している。最先端の技術を開発するため、今後も優秀な人材を集め、研究を加速したい」と話していました。

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