東京消防庁が新春恒例の出初め式
2016年1月6日12時4分 スポーツ報知
新春恒例の東京消防庁の出初め式が6日、東京・江東区の東京ビッグサイトで開かれた。自然災害による孤立地域や高層ビルでの救助活動にあたる航空専門部隊「エアハイパーレスキュー」が発足し、訓練に初めて参加した。
冒頭、高橋淳消防総監は「首都直下型地震やテロによる災害への対応に万全を期し、世界一安全で安心な東京に向けて全力を尽くしたい」と抱負を述べた。
消防隊員ら約2800人のほか、消防車など約160台を動員。大規模地震への対応訓練では、都の姉妹友好都市であるインドネシア・ジャカルタの救助隊員5人も参加し、倒壊した建物からけが人を救出した。
また、東京五輪開催を記念した5色の一斉放水や、江戸時代の「火消し」文化を伝える伝統のはしご乗りも披露して、観客を沸かせた。