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中国東北部 多くの住民が「揺れ感じた」
1月6日 16時07分

中国東北部、吉林省の北朝鮮に近い地域では、揺れを感じる住民が多く出ています。
このうち、吉林省長白県の北朝鮮との国境のすぐそばにあるホテルの従業員の女性は、NHKの電話取材に対して「パソコンや机が音を立てて揺れ、水を入れたコップもはっきりと揺れていました。ほかの国が北朝鮮に核実験をさせないようにしていると思っていましたが、どうして核実験を行ったのか理解できません」と話していました。
また、吉林省安図県の北朝鮮との国境からおよそ50キロ離れた場所に住む男性も取材に対して「建物の6階で座ってパソコンを見ていたところ強い揺れを感じた。部屋で寝ていた子どもが目を覚ますほどでした」と、当時の様子を話しています。そして北朝鮮が水爆の実験を行ったと発表したことについては「北朝鮮がこんなことをすると、中国の人々は不安で、とても心配になります。もちろん核実験をやめてほしいですが、私たちが何を言ってもどうにもならないでしょう」などと話していました。
また、中国のインターネットのニュースサイトでも揺れを感じたなどとする住民の声を伝えていて、中には、揺れの影響で地面にひびが入ったなどとする写真も掲載されています。

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