あけましておめでとうございます。
さて、新年早々南国沖縄からビッグなニュースが飛び込んできました。
なんと沖縄美ら海水族館で「ホオジロザメ」の展示が始まったそうです。これは間違いなく「2016年おすすめ水族館」No1.は間違いないですね。
ホオジロザメってなに?
サメの中では一番有名ですよね。ジョーズのモデルとなっことでも有名な「海の殺し屋」です。ジンベイザメと人気を二分するほどのホオジロザメですが、実は水族館で見ることはほとんどできません。
なぜなら、飼育することが非常に難しいからです。水族館の魚類飼育係の中でも3大展示してみたい魚類のホオジロザメ(他はシーラカンス、カジキマグロかな)。ホオジロザメを水族館の水槽で飼育展示しお客様に見てもらうことは、飼育係の長年の夢でもあるのです。
ホオジロザメの飼育&展示は超難しい
理由はいくつかあるのですが、何といってもホオジロザメの性格が超神経質なことです。見た目は獰猛そのものに見えますが意外ですよね。神経質な性格のため捕獲したときにショックで死んだり、暴れすぎて体に傷ができて死ぬことも。運よく傷がつかずにイケスや水槽に運ばれても、餌を食べずに死亡。と、飼育することは非常に難しいのです。
日本の水族館だけでなく、世界各国の水族館がホオジロザメの飼育に挑戦してきました。しかし、一番長く飼育できた記録でも198日(アメリカ・モントレー水族館:弱ってきたために海に放流)、日本ではたった3日しか飼育することができていないのです。
美ら海水族館でホオジロザメを展示
そんな飼育&展示が難しいホオジロザメですが、なんと2016年1月5日より沖縄美ら海水族館で始まったそうです。Twitterでも話題になっていますね。
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
生きているホホジロザメ、今なら見れます。沖縄!
#ホホジロザメ
#ホオジロザメ
#沖縄美ら海水族館
#GreatWhiteShark pic.twitter.com/88mj19xKlY
— sharky sharky (@shark_sokuhou) 2016, 1月 5
飼育2日目も生きているようです。
2日目の今朝もホホジロザメ生存中!
♯ホホジロザメ
♯ホオジロザメ
♯美ら海水族館 https://t.co/xEukcJYXkQ
— sharky sharky (@shark_sokuhou) 2016, 1月 6
水族館業界ではホオジロザメの展示ができるのは美ら海水族館だけだろうと言われているぐらい設備も技術も高い水族館です。またホオジロザメを捕獲できる海から近いことや輸送できる手段を持ち合わせていることも成功させるための大きな要因となっています。美ら海水族館はジンベイザメをはじめ多くのサメを飼育していますし、ホオジロザメも何度か飼育してきた歴史もあります。
是非頑張ってもらいたいですね。また情報が入りましたら紹介したいと思います。