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首相 「重大な脅威」制裁強化など検討
1月6日 12時56分

首相 「重大な脅威」制裁強化など検討
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安倍総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し、北朝鮮が北東部で初めての水爆の実験を行ったと発表したことについて、わが国の安全に対する重大な脅威だとして強く非難する考えを示したうえで、制裁の強化などを検討する考えを示しました。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、現地時間の正午、日本時間の午後0時半から「特別重大報道」として臨時ニュースを伝え、日本時間の6日午前10時半、北東部で初めての水爆の実験を行ったと発表しました。
これについて安倍総理大臣は、午後0時50分ごろ、総理大臣官邸で記者団に対し、「今回の北朝鮮による核実験の実施は、わが国の安全に対する重大な脅威だ。断じて容認できない。強く非難する」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「これまでの国連安保理決議に明白に違反し、国際的な核不拡散の取り組みに対する重大な挑戦だ。今後、わが国としては、安保理非常任理事国として、国連安保理における対応を含めて、アメリカ、韓国、中国、ロシアと連携しながら、断固たる対応をとっていく」と述べ、制裁の強化などを検討する考えを示しました。
これに先だって政府は、総理大臣官邸で安倍総理大臣のほか、麻生副総理兼財務大臣、岸田外務大臣、中谷防衛大臣らが出席して、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開き、情報の分析を行うとともに、今後の対応などを協議しました。

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