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北朝鮮 特別重大報道の実施を予告
1月6日 11時45分

韓国の気象庁は、6日午前10時半ごろ、北朝鮮の北部、ハムギョン北道キルジュ郡で、人工的な揺れを観測したと明らかにし、核実験の可能性もあるとみて分析を急いでいます。一方、北朝鮮は、日本時間の午後0時半から特別重大報道を行うと予告しています。
韓国の気象庁は、6日午前10時半ごろ、北朝鮮の北部、ハムギョン北道キルジュ郡で、マグニチュード4.3の人工的な揺れを観測したと明らかにし、「人工的な揺れであることは確実で、核実験の可能性が高いとみられる」として、詳細についてさらに分析を進めています。
揺れが観測された地域は過去に北朝鮮が核実験を行ったことがあります。
一方、北朝鮮の国営メディアの報道を分析しているラヂオプレスによりますと、北朝鮮は、北朝鮮時間の正午(日本時間の午後0時半)から特別重大報道を行うと予告しています。
どのような放送を行うかは今のところ、明らかにされていません。
韓国の情報機関は「最近まで核実験の兆候はなかった」としていて、韓国の大統領府は6日正午から緊急の国家安全保障会議を開いて、情報の把握を急ぐとともに今後の対応について協議することにしています。
また、中国地震台のウェブサイトは、6日午前9時30分(日本時間午前10時30分)、北朝鮮でマグニチュード4.9の揺れを観測し、震源の深さは0キロで、爆発の疑いがあると伝えています。

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