ファッションが好きだからこそ伝えたいこと
モノを少しづつ減らして改めて気づくこと。私はファッションが好き。だからこそ、書いておかなければいけないことがあります。
それは「ファッションが全てではない」ということ。
以前にも紹介した、斎藤薫さんの本にこんな一節があります。
いつも思う。人って、オシャレすればするほど”ヒマそうに見える生き物”なのだってこと。たとえばだけれど、ネイルアートに凝りまくれば、それだけで”ヒマしてる女”に見えてしまう。髪型がいつもめまぐるしく変わる人、いつもやりすぎなくらいスキのないオシャレをしている人って、やっぱりいろんな意味で”ゆとり”ありすぎの女に見えてしまう。
もちろん”自分に手間をしっかりかけること”を揶揄するつもりなどない。でも、美容ばっかりしている女には見られたくないだろう。オシャレばっかりしている女には見られたくないだろう。それは同時に”何も考えてない女”をイメージさせ、同時にちょっと”退屈な女”をイメージさせてしまうから。
これを読んだとき、ドキっとした記憶があります。「わかる、わかる」と思いつつ、じゃぁ自分はどう?と聞かれるとちょっと目を伏せたくなる感じ。
願わくば「退屈な女」にはなりたくない
大きな鏡で延々と化粧直しをしたり、ヒマさえあれば枝毛を探す姿が可愛いのは10代までだ(と、私は思っている)。
新しい服を買うのなら、どこか新しい場所へ出かけよう!
新しい鞄を買うのなら、知らない土地を旅しよう!
そんな風に自分のライフスタイルを広げていくことが大切だと思っています。私自身、ここ十年単位で見ても、趣味の旅行にはファッションよりも時間やお金を費やしています。
ファッションは自分を支えてくれる
ファッションはときに心と連動します。お気に入りのファッションで自分に自信が持てたり、少し積極的になり出会いを生むきっかけが生まれたり、されど”服”で人生が変わることはあると信じています。
ファッション以外にも大切なことが世の中には沢山あるからこそ、限られた時間や資源を有効に使い、ファッションで自分なりの自己表現をすることがライフスタイルを支えてくれます。
「人生を楽しみ尽くす…」そんな願いを支える手段の一つとして、「退屈な女」にならないためのファッション記事をこれからも書いていきたいと思います^^