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書店関係者不明 英外相「香港で裁くべき」
1月6日 8時44分

書店関係者不明 英外相「香港で裁くべき」
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香港で、中国共産党に批判的な本を取り扱う書店の関係者が相次いで行方不明になり、中国当局に拘束されたのではないかという見方が出ていることに関連して、イギリスのハモンド外相が北京で王毅外相と会談し、香港で問題があれば、中国本土ではなく香港の司法制度の下で裁くべきだという考えを示しました。
この問題は去年10月以降、香港で、中国本土で発行が禁止されている中国共産党に批判的な本を取り扱ってる書店の関係者5人が相次いで行方不明になっているもので、香港の一部メディアは中国の当局によって拘束されたという見方を伝えています。
この問題に関連して、北京を訪れているイギリスのハモンド外相は5日、王毅外相と会談したあと、「関係者が何かの罪に問われるのならば香港の中で裁かれることを望む」と述べ、香港で問題があれば、中国本土ではなく香港の司法制度の下で裁くべきだという立場を示しました。
また北京のイギリス大使館も会談に合わせて、「中国当局が香港の出版業界の環境を保障するよう努力することを望む」とする声明を発表しました。
これに対し王外相は、中国当局が拘束したかどうかは言及しなかったものの、「関係者は第1に中国国民だ。無意味な推測をする必要はない」と述べ、イギリスがこの問題に干渉しないようけん制しました。

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