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最近まで自覚が無かったのだが、筆者は美意識が高い部類の人間であるようだ。
幼少から他人に写る自分の姿は気になっていた。対人関係でも外見からのイメージで相手と自分が合うか合わないか概ね確信してしまう節がある。
また自身が醜い者である場合と美しい者である場合を比べれば前者の方が何事に対しても断然にモチベーションが高く持てると思うのだ。
それは誰もが同じようにそう思い、感じている当たり前の価値観であると思っていたため気に止めなかったのだが、どうやらマイノリティーのようだ。
後期思春期の頃、筆者は自身の外見の変化に惑った。年齢とともに肥厚する肌や骨、詰まるような重く低い声、肌から分泌される皮脂、痩けた頰、硬くうねる髪は筆者を憂鬱にした。
悲観するだけでは能がないので、それらを抑え込む方法を模索するようになったのである。
声についてもそのひとつである。変声後の筆者の声は理想とかけ離れていた。筆者は明瞭で伸びやかな高音を求めた。
前置きが長くなったが、筆者なりに人間の声について述する。
変声後の男性の声帯は確かに女性のそれよりは大きいのだが、1オクターブの差を生ずる程の差では無い。変声とは筋肉のバランスが崩れ、発声法が変わる事で生じるというのが妥当な見方と思われる。
因みにだが、声に関する研究者や文章は実にいい加減であてにならない。声道の長さを計ったり、波形分析したり、難しい理論をこねくり回した挙句あまりに的外れな事を言う。(この際だから恨みを込めて文章に起こした)
結論から言うと輪状甲状筋と声帯筋の筋力が十分ならばほとんどの人間がアルトやソプラノを発声する事は可能である。普通問題になるのは輪状甲状筋である。また小さい筋肉を鍛えるのは難しく、たとえ適切にトレーニングを積んでもすぐにどうにかなるものでない。
男性と女性の声の違いは単に声帯の緊張度に由来する。フオルマントや咽頭共鳴などといった小難しい事に気を揉む必要はない。
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