末期がんに苦しんでいた開発者、痛みや苦しみを『Crashlands』の開発に注ぎ克服。「がんが僕のすべてを変えた」
＜以下、要約＞
アクションRPG『Crashlands』がPC/モバイル向けに、1月21日にリリースされるが、このゲームの開発秘話が話題を呼んでいる。
このゲームの開発会社は、2人の兄弟が中心になって構成されているのだが、2年前に兄のサム氏に悪性リンパ腫が発覚、すでに症状は末期に達しており、治療をはじめなければ数週間で死に至ると医師に告げられた。
しかしサム氏は、病気が発覚する前に製作した『Extreme Slothcycling』という「ロボ掃除機ルンバが落ち葉を集めサンダルを履く」という内容のゲームが自身最後のゲームにしたくないという気持ちから、がんの痛みや苦しみに「くたばれこの野郎」という気持ちをいだきながら、新しいゲーム開発へ没頭していき、病院であろうとも、吐き気に襲われようとも、毎日働いたという。
それから治療を続け、一時症状はよくなったものの、再診察した結果ガンは更に悪化しており、幹細胞の移植や放射線治療など多くの治療を経験し、二度の移植手術を受け、他人の臓器を体に馴染むまでの凄まじい痛みに耐え、1日20錠の薬を飲みながら仕事をこなしていた。
そして、2年間ガンと戦い続けた結果、医師から「信じられないが、自信を持って言える。がんは消滅したよ。」と正式な告知を受けた。
するとサム氏は
“僕は成し遂げたんだ！”
と喜びの声をあげ、それから24時間後に『Crashlands』の発売日が告知した。
もはやゲームの発売を止めるものがなくなったのである。
サム氏は
「“がんが僕のすべてを変えたよ。死ぬかもしれない運命を感じて、自分と向き合って最高の2年間をすごしてきた。不安や鬱、吐き気や頭痛ですら僕のゲーム開発を止められなかった。すべての苦しみをゲーム開発の喜びに変えてやったんだ。がんなんて、ぶっ飛ばしてやればいいんだよ！” 」とコメントしており、サム氏はがんをきっかけに新たなゲーム開発をはじめ、そしてそのがんを克服するという快挙を成し遂げたのだ。
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＜この記事の反応＞
人間の執念っていうのはすごいもんだね
これくらい好きでいられるってことは同時に天才なんだろう
この人にお布施のためにこのゲーム買おうかな
すげぇ・・・
俺もこれくらいの気持ちがあればニートにならずに普通に働いてたのかな
2年間壮絶な治療を続けてゲームを作り上げるとかすごすぎるだろ…
思えも何かひとつくらいここまで必死になって何かやってみれば？
何も言い返せません…
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