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トルコの海岸に難民とみられる多数の遺体1月6日 6時32分
トルコの海岸で5日、ヨーロッパに渡ろうとした難民とみられる34人の遺体が見つかり、ことしもヨーロッパを目指す難民たちが地中海で命を落とす事故が続いています。
トルコの沿岸警備隊によりますと、トルコ西部の2か所の海岸で5日、複数の遺体が見つかり、これまでに子ども7人を含む34人の死亡が確認されたということです。
死亡したのはトルコから隣国ギリシャ東部のレスボス島にボートで向かっていた難民とみられ、救命胴衣を着たまま打ち上げられていました。
地中海では、波が高く水温が下がる冬になっても中東やアフリカからヨーロッパを目指す人が後を絶たず、ことしもボートが転覆して乗っていた難民や移民が死亡する事故が続いています。
IOM=国際移住機関によりますと、去年、地中海を渡ろうとして死亡した難民や移民の数は3771人に達し、おととしより15%増え、過去最悪になったということです。
IOMは「衝撃的で許せない数だ。国際社会は犠牲者が増える傾向に歯止めをかけるため直ちに行動を起こさねばならない」と訴えています。
死亡したのはトルコから隣国ギリシャ東部のレスボス島にボートで向かっていた難民とみられ、救命胴衣を着たまま打ち上げられていました。
地中海では、波が高く水温が下がる冬になっても中東やアフリカからヨーロッパを目指す人が後を絶たず、ことしもボートが転覆して乗っていた難民や移民が死亡する事故が続いています。
IOM=国際移住機関によりますと、去年、地中海を渡ろうとして死亡した難民や移民の数は3771人に達し、おととしより15%増え、過去最悪になったということです。
IOMは「衝撃的で許せない数だ。国際社会は犠牲者が増える傾向に歯止めをかけるため直ちに行動を起こさねばならない」と訴えています。