Twitter、ツイート文字数制限を1万字に変更か 140字の時代が終焉へ
2016.01.06 7:00Twitterがツイートに課している140字の文字数制限を緩和し、1万字に変更することを計画しています。米Re/codeが複数の関係者の話として報じています。
それによると、Twitter社は従来の140字制限より長いツイートが可能となる新仕様を2016年3月末に向けて開発中で、その制限字数は1万字を検討しているといいます。文字数制限緩和の計画自体は2015年9月末に報じられていましたが、今後変更の可能性はあるものの具体的な文字数とスケジュールが明らかになったのは今回が初めてです。もしツイートの文字数制限緩和が実現すれば、Twitterが2015年8月におこなったダイレクトメッセージ(DM)機能における文字制限の1万字への拡張と同様の変更を実施する形になります。
また、現在開発中の仕様では、タイムライン上で閲覧できるツイートは従来通りの140字までで、ツイートをクリックすると続きを読めるようなデザインが採用されているようです。つまり、新仕様に変更されたとしても、タイムラインの外観は概ね維持されることになります。
Twitterは最近、タイムラインの時系列をバラバラにするテストをおこなったり、フォロー数の上限を2000から5000に緩和したりと、さまざまな変革を進めています。2015年10月にCEOに復帰した共同創業者ジャック・ドーシーの指揮下、Twitterは自身の最大の特長だったはずの文字数制限を実質的に廃止することで大きく変化していくことになりそうです。