広島の前田健太投手がドジャースとの契約に合意したと報じられている。米メディアは、8年総額2500万ドル(約30億円)と年俸総額を抑え、年間で最大1200万ドル(約14億4000万円)という大型のインセンティブ(出来高)が盛り込まれていると契約内容について伝えたが、この特殊な形態が注目されている。
衝撃の総額年俸、これまでのMLB大型契約ランキング
地元のドジャースファンも、最大で年間14億円以上という基本給の4倍にも及ぶ成果報酬を大きな話題としており、ツイッター上では「ケンタマエダインセンティブス」というハッシュタグが誕生。正式契約前から出来高の内容を推測する声が続出し、大いに盛り上がっている。
ある米国人ファンは、ツイッターで「サイ・ヤング賞を受賞すれば900万ドル(約11億円)のボーナス」とつぶやいた。日本で沢村賞2度受賞の前田が、MLBの年間最優秀投手に与えられる栄誉を手にできれば、約11億円という高額ボーナスを手にすると予想している。
他には、宿命のライバルとの直接対決での特別報酬を期待する声も上がっている。
「ジャイアンツ戦勝利で10万ドル(約1200万円)、グリンキーとマッドバム相手に勝てば50万ドル(約6000万円)」
このファンは、同じナ・リーグ西地区の名門対決で勝利すれば勝利給、そして、ダイヤモンドバックスにFAで移籍してしまったザック・グリンキー投手、ジャイアンツのエース左腕「マッドバム」ことマディソン・バムガーナー投手との対決を制した場合にもボーナスが出ると“分析”した。
ドジャースを去ったばかりのグリンキーに対する憎しみの感情が渦巻いている様子で、「2016年にグリンキーよりも活躍したら500万ドル(約6億円)」「グリンキーを三振に打ち取ったら100万ドル(約1億2000万円)」というツイートもあった。
2年連続でシルバースラッガー賞を受賞するなど、投手ながら強打で有名なバムガーナーへの対抗意識もファンの間で根強い様子で、「バムガーナーからホームランを打って、バットを放り投げたら500万ドル(約6億円)」という衝撃の“ホームラン賞”を期待する声も出ている。
かつてトルネード投法でメジャーを席巻した偉大なOBと肩を並べるような活躍も前田には期待されており、「ヒデオ・ノモと比較されるたびに5000ドル(約60万円)」と、野茂英雄氏の名前が出るたびにボーナスゲットという意見もあった。
予想はどんどんエスカレートし、途中からは“大喜利状態”に発展。「スペイン語を話せたら5000ドル(約50万円)」という内容から、キューバ人のヤシエル・プイグ外野手の素行不良をネタに「遠征中にプイグの夜遊びを引率すると10万ドル(約1200万円)」「紅白戦でプイグに死球を与えたら1億ドル(約120億円)」というツイートや、アメリカのゴシップサイトを引き合いに出して「TMZと無縁でいられるなら500万ドル(約6億円)」というネタも。予想を楽しむファンの声は、完全に野球から脱線してしまっている。
さらに、ソフトバンクの松坂大輔投手が西武からレッドソックスに移籍する時に話題となった“魔球”にかけて、「彼がジャイロボールや謎のボールを投げられるのかと質問されるたびに5000ドル(約60万円)」というツイートも飛び出した。
「ケンタマエダインセンティブスのツイートは最高だぜ!」
こんなつぶやきも登場しており、異例の契約に対する関心は高い。前田は契約の正式発表前から大きな注目を集めている。
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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