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サウジがイランと外交断絶 警視庁が両大使館など警戒1月5日 17時27分
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サウジアラビアがイランとの外交関係を断絶するなど、中東情勢が不安定化する懸念が高まっていることを受けて、警視庁は都内にあるそれぞれの大使館などのパトロールの回数を増やすなど、警戒を強めています。
警戒強化の対象となっているのは東京・港区六本木にあるサウジアラビアの大使館や、港区南麻布にあるイランの大使館などです。
これらの大使館は通常、民間の警備会社が施設の警戒に当たり、警視庁はパトロールをしていますが、外交関係の断絶を受けて、警察官が訪れる回数を増やし警戒を強めています。
また、都内には、ほかにもサウジアラビアの国立大学系列の語学学校といった関係施設が複数あり、これらの施設についてもパトロールを強化しています。
警視庁は情報交換を密接に行うなど、それぞれの大使館との連携を強化して、不測の事態に備えることにしています。
これらの大使館は通常、民間の警備会社が施設の警戒に当たり、警視庁はパトロールをしていますが、外交関係の断絶を受けて、警察官が訪れる回数を増やし警戒を強めています。
また、都内には、ほかにもサウジアラビアの国立大学系列の語学学校といった関係施設が複数あり、これらの施設についてもパトロールを強化しています。
警視庁は情報交換を密接に行うなど、それぞれの大使館との連携を強化して、不測の事態に備えることにしています。
外交断絶にイスラム教徒から懸念の声
サウジアラビアがイランとの外交関係を断絶したことについて、イスラム教徒向けの商店などがたち並ぶ東京・新宿区の新大久保では、両国の対立が深まることを懸念する声が聞かれました。
イスラム教徒向けの食材などを販売する店を経営するバングラデシュ人の男性は「イスラム教徒同士が暴力で争うのはとても残念です。対立の背景には宗派の対立だけでなく政治的な問題もあると感じます。両国の関係が早く回復してもらいたいです」と話していました。
経営するレストランの買い出しに訪れていたトルコ人の男性は「サウジアラビア側は指導者の処刑によってイラン側の反発を招くことは予想できたはずだ。イラン側も重要な大使館に火をつけるなんて許されない。両国の首脳たちには平和に政治を行う方法を学んでもらいたい」と話していました。
マレーシア人の留学生の女性は「どんな理由があろうと人を傷つけるようなことは許されない。サウジアラビアとイランは平和に話し合うべきだ」と話していました。
イスラム教徒向けの食材などを販売する店を経営するバングラデシュ人の男性は「イスラム教徒同士が暴力で争うのはとても残念です。対立の背景には宗派の対立だけでなく政治的な問題もあると感じます。両国の関係が早く回復してもらいたいです」と話していました。
経営するレストランの買い出しに訪れていたトルコ人の男性は「サウジアラビア側は指導者の処刑によってイラン側の反発を招くことは予想できたはずだ。イラン側も重要な大使館に火をつけるなんて許されない。両国の首脳たちには平和に政治を行う方法を学んでもらいたい」と話していました。
マレーシア人の留学生の女性は「どんな理由があろうと人を傷つけるようなことは許されない。サウジアラビアとイランは平和に話し合うべきだ」と話していました。